【図解は最強】誰でも図が描けて、図で説明できるようになる本『図で考える。シンプルになる。』
僕はこれまで自分のブログで累計1,000記事以上書いてきましたが、過去の記事を振り返ってみて思うのは、「図解がほとんどないな…」という反省。
図を描けるようになれば、もっとわかりやすくて見やすい記事が書けるのでは?と思うように。
そんな折に出会ったのが『図で考える。シンプルになる。』という本です。
誰でもわかりやすい図が描けるようになる本書を、くわしくご紹介します。
丸、四角、矢印を使うだけ。絵が描けなくてもOK
図にする。そう聞くと「自分は絵が描けないから苦手だなぁ」と思う人もいると思います。
僕も絵を描くのがかなり下手で、決して人に見せられないレベルです。
でも、そんな僕でさえ図で考えるコツを本書から学ぶことができました。
この本では、いたって簡単な図形しか使いません。具体的には丸、四角、矢印などのシンプルな図形です。
こうした図形を組み合わせるだけで、誰でも視覚的にわかりやすい図で説明ができるようになります。
僕のように、ふだん文章で説明することばかりをしている人にとって、図にするのはすごく新鮮な作業です。
よくわかりませんが、右脳とか左脳とか、脳のどこかが活性化されてる感じがします(適当)。
人やモノ、サービスの関係性が一発でわかる図
この本では全部で7つの図について解説されています。今回はその中から、僕が「この図は広く使えそうだ」と感じたものを紹介していきます。
まず最初は【交換の図】です。
これは、人・モノ・サービス・団体など、何かと何かの関係性を表すときに使える図です。
社会が成り立っているのは、あらゆるものが交換されているから、ともいえます。
つまり、じつは細かく分析してみると、あちこちで交換が発生しているんですよね。
交換の関係性が見えてくると、
▪ 誰がどんな利益を得ているのか
▪ 何が社会にとって有益な存在なのか
▪ なぜこのサービスは成り立っているのか
といったことがわかるようになります。
たとえば、以下は【株式会社】と【株主】の関係性を図で表したものです(本を読んで、早速つくってみました)。
これなら、どうして会社は株を発行し、株主は株を買うのか?というのがひと目でわかります。
文で説明すると長くてわかりにくことも、図で示せば一発でわかる。これが図解の素晴らしいところです。
簡単な図形しか使わないので、誰にでも扱えるというのも大きな魅力ですね。
段取りや順番が一発でわかる図
次は【段取りの図】です。
これは、最終的な成果があって、その成果に向けてどんなステップを踏んでいくのか?というのがひと目でわかる図です。
ここでは、僕がKindleで本を読む(買う)ときに踏んでいるステップについて図示してみたいと思います。
Kindleには「試し読み」という機能がありますが、本屋のように気軽にいろんな本を立ち読みできるわけではありません。
ですから、なるべく失敗を減らすために、時間をかけてサンプルにしっかり目に通すようにしています。
ちなみに、上記の流れを文で説明すると以下のようになります。
まずKindleストアに行きます。そこで気になる本を見つけたらサンプルをダウンロード。Kindleアプリを開いて試し読みします。サンプルを読んで面白そうだと感じたら、購入します。
まあこれくらいだったら文章で説明してもいいんですが、やっぱり図のほうがわかりやすいですよね。
他にも、僕がふだんどんな流れで記事を書いているのかについても図示してみました。
情けない話ですが、まず最初はやる気を高めるところからスタートします。モチベーションに波があるといろいろ大変です。
あと、SNSに投稿するのもちゃんとステップに組み込んでいます。僕はあまりSNSをやらない人間なので、ちゃんと組み込んでおかないと投稿するのを忘れてしまうからです。
とまあ、こんな感じで図示すると視覚でわかるので良いですよね。文で書いた内容の補足というか理解を強化させるのにも役立つと思います。
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