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雑文エッセイ日記コラムプロレス諸々

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その名の通りです。
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2020年11月の記事一覧

カタカナと横文字

カタカナと横文字

初めて聴いた時はそうでもなかったのに、社会人になってから「あれ? 何かカッコいいぞ」と評価が一変する曲ってありませんか? そんな粋な一曲をご紹介します。

「Blue Velvet」 1997年発売 
作詞 愛絵理  作曲・編曲 はたけ 歌 工藤静香

愛絵里(あえり)は工藤静香さんのペンネーム。「ドラゴンボールGT」のエンディングテーマです。「GT」は当初こそ原点回帰でボール集めの旅を続けていま

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「弱者の兵法」を見たかった

「弱者の兵法」を見たかった

日本シリーズ終わりましたね。
巨人のパワー負け、ということでもないと思いました。
率直に言うと全てにおいて負けている。両リーグの野球の差ではなく、シンプルに「両軍の意識及び練習量の差」でしょう。

かつての野村ヤクルトなら「弱者の兵法」を駆使して、もっと攪乱したはず。96年のオリックスとのシリーズ前、野村さんは「イチローは内角高めに弱点がある」とメディアに言い続けました。これは内角を意識させて身体

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「真実」と「現実」

「真実」と「現実」

勝負曲。聴くと必ずパワーが沸き上がるけど、CDを持ってないしダウンロードもできないので、やむを得ずYou Tubeで定期的に動画を見ている一曲をご紹介します。

「ミッドナイト・シャッフル」 1996年発売 
作詞 沢ちひろ 作曲 ジョー・リノイエ 歌 近藤真彦

世間をお騒がせしているあの方の歌ですね。ドラマ「銀狼怪奇ファイル」のオープニングテーマ。奇抜なストーリーだったと記憶していますが、やは

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勝負師のメンタリティを見た

久しぶりにプレイボールから試合終了まで通して野球を見ました。ソフトバンクと巨人の日本シリーズ第一戦です。

普段は仕事から帰ったら体力維持のためにスクワットをし、麦芽コーヒーとオイコス(高たんぱくのヨーグルト)を摂取します。次にパソコンを開き、読了した本のレビューかnoteの記事を書きます。それから本を読み、小説を書きます。あとはネットで社会情勢の記事を見て考えます。プロレスがある日は動画で気にな

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みんな人間だから

なるほど。GMと兼任はきつそうだなと思っていましたが、要は「監督を引き受けてくれる人がいないから、自分でやらざるを得なくなった」と。確かにそう考えると腑に落ちます。

最下位から3位に躍進させた平石監督を1年で解任し(シーズン途中で就任した監督代行時代も含めれば2年)、4位に終わったけど続投するはずだった三木監督もファンの批判に押される形でやはり1年で解任。つまり「楽天の監督は1年で結果を出さない

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「外よりも内」だからこそ

「外よりも内」だからこそ

ネットをつらつら読んでいたら、柏木由紀が「JRって何ですか?」と発言したという記事を見つけました。

正直おバカキャラとか思わなくて、いい質問だなと。JRの正式名称を考えたことがなかったし。日本の鉄道だからJapan Railway? 件の記事を読み返すと、最後の方にそう書かれていました。正解だったようです。

私の幼いころは「国鉄」でした。自動券売機のない駅もありました。親が窓口で「○○大人一枚

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大人向け? 子ども向け?

大人向け? 子ども向け?

