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【21卒就活ランキング】就活生はコロナの影響をどう見たのか

おはようございます!
就活アドバイザーをしておりますYasuです。

先日、東洋経済オンラインから興味深い記事が公開されていました。

コロナを経て学生が選んだ「就活人気ランキング」

21卒学生の就活は通常と大きく違いました。

合同説明会はなし、面接はほとんどWeb、内定式もリモートなどなど

19卒の私からすると信じられないことばかりで、苦労された就活生の方も多かったと思います。
21卒の方々、大変お疲れ様でした!

こうした中、大学生が就職したい企業に変化はあったのでしょうか。

医療業界は収益を拡大したものの、ほとんどの企業が純利益減を経験しています。
自分の将来がかかった決断をする就活生の目にはどう映ったのでしょうか。

ランキングを紹介しつつ、私の感想をつらつら書いていこうと思います。

本文の前に自己紹介です。
何回も見たという方はすみません(汗)

~大学時代~
● MARCH大学で経営学を学び、1年間カナダへ交換留学に行きました。
~就活時代~
業界関係なく、受けまくっていました笑
● インターン40社、本エントリーは30社以上
● 総合商社、外資コンサル、外資金融、大手食品会社から内定をもらい、
~社会人~
● 2019年4月より総合商社で働き始め、社会人2年目です。
● 仕事をしつつ、就活アドバイザーとして学生の相談に乗っています。
● OB訪問は累計40人以上受けました。

21卒就活ランキング(コロナ後)

★総合商社は依然人気!

総合商社もコロナウイルスにより業績が悪化した業界の1つです。

住友商事は2021年3月期にマイナス1500億円の純利益を見通しており、資源やモビリティ分野を中心に投資する三菱商事も、グループ会社である三菱自動車の不調等で業績悪化。
丸紅も2019年度に史上初となる大減損を計上しました。

こうした事実もありながら、依然として、総合商社は就活ランキングの上位に食い込んでいます。

1位:  伊藤忠商事
5位:  丸紅
8位:  三菱商事
12位:三井物産
23位:住友商事

5大全てがベスト30に入っているという結果になりましたね!

やはり、海外で働きたいという学生に人気なのでしょうか。
幅広いビジネスポートフォリオによってリスク分散がなされていることも、信用を失わなかった理由だといえるでしょう。

また、総合商社は体育会で「男社会」と思われがちですが、1位の伊藤忠商事は女子でも2位を獲得していますね。

「朝型勤務」など働き方改革に力を入れている点に魅かれる学生も多いようです。

★コロナ後も堅調な明治グループが人気

今回、第2位に入ったのがお菓子メーカーの明治グループでした。
食品メーカーはいつも人気で倍率が高いのが有名ですが、2位はすごいですね。
特に女子学生からの多く票を集めたようです。

コロナ自粛中、家で過ごす時間が増えて、お菓子の消費量も増えたという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

こうしたエッセンシャル品の需要は、外部環境に影響を受けず、堅調ですのでそういった部分も評価されたのではないでしょうか。

就活生は業界の動向をしっかりチェックしているようです。

★保険業界はやっぱり強い

「リスクがある限り、保険は存在し続ける」
この言葉を聞いたことはありませんでしょうか。

保険もエッセンシャル品と同じように、不況の煽りを受けづらい業界と言えます。

今回のランキングでも4位の日本生命を筆頭に、7位の損保ジャパン16位の東京海上日動18位の第一生命と多くの大企業がランクインしています。

やはり保険は強い!
といった印象を受けました。

★航空業界は採用中断を受けて大幅ダウン

コロナウイルスの影響によって多くの国際線が運航中止。
航空は飲食・宿泊施設と並んで、大きな影響を受けた業界の1つです。
ANA(15位)、JAL(25位)、ANAエアポートサービス、JALスカイは大幅にランキングダウンです。

特にANAが2500人、JALが1500人の採用を見送ったことは大きなニュースになりました。

航空業界は就活生に人気なので、志望している方は困惑されたかと思います。
私自身も衝撃を受けました。

来年の就活はどうなるのでしょうか。

コロナのせいで憧れの職業を諦めざるを得ないというのは何とも残念なことですね。。。

まとめ

今回は、東洋経済調べの21卒就活ランキング(コロナ後)を振り返り、私の感想を述べました。

就活生も自分の将来がかかった決断なので、そりゃ慎重になりますよね。
コロナの影響を受けづらい業界が評価された印象でした。

個人的には短期的な市場動向ではなく、

◆長期的に成長する市場であるか
◆その業界で働いて、今後活用できるスキルが身に着くか

この辺りをチェックしていただきたいなと思います。

短期的な浮き沈みはどの企業にもあるものだと思います。

個人的に東洋経済オンラインのランキング記事が好きです。
生涯年収ランキングなど、興味深い切り口の記事もあるので、ぜひ調べてみてください。

早起きして書く記事は気持ちがいいですね!
今日も一日がんばりましょう。

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