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ドイツ生活を終えて

日本に帰国して約2週間が経ちました。

ドイツにいた頃は、早く友達や家族に会いてーとか、日本食食べたいなど日本が恋しくなっていましたが、日本に帰国すると、ドイツへ行くことを楽しみにしていた日がつい先日のように思えます。

「あ、もう日本か。」
と、ドイツでの生活が一瞬のように感じました。
それほどドイツでの生活が充実していたんだなと、改めて実感しました。

僕は約1年(正確には10ヶ月半)サッカー留学という形でドイツへ行きました。
ドイツでの生活は、僕の想像を遥かに超えるほど楽しくて辛くてしんどかったですね。 

まず、1番初めに躓いたのは言語ですね。
完全にドイツ語を舐めていました。

勉強をひたすらしていても身についている実感が全くしなくて、かなりストレスになり途中でドイツ語を勉強することに嫌気が差していました。

そんな状況の中、ドイツ語が1番身に付いたと思っているのがバイト先です。

僕がまだドイツ語ができなくて、更にはロックダウンの中、オーナーは採用してくれました。
ベトナム人ですが会話はもちろんドイツ語で、小さな店なので接する機会が多く、オーナーは常に僕に話しかけてくれました。そして僕のドイツ語を理解してくれました。
自然に、オーナーと話すことに躊躇しなくなりました。

ゆっくりではあるけど、ドイツ語は少しづつ上達していき、店のお客さん、新しくバイトに入ってきた同僚、チームメイトには1年も経ってないのにそのドイツ語力は凄いねと言われるほどに成長しました。

ここのバイト先で働くことができて本当に良かったです。

しかし体力的にはとてもきつかったですね。

僕はサッカーでの給料が少なかったので生活費のほとんどはバイトの給料で賄っていました。

バイト先は金曜と土曜は忙しくなるためできるだけ入ってほしいと言われていましたが、金曜は練習があるため土曜日に一日入るようにしていました。

なので試合の前日は10時間働いていました。
10時間働くことに対して少しブラックな感じもしますが、僕としてはサッカーがあったのでOFFの日に沢山稼げるのでそれでよかったです。

しかし日曜は疲労が残っている状態での試合でした。
そこがしんどかったですね。
大学サッカーの時は試合の前日は絶対バイトを入れていなかったので、疲労などなかったのですが、一日バイトした後の試合となると試合後は疲労困憊でした。

そんな日々でもサッカーでは、予想以上の結果を残すことができました。

内容は前回のブログに書いているので是非読んでみてください。

とにかく楽しむことを意識してサッカーをしていたから予想以上の結果を残すことができた。
そう言っても過言ではないですが、このチームメイトに出会えたことも、ドイツでのサッカー生活を充実させてくれた要因と言えます。

チームメイトからは、リスペクトに包まれていました。
格好つけてこんなこと言ってますが、本当です。

試合のメンバーよりベンチ組が熱くなり、毎リーグ戦が全国のトーナメントを戦っているかのような雰囲気でした。
ドイツ語が上手く話せない僕に対しても話しかけてくれていじってくれて、僕に対してだけでなくチームメイト同士が本当に仲が良かった。

キャプテンがスパイクを履けと言うまで馬鹿みたいに話して騒いで、練習後のシャワーではクラブみたいに電気を変え、スピーカーで爆音を流し、踊ってひたすら騒いでる。
そんなチームメイトが僕のドイツでのサッカー生活を楽しませてくれました。


そして常にポジティブでしたね。

練習、試合、試合後のミーティングでも、とにかくちょっとしたことでも褒めます。
人の良い所を見つけるのがこっちの人達は上手いんだと感じました。
日本でサッカーをしていた頃は、勝っても怒られることがありましたが、僕のチームではそんなことは一度もなかったです。


このドイツでの生活がどのように身に付いたのか、活かせるのか、これからの生活が楽しみです。

読んでいただきありがとうございました。

そしてこれまでサポートしてくださったCReduさん、本当にありがとうございました。

以上で終わります。

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