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雑文エッセイ日記コラムプロレス諸々

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2021年1月の記事一覧

「不思議な縁」を感じる土地

元・阪神タイガースの伊藤隼太選手が四国アイランドリーグplusの「愛媛マンダリンパイレーツ」にコーチ兼任で入団しました。

↑の動画、とても良かったです。本来の真面目さやストイックさがしっかり伝わってきました。試合を観に行けないのがもどかしいですが、せめてグッズを買います。ボールペン、サイン色紙、Tシャツ、、、あと地元名産のお菓子があると嬉しいです。

「四国アイランド~」に関しては、数年前にメジ

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令和の「理不尽大王」

令和の「理不尽大王」

「モンゴリアンチョップ」は両者の得意技です。

思い出すのは95年初夏。海外からの帰国直後にヒールターンした天山選手が、IWGP王者の武藤選手に挑戦する際「負けた方がムーンサルトプレスを封印だ!」という条件を出したのです。結果は天山選手の負け。実際しばらくムーンサルトを使いませんでした。

ところが8月に開幕したG1で解禁。「あれは俺のオリジナルの天山プレスだ!」みたいな謎コメントで周囲を煙に巻き

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私が「アンチ巨人」になった理由

私が「アンチ巨人」になった理由

子どものころ、テレビで見られるプロレス番組がふたつありました。

ひとつはいまも放送中のテレビ朝日「ワールドプロレスリング」。新日本プロレスです。当時は土曜の夕方4時から1時間枠。ゴルフ中継のため番組がお休みになることがしょっちゅうありました。

中学生のころ、なぜかテレビ朝日から「番組を作るためのアンケート」というのが学年全体に配られて。「最近いちばん腹が立ったことは?」という項目に「テレビ朝日

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夢の適齢期と才能の正体

夢の適齢期と才能の正体

引退した元・阪神の藤川球児さんがYou Tubeをスタートさせています。年末に公開されたプロ野球チップスを開封する動画の中で、メジャーリーグ挑戦を表明していた菅野投手のことに触れていました。

7分21秒から菅野選手の話になります。

要は「メジャーリーグの先発投手で長期契約をしてもらえるのは32歳ぐらいまで」「行くなら20代がベスト」と。藤川選手がカブスと契約したのが2012年だから、当時32歳

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誰かが見てくれている

誰かが見てくれている

中邑真輔、やはりベビーターン(悪役から善玉へ変わること)していました!!! テーマ曲もベビー時代の「The Rising Sun」に戻っていました。

感激すると同時に「WWEはやっぱりすごい」と改めて思いました。

↓の動画には入っていませんが、対戦相手のジェイ・ウーソは試合前、マイクでいろいろしゃべっています。その中で「中邑なんて大したことない」みたいなディスる態でさり気なく宣伝を入れていまし

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伸びた鼻をへし折る男

伸びた鼻をへし折る男

猛牛・天山広吉と剛腕・小島聡の「天コジ」は、プロレス史上に残る名タッグチームです。

私の部屋の壁には、彼らがIWGPタッグ王座を東京ドームで防衛したとき(2000年秋)のポスターが貼られています。真っ直ぐで熱い試合運びもさることながら、ふたりの飾らないキャラクターも魅力的でした。

小島選手の「1足す1は2じゃないぞ。俺たちは1足す1で200だ。10倍だぞ10倍!」という珍発言は有名ですが、天山

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「切り胡麻」の意味

「切り胡麻」の意味

もう子どものころから大好きで。。。

カップラーメンも出ていますが、断然袋派です。

洗ったニンジンや白菜、ネギを刻んで手鍋に入れ、乾麺と一緒に煮込むザックリ調法です。あとは生卵を落として蓋を被せてしばし待つ、という定番のアレ。縮れた麺とスパイシーなスープの絡みが癖になります。

ウィキペディアによると、このシリーズは味ごとに異なる麺を使用しているそうです。「塩らーめん」には山芋の粉が練り込まれて

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いい風が吹いても吹かなくても

いい風が吹いても吹かなくても

運とかチャンスって突然巡ってきますよね。

最近テレ朝の「新日ちゃん。」でよく真輔の映像が流れるので「日本復帰の伏線か?」「アメリカじゃパッとしないし」と妄想していたのですが。。。

ガントレット戦は簡単に言うと「勝ち残り戦」です。最後まで残った人が勝者になるので、つまり後に出てきた方が断然有利。真輔は二試合目に出てきて、そこから三連勝しました。特にトップスターのひとりであるダニエル・ブライアンに

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ジブリの功罪とジオング理論

ジブリの功罪とジオング理論

「コクリコ坂から」を見ました!!!

ネタバレなしで気になった点を。
まず冒頭。↑の記事で触れたドキュメントで、ヒロインが朝起きて布団を上げるシーンを入れろと駿氏が主張していたのを思い出しました(吾朗氏は「隣で妹が寝ている」と反論)。

下宿で働くヒロインはみんなの朝食を作るために早起きをします。同じ部屋で妹はまだ夢の中。吾朗氏の見解の方が常識的です。でも作品を見ると駿氏が正解でした。大股でつかつ

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「誰でもできる」からこそ

「誰でもできる」からこそ

新日本プロレスの東京ドーム2連戦。私的ベストバウトは↑でした。とにかくわかりやすくて面白かった。シンプルに没頭できましたね。

プロレス界には「インスタ映え」ならぬ「ドーム映え」という概念があります。ドームはリングに対して箱が広過ぎるため、大抵のお客さんはオーロラ・ビジョンで観戦します(リング上も肉眼でチラ見しつつ)。つまり選手にはいつにも増して会場の隅々まで伝わる試合、最後列まで熱の届く「わかり

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「独壇場」よりも「面接」で

「独壇場」よりも「面接」で

何度かnoteで記事を書いて応援してきた元・阪神の伊藤隼太選手。YouTubeを始めたようです。感想を率直に。

まず、なぜ「伊藤隼太の独壇場」という題にしたのか。皆さんは「独壇場」というフレーズを目の当たりにしたら、どんな印象を抱きますか? 俺様とか無敵とかそういう感じですよね。ただでさえ世間の評判がよろしくない状況でこれはどうなのかな。あえて挑発しているとか? 

いや、違うはず。少なくとも伊

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「復活」と「飛躍」の一年が始まる

「復活」と「飛躍」の一年が始まる

ここ最近読んだ記事の中でいちばんよかったです。制球難の理由、光を見出したキッカケなどが克明に綴られていました。

アドバイスとか理論って普遍的ではないんですよね。各人に適したやり方というものが必ずある。「個」の精神に富んだ人ほど自力でどうにかしようと試行錯誤するんだけど、それを「違う」とか「そんなやり方じゃダメだ」と横から決めつけて壊す存在が必ず現れる。逆に「こうしたらどうかな?」「この方がやりや

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