在宅と温熱環境 vol.2 太陽エネルギー

雨―!!ですね。
私は雨が好きなのであんまり雨に対してネガティブなイメージはないのですが、周りを見渡すと雨が憂鬱というような人も良く見ます。
そんな太陽フェチの方のために、太陽のエネルギーを思いっきり堪能するお話にできたらなと思っています。

太陽のおかげで我々は生きられています。地球と太陽は絶妙の距離にいてくれるおかげで我々は燃え尽きもしないし、凍え死ぬようなことはありません。ここまでは全人類が太陽からもらっているプレゼントのお話。
私は強欲なので太陽からのプレゼントも、自分たちに都合よく味わいたいなと思うわけです。我々の快適域にちょうど良い温度帯にするための工夫はたくさんありますが、
今回もあったかくなりたいので、
「太陽光をたくさん部屋に入れる」にしましょう。当然の行動ですねー。

カーテンを開ければ、太陽光入ってくるから、それをするだけで終わり。
だと、あまりに味気ないのでもう少し話させてください。家で活動しているときだけカーテンを開けていればいいのかというとそういうわけでもなく、極端な話、太陽が出て、部屋に入ってきているのならばカーテンは開けているに越したことはないと思っています。ここで大事になってくるのが『蓄熱』です。
岩に太陽光が当たると岩の温度はじわじわと上がっていきます。太陽が当たらなくなっても岩の温度はあまり変わらず暖かいままとなります。時間遅れが生じます。
僕らが暮らしている建物は鉄骨造だったり木造だったり鉄筋コンクリート造だったりと様々かと思いますが、総じて言えるのが『蓄熱』はします。
そして今の時期の『蓄熱』は夜の部屋の温度維持に効いてきます。夜の寒さを和らげてくれます。
(夏は逆ですね。夏の夕方の西日がつらいという話はこの蓄熱にもかかわってきますが、それはまた夏にお話しできればと思います。)
これがなるべくカーテンは開けておいたほうがよいと僕が書いていた理由となります。あまりに外の気温が低すぎる場合は断熱性をあげたほうが良いと思うのでまた話は別です。

自然エネルギーをなるべく取り込むことで空調もしくはその補助とすることを「パッシブ空調」と呼びます。こちらも省エネ建築には欠かせない要素となっています。
と、ここまで書いている私の住処は窓が北側にしかなく、太陽エネルギーを活用できているかといわれると正直微妙です。次、晴れの日がきたら、布団を干したり、ベランダに岩でも置いて、夜になったら部屋に入れてみましょうかね。少しはあったかくなると思います。
なにかいい方法が見つかったらまたご報告します。

ありがとうございました!!

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