ガンプラ初心者がガンダムを作ってみた 後編
■ガンプラ制作後編スタート!
前回までのお話はこちら。
ガンプラを買ってきていよいよ制作!
…となるが、あまりのパーツの多さに一瞬、筆者こたろの制作の火が消えかける…
しかし、分かりやすい説明書のおかげでやる気を取り戻し、慣れないながらにパチパチとパーツを切り取り、組み立て作業開始…
■未知の「二度切り」
ネットで調べたところ、ニッパーで切り取った部分が汚くならないように、「二度切り」というものがあるそうなので、さっそく挑戦。
まずは、パーツの並んだ枠”ランナー”から、番号通りのパーツを切り取る。その時に、繋がっていたものを残して切ります。
つづいて、切断面ギリギリになるようにもう一度切ります。
これが二度に分けて切る「二度切り」というのですが…
これは実は、プラモデル用のニッパーでないとなかなか難しいです。
普通のニッパーの場合、先が太い為、二度目に切る時に細かいところに刃先が届かなかったり…。100円ショップのニッパーの場合は「二度切り」ではなく「一度切り」で一気に切り落としてしまったほうが、はるかに綺麗に切れます。または、ねじって手動で切り落とす。これも100円ニッパーより綺麗に切り落とせます。
プロの方には批判されてしまうかもしれませんが、これが素人なりの工夫というやつです…改めて、プラモデル用ニッパーの必要性が分かったと思いますので、みなさんは専用のニッパーを購入しましょう。
■最大難関はシール(デカール)!
そして途中、付属の超小型シール(全長2mmくらい)を貼るという最難関が何度か訪れます。ここで使用するのは小さなピンセットがベストです。
さぁ、そんなこんなで、ガンダムが次々に出来上がっていきます。
1パーツ、1パーツ組み上げていく感じです。胴体、頭、右腕、左腕、右足、左足、腰部分。という順番で説明書通り。
じつは右腕の後の、左腕とか、右足の後の左足っていうのが、同じようなものを作るので、メンドくさい…
その間も、Amazonで動画を観ながらやってみたり。
ゆったりと黙々と、時間は過ぎてゆきます。
■ガンプラ完成!そして…!
いよいよ完成です。
パーツごとの制作時間はそれぞれ約20分ほど。
トータルでは約2時間でRX-78-2 ガンダムの完成!
箱の大きさ(縦19cm x横29.5cm x高さ5.5cm)に比べて、
意外に小さいんだなぁ。
完成したガンダムの身長はおよそ13cm程度。
しかし、一般的に10cmフィギュアを購入した場合と比較して考えると、ここまで精巧で自由自在に動くものが、1,000円程度で買えるというのはガンプラでしかできないのではないかと思います。
全体の制作時間で考えると、長かった!
…とはいえ動画などを観ながらでもできますし、次々とパーツが出来上がっていく様子は嬉しいものです。
作りながら、”今、グリグリと動く関節を作っているんだ!”と分かってくる場面が訪れると、完成がドンドンと楽しみになってきます。
そしてこの約2時間の集中した時間を1,000円程度で楽しむことができる、と考えると、コスパ的にもなかなか良いものです。
しかも、楽しむのはこの制作時間だけではありません。
撮影タイム!グリグリ動かしタイム!!
ここからは、筆者がいくつか撮った写真を載せますので、
その楽しさが伝わるかどうか。
(撮影はすべてiPhone7Plusの標準カメラ機能です。)
最後は、往年のギャグ・コマネチまで再現…!まさに自由自在なのです。
■ガンプラは楽しい!+これもおすすめ!
はじめて作ってみたシリーズ(?)第一弾の「ガンプラ」いかがでしたでしょうか。
なにか少々とっかかりづらいイメージの「ガンプラ」ですが、
やってみると誰でもカンタンに作ることができて、
長い制作時間でもとても楽しい時間です。
制作が終わった後も飾ることができますし、武器の持ち替えも楽しめます。
この後さらに楽しみたい方は、色を塗り替えたりパーツを取り替えたり、ジオラマに飾ってみたりと、遊び方は無限大に広がっていきます。
ちなみに、筆者はより手軽にはじめるガンプラ(?)として、こちらもおすすめしておきます。
ガンダム名鑑ガム。
こちらは、2分で作れるというのがコンセプトの
コンビニなどで販売されているいわゆる食玩です。
こちらであれば、二度切りの練習にもなりますし、戦艦やモビルアーマーといったなかなかガンプラにならないようなものまで取り扱っているので、面白いです。
ちなみに筆者が当たったのはコレ…
バグという無人兵器のようですが…出てくるという作品「F91」は未見なので…しかしこれもまた一興、ですね。
何が出るかわからない、食玩の楽しみというやつです。
さぁ、それではみなさまもぜひ、
ガンプラやガンダム名鑑ガムを週末に一度挑戦してみてはいかがでしょうか。
それではまた!