紙風船
昔遊びの道具でよく見られる紙風船!
すぐに破れて壊れちゃうので「もったいないなぁ」って思う方もおられると思いますが、幼児の遊びには結構良いものだと思います。
空気を入れるという作業
空気を入れる時に、吹くときの口を上手く作ることや、吹くときの力の調節など、呼吸をしたり腹圧を、あげたり、色々な事が含まれています。
ご飯の食べこぼしが多かったり、ヨダレが多かったりするような幼児には吹いたり、吸ったりする体験が必要です。
そして膨らんだボールを潰さない力の調節
2歳の次男に最初に紙風船を渡した時は力の調節が難しく、すぐにぺちゃんこにしてしまいましたが、柔らかく紙風船を持ったり、それを潰さないように運んでお兄ちゃんに渡したりできるようになりました。
紙風船を自分の真上に投げて、落ちてきた紙風船をキャッチする
この運動は結構難しいですが、体験しておくと良いかもしれません。ボールをキャッチする時に力が入ってしまい柔らかくキャッチができない幼児には、この紙風船の体験は使えると個人的に思っています。
まず、投げる時に力が入り過ぎて紙風船が潰れないように力の調整をする力、そして、落ちてきた紙風船を柔らかく潰さないようにキャッチする力、紙風船の落ちてくる位置に自分の体や手を動かす力!
紙風船は普通のボールよりも落下スピードが遅くなるので、ボールを捕るという運動の難易度が下がります。ボールキャッチが苦手な幼児は難易度の低いものから入って行った方が良いと思います。
公園に行くと難易度の高いものを無理やりやらせるパパをよく目にするので、まずは簡単なものから、出来そうなものから関わらせてあげると良いかもしれません‼️
昔ながらの遊びや、その道具にも子どもたちの成長をサポートするヒントがまだまだあるかもしれませんね!
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