消費税やっちまったな

今朝、2019年10-12月期GDP速報値が発表されたが、やっぱり酷い内容だった。台風や暖冬の影響がないとはいわないがまあ消費税増税したらこうなるよね。

項目別にみると、個人消費が実質2.9%減と5四半期ぶりのマイナスとなった。10月からの消費増税を背景に購買意欲が鈍り、個人消費を押し下げた。
設備投資は3.7%減と3四半期ぶりのマイナスだった。民間在庫の寄与度は0.1%のプラスだった。
住宅投資は2.7%減と2四半期ぶりのマイナスとなった。公共投資は1.1%のプラスだった。
輸出は0.1%減だった。米中貿易摩擦のあおりを受けた世界経済の減速などを背景に2四半期連続でマイナスとなった。輸入は2.6%減と3四半期ぶりのマイナスだった。

消費の落ち込みも、たいした駆け込み需要がなかったことを思えばたいがい酷いが、民間設備投資の減少は予想以上ではなかろうか。また外需はそれほどでもないようにみえるが、輸入減少に押し上げられてるだけだった。

本来であればここから少しは持ち直すのだが残念ながらそうならないことはほぼ確定している。COVID19のためさらに消費が落ち込むのはほぼ間違いない。恐ろしいのは消費の落ち込みがCOVID19のせいだけにされてさらなる消費税増税の口実を与えてしまうことだ。それがなければ大きく回復していたのにとか言って。この件がなくてもたいして戻らないのは前回の増税後の経過をみれば明らかなのだが。

間が悪いといえなくもないが、そもそも外需頼みの経済にしてしまったことが間違い。観光地は閑古鳥らしいが、不要不急の外出をする気にもなれないので、英語の勉強に勤しむしかないな。

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