studyplusは海外(イタリア)でも使えるのか?
こんにちは。honokaです。
愛用しているアプリであるstudyplus(以下スタプラ)がイタリア移住後も利用できるのか調べてみたので報告します。
スタプラとは
スタプラは、勉強時間の記録のためのSNSです。主に中高生の利用者が多いですが、大学受験だけでなく外国語の習得などの記録も残すことができます。
フォロー機能などもあり、他のユーザーとも繋がることができますし、勉強記録をTwitterなどでシェアすることもできます。勉強記録は完全な非公開にもできますし、フォロワーのみへの公開もできるので、Twitterの非公開アカウントと同じように使うこともできます。
以上のような理由から、勉強アカウント(勉強垢)には欠かせない存在です。
スタプラには外国人のユーザーがほぼいない。なぜか?
スタプラをちょっと使えばわかるのですが、外国人のユーザーがいません。それはいくつかの理由によります。
まず、アプリが日本語のみにしか対応していない点。私はスマホの言語をイタリア語にしてあるのですが、一部が英語になるのみで、日本語がわからないと操作すらできません。
蛇足ですが、中国版のTwitterといわれる微博(Weibo)を使ったときも、言語は英語と中国語から選べるのですが、英語にしても一部は中国語でした。
次に、外国ではTodaitという似たようなアプリがあるからです。これはアメリカが発祥(?)のようで、英語圏のユーザーが多いです。
最後に、これは運営にも言ったことですが、2020/01/12時点で志望校が日本のみからしか選べないようになっています。「海外の大学」という大きな括りがあるだけでも格段に利便性が上がると思うのですが。
海外(イタリア)からは利用できるのか?
それでも日本語がわかる(というか母語)私には便利なアプリです。Todaitは何かと使いにくいので…。
問い合わせしたメールをここに載せます。
ご利用いただき誠にありがとうございます。
Studyplus運営事務局でございます。
早速ではございますが、ご利用可能ユーザー様は「日本国内において本サービスを利用される日本在住の個人及び弊社の指定する事業者」とさせていただいております。
これは、2018年5月25日に「一般データ保護規則(GDPR)」が施行された影響によるものです。
これによって、現地に法人を持たない日本企業であっても、EU加盟国の居住者の個人データを収集、保持、閲覧などをすることが原則としてできなくなりました。
これはStudyplusでも例外でなく、対応を余儀なくされています。
EU加盟国に滞在されている場合、 store側にてGDPR対象国に対してダウンロードの制限をかけている状況のためダウンロードは出来ないかと存じます。
Studyuplusの利用規約として日本国内でのご利用に限定させていただいておりますため、「日本滞在時」にご利用いただく限りにおいては、引き続きご利用いただくことが可能でございます。しかしながら、EU圏に滞在中は本アカウントを利用しないようお願い申し上げます。
EU一般データ保護規則に準拠していないため、EU域内でのご利用には対応してないことを、重ねてご理解ご容赦賜りますようお願い申し上げます。
ご不便をおかけして誠に恐れ入りますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
結論から言うと、スタプラの運営側ではなく法律(詳しくはこちら)により、アプリのダウンロードも使用もできないとのことです。
海外移住などで長期間日本を離れる予定のあるスタプラのユーザーは、Todaitに慣れるか、その他の方法を考えるしかなさそうです。
振込先を設定していないため、サポートを受け取ることができません。 もし私の記事を読んで「助かったな」「興味深いな」「共感したな」などと思い、何らかの支援をしたいと思わわたら「イタリア中部地震の被災地に募金するには」という私のnoteをご覧ください。ご協力ありがとうございます。