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雑文エッセイ日記コラムプロレス諸々

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その名の通りです。
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#最近の学び

「恐怖の8番打者・2号」と「負けない○○」

「恐怖の8番打者・2号」と「負けない○○」

ホッとしました。

OP戦の絶不調をシーズンへ持ち込み、なんと連日の完封負け。開幕カードで3連敗を喫すると、今後も東京ドームに嫌なイメージが残ります。

一方で「この流れなら森下がやってくれる」という予感もありました。後出しジャンケンではないです。詳しくは↓を。

信じられないポカもするけど、みんなが苦しいときにひとりで気を吐き、ここぞの場面でチームを救う。漫画やアニメで人気が出るタイプです。

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モットーは「好きなことを好きなように」

モットーは「好きなことを好きなように」

「最近はマニュアルで免許を取る人はほとんどいないらしくオートマ限定が主流らしい」

フォロワーさんのnoteでこの文章を読み「時代は変わったなあ」と感じました。少し前まで「男はマニュアルじゃないと」みたいな風潮がありましたから。

私の免許はオートマ限定です。

マニュアルにしなかった理由はみっつ。ひとつめは風潮への反発。ふたつめは最初に試して「危ない」と思ったこと。アクセルとブレーキとハンドルに

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改めて「謎だ」と思ったこと

改めて「謎だ」と思ったこと

久し振りに聴きたくなりました。

村上春樹さんがディスクジョッキーを務めるラジオ番組「村上RADIO」です。毎月の最終日曜に放送しています。

↑に載っている文字起こしを読んで「おっ」となりました。最後に春樹さんが興味深い発言をしているのです。

春樹さんは、同文学賞に関心がないことを公言しています。特になんらかの含みを持たせたわけではなく、翻訳家の柴田元幸さんをゲストに迎えていたから自然とそうい

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プロレスの熱さ、面白さ、そして「怖さ」を改めて学んだ二試合

プロレスの熱さ、面白さ、そして「怖さ」を改めて学んだ二試合

名勝負でした。

煽りVも素晴らしかったし、元・盟友同士が「いざ尋常に!」でぶつかり合う姿に魂を揺さぶられました。征矢選手にとってはキャリアのベストバウトでしょう。会社やファンの見る目を変え、信頼と期待感を獲得したはず。

年明けから悲しいニュースが続いていますが、熱い闘いに触れることで「頑張ろう!」という気力が沸き上がってくる。プロレスの力を私は信じています。

団体の看板である「GHCヘビー級

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「打ち切りマンガ」と「エヴァ」の好影響

「打ち切りマンガ」と「エヴァ」の好影響

連載が打ち切られたとしても失敗作とは限りません。

子どもの頃、毎週楽しみにしていた「人形草子あやつり左近」(原作・写楽麿&作画・小畑健)がいきなり終わった時は悲しかったです。

何年か前に全話を収録したコンビニコミックスを買いました。探偵役の少年・橘左近が文楽人形遣いで、人形の右近と話しながら推理を進める。この設定はいま読んでも斬新です。

客観的に見ればただの独り言。でも両者の性格が正反対なの

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ハードボイルド書店員が「38年ぶり2度目の日本一」から学んだこと

ハードボイルド書店員が「38年ぶり2度目の日本一」から学んだこと

38年ぶり2度目の日本一。

阪神ファンになってから初めて目にした栄光の瞬間です。

選手や関係者の皆さまに「おめでとう」と「ありがとう」を最大限の気持ちで伝えたい。そして改めて岡田監督の采配から学ばせていただきました。

7点リードで迎えた最終戦の9回。登場したのはクローザーの岩崎投手ではなく、2年目の桐敷投手でした。

岡田さんは「点差もあったんで負担をかけず」とコメント。その気遣いも本音でし

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エル・デスペラード出演の「さんま御殿!!」で学んだこと

エル・デスペラード出演の「さんま御殿!!」で学んだこと

何年かぶりに「踊る!さんま御殿!!」を見ました。

新日本プロレスのエル・デスペラード選手が出ると聞いていたからです。

テーマは「神メンタル vs 弱メンタル」。デスペ選手は「弱メンタル」側の席に座っていました。「名前が長くてすいません。デスぺでいいです」に「エルでええんちゃうか?」と返されたのが印象に残っています。プロレスファンからしたら「いや、エルいっぱいいるし」って話ですが、たしかに言い易