「巷に雨の降るごとく、我が心にも雨ぞ降る」

ランボー(怒りのアフガンではなくフランスの早熟詩人)の本を読んでいて上記の一節を思い出しました。でもこれ、彼の詩ではありません。数年間共に旅をし、一緒に暮らした彼を銃で撃って牢獄に入れられたヴェルレーヌの作品です。牢の中でランボーを想って書いたとか。

私がこの詩の存在を初めて知ったのは、子どものころに見たアニメ「機動新世紀ガンダムX」です。作中の台詞

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「生きている喜び」に浸ろう

表参道にある青山ブックセンターをご存知ですか?
本の品揃えはもちろんですが、BGMが素晴らしいことでも有名なお店です。noteで山下店長がプレイリストを公開していたので、こちらでご紹介させていただきます。

これに便乗して、私が読書の際にお世話になっているCDを4枚公開したいと思います。誰も興味ないかもしれませんが「おかげで読書が捗りました!」みたいなことがあれば嬉しいです。

1、モーツァルト「

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欲しい本を買えない時の対処法

欲しい本を買えない時の対処法

マリー・アントワネットの「パンがないならケーキを食べればいいじゃない!」は有名なエピソードですよね。どうも真実ではないらしいという話を前から耳にしていたのですが、noteで興味深い記事を見つけました。ありがたいです。ご紹介させていただきます。興味のある方はぜひ↓をご一読くださいませ。

なぜこの話題を出したかというと私が貧しいからです。
労働時間を減らし、そのぶん好きなことに打ち込める生き方を選び

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言葉の力の発動条件

言葉の力の発動条件

まずは大好きな曲を取っ掛かりに。

「TOUGH BOY」 1987年発売 
作詞・作曲 TOM 編曲 うじきつよし・TOM 歌TOM★CAT 

当時誰もが熱くなったアニメ「北斗の拳2」のOPです。

「北斗の拳」は子どものころ、親から読むのを止められた作品です。確かにストーリーも絵柄も少年誌向けではなかった気がします。ただ、いまの「鬼滅の刃」もそうですが、物語を通じて作者が訴えたいパワーやメッ

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「真剣勝負」を解体する

「真剣勝負」を解体する

掛布さんが思わずそう言ってしまった気持ちは理解できます。相手が真っ直ぐしか投げないとわかっているのだから、そこはフルスイングで応えるのが礼儀だろうと。すでに勝敗の決した場面ですし。

ただ重信選手はその前に出てきた坂本選手や中島選手みたいな、不動の地位を築いたスターではありません。ここから上を目指すために少しでも結果が欲しい。ならばヒットを狙いに行くバッティングをするのは当然の選択です。プロとして

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ぼくらは何のために働くのか

ぼくらは何のために働くのか

「年末年始の休暇分散」という話が出ています。

この既視感。昨年GWの十連休を思い出しました。いや、今年の春の緊急事態宣言下でも十分か。全国各地のスーパーで働く人たちの悲鳴は届かなかったんですね。

人びとの生活を守る業種は休めないんですよ。

「人が賑わって稼げるんだからいいでしょ」みたいな言い方をする人もいますが、全く理解できない。経営者や自営業ならそうかもしれませんが、たいていの従業員は忙し

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1.4&1.5のメインはこれしかない

1.4&1.5のメインはこれしかない

ロープに足を掛けての逆さ押さえ込み。渋い。渋すぎる。

アメリカでは同種のパターンで「タイツを掴んでのエビ固め」というのもあります。どちらも嫌いじゃないテクニックです。弱者が強者を出し抜くという意味で。でもトップスター同士によるタイトルマッチ級の試合のフィニッシュとしてはどうなのかな。当然反則ですし。

なお、この「ロープを利用してフォール」後の流れはだいたい次の4つに分類されます。
①カウントの

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見てないところを見てあげて

見てないところを見てあげて

今年もこの季節がやって来ましたね。

横山選手、せっかく支配下登録して一試合だけで切るとは。まだ若いしもう一年様子を見ても。そして上本選手。パンチ力が売りで人気も高い彼が戦力外で、内野ならどこでも守れるいぶし銀の荒木選手が残るのは興味深い判断です。さすがに守備を重視しなければと、少なくとも編成部は自覚しているのかな。それなら選手の先にコーチの刷新だと思いますが。ともあれ上本選手、いままでありがとう

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