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ロジカルシンキングを超える戦略思考 フェルミ推定の技術

〇タイトル

ロジカルシンキングを超える戦略思考 フェルミ推定の技術 | 読書(78/1000)
著者 高松 智史

○学んだ点

・答えのないゲームの戦い方

フェルミ推定をはじめとする答えのないゲームは以下の3点に気にして戦えばOK。
1 プロセスがセクシー ・・・ プロセス、切り口が優れているのか
2 2つ以上の選択肢を作り、選ぶ ・・・ 複数案出た中で決めたものなのか
3 炎上、議論がつきもの ・・・ 考えて終わりではない

・フェルミ推定の技術

フェルミ推定は問いの前提を決めたのちに因数分解を行なって思考していく
因数分解は完全なセンスだけでなく、いくつかのパターンがある。
以下1例。
市場規模=購入者(数)×単価
    =保有者(数)÷耐用年数×単価
売り上げ=購入者(購入しうる市場)×費用×購入頻度
    =席数×回転率×単価
※購入者をさらにセグメントを切って、年齢・学年・個人と法人・加重平均などで分解していく。

・伝え方

結論⇨前提⇨構造⇨値 で伝える。

結論:前に枕詞をつけて「正味の値よりも若干乖離しますが、、などはつけない。結論10億です。など言い切ってから話し始める。」
前提:考えるにあたっての前提条件をすり合わせる。規模、期間、場所などの条件をすり合わせる。
構造:どんな因数分解にしたのかを伝える。必ず値と分ける。
値:どんな値を因数分解に当てはめていったのかを伝える。トータルの計算結果の結論も適宜改めて触れる。

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