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【マッチレビュー】J1リーグ 第23節 サガン鳥栖vsガンバ大阪

  • 明治安田J1リーグ 第23節

  • 日時: 2024年7月14日

  • 会場:駅前不動産スタジアム

  • 試合結果:サガン鳥栖0-2ガンバ大阪 (HT0-1) (終了0-2)
    サガン鳥栖:
    ガンバ大阪:坂本一彩 19'、イッサム・ジェバリ 84'


試合の展開:前半

  • 【G大阪】保持2-4-4、非保持4-4-2

  • 【鳥栖】保持、非保持4-2-3-1

  • 【鳥栖】開始早々、左ウイングの快足アタッカー・横山歩夢にボールが渡り仕掛けようという場面だが、G大阪はダブルチームで抑える。その後は双方アタッキングサードまで進む、ややオープンな展開が繰り返される。

  • 【G大阪】鳥栖はマンツーマンでハイプレスを仕掛けていくが、G大阪は、GK一森の配給などで回避。13分には、G大阪はGK一森へボールを戻したあと、鳥栖がマンツーマンでハイプレスを仕掛けようというところ。ダブルボランチのダワン、鈴木の間があいているところの中央へ坂本がおりてくる。一森から坂本への楔がダワンへレイオフ、そして右サイド山下へ展開するような組織的な試みも。

  • 【G大阪 先制 0-1】19分、右サイド 山下からハーフスペースの宇佐美へ渡ったボールはワンツーで山下のもとへ、平行のグラウンダークロスで最後は坂本が決めきり、見事なコンビネーションでG大阪先制。

  • 【G大阪】30分、GK一森にボールが戻されるが、鳥栖は素早くマンツーマンに入ろうとする。一瞬の隙で一森から宇佐美に入ったボールは高く蹴り出され、坂本がキープし宇佐美へ、そしてバイタルエリアでフリーの坂本でフィニッシュ。一森の配球が正確なことから鳥栖のマンツーマンハイプレスをかわし、さらには宇佐美のポジショニングで流動性が生まれている。

  • 【鳥栖】左サイドの横山にボールが渡ると可能性を感じる状況になるが、G大阪側もしっかりと複数人で対応。G大阪は、鳥栖にある程度持たせて自陣内で陣形を組み、待ち構える。

試合の展開:後半

  • 【鳥栖】後半、アラウージョに代えて中原輝を投入。両サイドから攻勢をかけていき敵陣ゴールへ迫る場面も。48分には、右サイドからのロングフィード サイドチェンジで横山に渡りボックス内へ仕掛け、菊池がフィニッシュ。その後もG大阪にとっては危ない時間が続く。

  • 【G大阪】鳥栖の保持が続く中、60分、G大阪はサイドチェンジ後、ハーフスペースの宇佐美からクロス供給でフィニッシュへの試み。

  • 【G大阪】鳥栖は左サイドから横山が侵入を試みるが、ダワンが1vs1の対応で侵入を遅らせる。その後、ボックス内で裏に抜けるボールをダワンがケアするという守備対応が光る。

  • 【鳥栖】72分、菊池に代えて清武投入。C大阪から新加入の清武はデビュー戦となった。

  • 【G大阪 追加点 0-2】84分、中央でのボール奪取後、倉田秋からジェバリへ展開。ジェバリはそのままバイタルエリアまで持ち運び、右へ進路を変えて相手DFをかわし回り込んで放ったシュートは、ポストに当たってゴールへ。

  • 後半終盤は、G大阪はつなぎながら、隙をうかがい楔を入れて攻撃を図っていく。一方、鳥栖はパスがつながらない場面も目立つ。そのまま試合は終了し、0-2。鳥栖は3試合ぶり黒星、G大阪は2連勝となった。

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