ここ最近読んで面白かった漫画の紹介

こんばんは

4連休も折り返しですね。
不要不急の外出はしないとの事で家に籠って映画を見たり、本を読んだり漫画をグダグダ読んだりすごしている方多いのではないでしょうか。

私も今日は漫画を読んですごしていましたが、そんな中オススメの作品紹介しようと思います。

さよなら私のクラマー

絵のタッチから見覚えがある方いらっしゃるかと思いますが「四月は君の嘘」の新川直司さんの作品です。
内容は高校の女子サッカーのお話しで、弱小校が個性豊かな新入生の入部をきっかけに強くなるというストーリーです。

個人的に感じた他のサッカー漫画と違うところとしては

可愛さや柔らかさがある
戦術や用語など結構本格的な内容


私自身学生時代クラブチームでサッカーをやっていたので、そこそこサッカーについて詳しいと思います・・・(笑)そんな私が見ても戦術部分の詳細など今まで見てきたサッカー漫画より細かく描かれていると感じました。

ただ、個人的にこの漫画をオススメしたい理由は

心に刺さるセリフ

が数多く出てくるからです。特に印象に残っているシーン

画像1

多くの人が「何者」かになりたい為に仕事で認められようと働いたり、SNSで必死に自分をよく見せようとしたりするが、結局は「何者」にもなれない歯痒さを感じているのではないでしょうか。

自分もあてもなく活路を見いだそうとして何かやってみるが結局は「何者にもなれていない」と感じる事があり、そんな時にこのセリフを見て焦って「何者」になろうとしなく良いんだと思いました。

また、話は変わるが私自身が考える理想のチームまたは組織について考えた際に思い描くのは

メンバーの長所を最大限生かす事ができ苦手な部分は違う人が補完して、お互いを支えあっている


これですね。

その点で言うと“ワラビーズ”はまさしくこれである。
チームに誰一人ユーティリティプレーヤーはいない。

・ディフェンスはド下手だが奇想天外なプレイをするファンタジスタ
・足元は下手だが決して諦めないで相手に食らいつくディフェンスができる
・足がめっちゃくちゃ速い

など一芸に秀でたプレーヤーが集まる集団。
それぞれ個々ができる精一杯のプレイをして、それが勝利に繋がり彼女達の成長にも繋がる。

誰しも苦手な事って間違いなくありますが、それに対してネガティブになるのではなく、できる事を精一杯やる事が世の中または組織への貢献になり成長に繋がるんではないかと思います。

たんなる女子サッカーのお話しではなく、仕事の考え方などにも何かしらの役に立つ事もあると思うので社会人の方にも是非読んで欲しい1冊です。




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