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「新幹線プロレス」から学ぶ「コンプレックス」の昇華法

「新幹線プロレス」から学ぶ「コンプレックス」の昇華法

大成功ですね。

史上初の「新幹線プロレス」が18日、東京発の東海道新幹線「のぞみ」371号の16号車で開催されました。

プロレスの試合がTVのニュース番組で取り上げられるのは、なかなかないことです。ただでさえ注目される一戦に新日本プロレスで活躍中の鈴木みのる選手を起用し、小橋建太さんや秋山準選手といった知名度の高いレジェンドも登場させる。さすがとしか言いようがない。

お茶の間で「あ、みのるだ

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「想定外の窮地」でこそ見えるもの

「想定外の窮地」でこそ見えるもの

2010年2月を思い出しました。

世界最大のプロレス団体・WWEで組まれたタイトル戦。王者のジ・アンダーテイカーが入場する際、演出のミスで大きな炎に全身を包まれたのです。

さすがに驚いたのか、テイカーは珍しく小走りでリングイン。しかしその後はいつもの不気味なキャラクターを崩さず、多人数が特殊な金網に入る「イリミネーション・チェンバー」を最後まで闘い抜きました。

後日、胸にやけどを負っていたこ

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自称「爆弾処理班」書店員が目指すもの

自称「爆弾処理班」書店員が目指すもの

阪神タイガースの桐敷拓馬投手を見ていると、営業マン時代の先輩を思い出します。仮にYさんとしましょうか。

リフォームの訪問販売をしていました。コピーした住宅地図を持って朝から晩まで担当のエリアを回り、インターフォンを押し続けるのです。

どの地図を選ぶかは、前日にジャンケンをして決めます。住宅のたくさんある方がチャンスも多いのですが、私を含むほとんどの営業マンはそこそこスカっているものを好みました

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「数字の表面」を眺めるのではなく

「数字の表面」を眺めるのではなく

阪神の失策数がまたリーグ・ワーストになったとのこと。

ただ今年は内容が異なると感じています。

5年連続でワーストだった主要因はポジションをコロコロ変え、不慣れな場所を守らせたこと。土のグラウンドで浜風が吹く甲子園をホームにしているのに守りを軽視するのはおかしいとずっと指摘されていました。

昨年は佐藤輝明選手がプロ初のセカンド(OP戦で一度試しただけ)に入ったこともありました。その時はダブルプ

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「料金分の仕事」と「本気性」

「料金分の仕事」と「本気性」

「お客様には料金以上のものを」

ジェイク・リー選手のコメントを見て、やはり彼は全日本プロレスで育ったレスラーだなと嬉しくなりました。

90年代前半、テレビ朝日で新日本プロレスを、日本テレビで全日本プロレスを見ていました。地方大会のメインはどちらも6人タッグが多かったのですが、コンテンツの内実はだいぶ異なっていた気がします。

私の印象だと、新日本の6人タッグはそれなりの内容でした。10~15分

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「オールスターの日程」と「書店の休暇事情」

「オールスターの日程」と「書店の休暇事情」

よくぞ言ってくれました。

さすが4球団を渡り歩いた苦労人。選手の気持ちがわかる中嶋監督は、いい意味で権威に対して忖度しませんね。

月曜で前半戦が終わり、土曜から後半戦がスタート。その間にオールスターが2試合。フレッシュオールスターもあります。

もし20日に雨が降り、翌日へ順延になったら、選手たちはペナントレースが再開する22日に当日移動。あり得ない。こんなスケジュールを組まれたら辞退する人も

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「だからいい」と「だからこそ」の分岐点

「だからいい」と「だからこそ」の分岐点

↑はプロレスラー・蝶野正洋選手のYou Tubeチャンネルです。

新日本プロレスの真夏の祭典「G1クライマックス」に初出場する海野翔太選手に必殺技のSTFを指導しています。

改めて「本物の技術は見様見真似だけでは身に付かない」と学びました。

蝶野選手は海外修行中にあのルー・テーズの道場を訪れ、直々にSTFの掛け方を伝授されています。そのうえで独自のアレンジを施し、地味な関節技を見栄えのするフ

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