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価値が生まれる瞬間 『音楽 ハカ』


こんにちは。うちです。

自宅時間が増えてきて、何か作業をしているときに音楽をかけているという方は多いのではないでしょうか。
私は音楽というよりは自然音やインストゥルメンタルが多いですが、
研究室時代は「水曜どうでしょう」を後ろで流しながらBGM(background movie)と称して、楽しんでいました。
結果として作中のコメントを覚え、
映像を見なくても必要なところは記憶で再現できるまでになりました。

今回は『音楽』

こちらの起源は本当に難しいので、地域を絞って何回かまとめたいと思いますがお付き合いください。
前置きはいいやという方は、目次内の価値のサイクル『ハカ』をご覧ください。

音楽をもう少し細かくして、起源を見てみる

起源と考えたときに狩猟民族が思い浮かびましたので
ニュージーランド(以下、NZ)について深堀したいと思います。
私の出身のまちの姉妹都市がNZのまちだったこともあり、高校の時に超短期留学をしました。
それ以来、私の中ではNZはほかの国とは違った愛着を持っています。
もちろん今はSpotifyでニュージーランドのプレイリストを流しています。

先住民はマオリと呼ばれています。
彼らのルーツはポリネシア系の人々とされ、今から1000年ほど前に、現在のニュージーランドであるこの島に渡って来たとされます。マオリは狩りと漁を得意としていましたが、農耕も行っていました。食品は網かごに入れて運搬し、パタカという高床式倉庫に入れて保管しました。
その後、イギリス人による入植が行われましたが、今日、マオリは全人口の約14%を占めています。彼らの言語と伝統は、ニュージーランド文化の根幹をなしています。

彼らの音楽として有名なのはハカといえるのではないでしょうか。
踊りとも言えますが、ひっくるめて伝統芸能。
ラグビーワールドカップでNZ代表オールブラックスの試合前に行うハカをご覧になった方々もいらっしゃるのではないでしょうか。

カパ・ハカ

カパ・ハカ 「グループ」と「ダンス」を意味します。
カパ・ハカの構成は様々で、掛け声や合唱、優雅な舞いもあれば、戦いに臨む勇猛な踊りもあり、伝統の武器を巧みに操る場面も見られます。
我々がハカと呼んでいる踊りもこの中の一種といえるでしょう。
気迫に満ちたハカは部族の強さと結束力を表す手段でもありました。
女性が入ると、ハカへのイメージが変わるかもしれません。
https://www.youtube.com/watch?v=BYD28E0T3BQ

これらの踊りも、
イギリスの入植前は各部族の踊りとしての『価値』がメインです。
ただ、それぞれの踊りには願いや感謝、思いがこもっており、『価値』はたしかにありました。

そこにイギリス人の入植がはじまり、武器を手にしたマオリは部族間の紛争により数が激減します。また、その際に武器と土地との交換も行われており、イギリス人の持つ土地が増えていきます。
途中は端折りますが、ニュージーランド全土がイギリス領となり、イギリスとの関係性が保証され、独立した現在でもイギリスとの関係は深いです。

価値のサイクル『ハカ』

では、ハカはどうやって世界に進出していったのでしょう。
(出現・認知・体験・価値の出現)

ハカはすでに『出現』していました。そして、その価値は民族の結束や思いなどを表現するという『価値の出現』を経て存在しています。

そこから、イギリス人が入植したことにより『認知』がされます。おそらくイギリスの情報に詳しければ、イギリス国内におけるカパ・ハカという伝統芸能がどのように認知されているのかがわかるかと思いますが、現状の私ではわかりません。詳しい方教えてください。

日本での『ハカ』認知

日本にハカがどのように『認知』されてきたかというと
やはり一番大きいのはラグビーというメディアだと思います。
ラグビーワールドカップというラグビー界で最も大きな祭りを自国開催した。
そこには地道な宣伝があり、功を奏したわけですが、一気に身近な存在になりました。
NZ旅行に行った人や広告でどれだけハカのことを宣伝したとしても、その効果は少なかったです。
どれだけ情報に触れる回数が多いことが、有効かがわかります。
ラグビーが日本で有名になったことによって、付随的にラグビーの強い国がフューチャーされ、注目されます。NZ代表チームの強さは恐ろしいものがあります。
ハカがあるだけでもキャラクターが立っているのに、強い。
人々の心に残るためのインパクトは十分に持っていたかと思います。

音楽ですので『体験』は非常に簡単です。
・実際に現地を訪れ、聴く
・CDやDVDなどのメディアを入手して聴く。
・インターネットで検索して聴く
インターネットが普及した現在ではどれだけ『認知』に力を注ぐべきかがよくわかります。

そして、『価値の出現』
音楽の『価値』はすでに皆さんの頭の中に無意識的に刷り込まれていると思います。
そのため、ハカが音楽としての『価値』を認知されるというのは、その音楽へどう仲間入りできるかだと思います。
少なくとも日本では音楽として、日常的に聴くというところまでは届いていないかと。
マオリの音楽 “Poi E” (ポイエ)について
https://newzealand-diary.com/archives/1258
ニュージーランド先住民族の音楽と現代ポップスの融合
https://www.cinra.net/news/2012/11/14/114328
これからの売り出し方や広がりについては興味を持っています。

根本をまとめないことには・・・

ここまで書いていてやっとわかったのですが、
音楽についても地域を絞って書いたほうが書きやすいと思って書き始めましたが、
もっと根本的な音楽の価値をまとめないと、この文章がクローズしないことがわかりました。
大変失礼しました。
また違う機会に書かせていただきます。

―今日の初挑戦

私が運営に携わっているインスタアカウント
(墨田区のテイクアウト情報をリポストしてたくさんの方に知ってもらうことを目的としています。墨田区たくさんおいしそうなお店あります!ご興味あればフォローお願いしますー
https://www.instagram.com/takeout_sumida)
にて、
フォロワーさんからおすすめのテイクアウトの情報をいただきましたが、
お店がSNSをやっていないということで、直接伺いました。

両国4丁目の「わとん」さん
大変おいしく、このような出会いも素敵だなぁと思っています。

―好きなものとか

スポーツ観戦

スポーツをやるのはからきしですが、観るほうはかなりの雑食です。
ラグビーは大学ラグビーが好きで学生のころから見ていて、友人と一緒にやった一発芸でハカを織り交ぜて行った悪しき歴史があります。
W杯が盛り上がる前にオールブラックスが日本で親善試合をしたときは生で観戦して、生のハカを見ることができて、とても感動しました。W杯の時は人気過ぎて見に行けませんでしたね

観戦していて好きなのは
野球・テニス・ソフトテニス・陸上・ロードバイク・ラグビー・アメフト・競泳・アーチェリー・カヌー・バレー・卓球・レスリング・柔道・スポーツクライミング・ソフトボール・体操・バトミントン・ハンドボール・グラウンドホッケー・駅伝・スキージャンプ・モーグル・ボブスレー・カーリング・・・
みたいな感じでしょうか。
にわかだらけですが、ご容赦ください。
野球が最も歴が長いですね

本日もありがとうございました。
今日も明日もよい日でありますように!


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