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12/18(日)〜25(日) 児玉浩宜 写真展 『Notes in Ukraine』 開催

日時:2022年12月18日(日)〜25(日) 11:00-21:00
会場:BONUS TRACK GALLERY
住所:世田谷区代田 2-36-15(下北沢駅南西口 / 世田谷代田駅徒歩 5 分)
入場:無料


写真家・児玉浩宜さんが、2022年3月・5月・9月の計3回、約70日間にわたり、戦時下のウクライナで撮影した写真集『Notes in Ukraine』の刊行を記念し、写真展を開催します。

写真集 『Notes in Ukraine』 について

2月24日から始まったロシアによるウクライナ侵攻
空襲警報の鳴る戦時下で
「それでもつづく日常」と「忘れたくない感情」の記録――

シャッターを切るたびに襲われる、恐怖に近い感情。それは、これまで自分自身が持ってきた、脆弱な思想や観念が丸裸にされるような感覚だ。それらがあまりにも無防備で、簡単に曝け出され、引きずり出されてしまう、そんな恐怖に囚われる。それでも、その感覚を少しでも残したいとも思う。

まえがきより

ザリガニを捕まえ、それを1匹の魚に変身させようとする男。トラックストップの銀幕に、未来の経済について信仰する男子学生。犬を連れて土地の歴史をなぞる女の子。軋んだ車に花を飾る兵士と、果実のなる木を眩しそうに眺める少年。乾いた音の鳴る風に、ぬかるんだ雪解けの道。すれ違う人々とそれぞれの記憶。フィクションのような、記録ノート。

撮影期間 2022年3月、5月、9月
キーウ、リビウ、チェルノフツィ、イバノ=フランコフスク、イルピン、ブチャ、ポロディアンカ、ハリコフ、フラコヴェ、イジューム、バラクリヤ、オデーサ、ドニプロ……

この写真集は、東京を拠点に活動する写真家・児玉浩宜が2022年、3月、5月、9月の計3回、約70日間にわたり、戦時下のウクライナで撮影した作品集です。釣りをする親子、スケボーやDJパーティーを楽しむ若者をはじめ、いわゆる「戦争写真」ではない、でもたしかに戦争真っ最中のポートレイトや風景が写っています。まだ終わりの見えない戦争が続くなかで刊行する、ある作家の私的なノートのような写真集です。

編集者より

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著者プロフィール

児玉浩宜 Hironori KODAMA
1983年、兵庫県生まれ。写真家。NHK報道カメラマンとしてニュース番組やドキュメンタリーを制作。のちにフリーランスの写真家として活動。香港民主化デモ発生時から現地で撮影。2020年、香港デモ写真集『NEW CITY』、2021年、デモで使われたバリケードなどを撮影した『BLOCK CITY』を発表。
Instagram:https://www.instagram.com/kodama.jp/
note:https://note.com/hironorikodama

12/19(月) トークイベント@本屋B&B

BONUS TRACK内の本屋B&Bでは、トークイベントも開催されます。
展示と合わせて、ぜひご参加ください!

写真集 『Notes in Ukraine』 刊行記念
「ツービート!2人のトークショーでやりたい100のこと。ひかるとコダマのコンビニおすすめスイーツ3選、インドでわしも考えた」

戦時下のウクライナで撮影をする写真家・児玉浩宜が、ファッションブランド「途中でやめる」デザイナーの山下陽光を招き、現地で過ごした日々のことや、日頃考えたり感じること、楽しい生活のつくり方について、多角的にアイディアと実践方法を語ります。
会場では「途中でやめる」の直売会も同時開催いたします。

【日程】2022年12月19日(月)
【時間】20:00~22:00 (19:30オンライン開場)
【会場】本屋B&B+オンライン配信
【出演】写真家 児玉浩宜/ゲスト 山下陽光(途中でやめる)

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