プライドは時々、純粋に楽しむことを邪魔する
プライドは、今まで自分が経験を積み重ねてきてついた自信ゆえに生まれるものかもしれない。
けど、それは時々自分の行動を制限してしまう。
例えば、新しいことを始めるとき。
プライドを持っている、もっと言うとプライドが高すぎると、失敗した時の周りの目が気になってしまって一歩踏み出すのが怖くなる。
そして一番もったいなと思うのが、プライドが高すぎると何かを純粋に楽しめなくなってしまう。
イタリアに来てから仲良くなる子はなぜかアートが好きな人ばかりで、
そのうち絵を描くのが好きな友達と話していた時のこと。
彼らはとても絵がうまくて、私が興味津々にそれを見ていると、「みゆは絵を描かないの?」と言われた。
その時私は、「絵はうまくないから描かない。」と答えた。
そしたら友達は、「うまくなくてもいいんだよ。誰でも練習してうまくなるんだよ。」って言ってくれた。
そういえば、小学校低学年くらいまでは絵を描くのが好きで、時間があればお絵かき帳に絵を描いていた。
特に自分の描く絵に対して何か嫌なことを言われたとかは一度もないのだけれど、いつの間にか描かなくなってしまった。
多分それはプライドが高くなったからだと思う。
絵が上手い友達と自分を比べてしまったり、何かをやるにはうまくできなきゃって最初から完璧にできることを求めたりするようになってしまった。
誰でも最初は初心者なのにね。
もっとも、お仕事で誰かにお金をもらっているわけではないことなら、
うまくできるかどうかに関わらず、シンプルに自分が楽しんでやればいいのでは?と彼らの言葉を聞いて気づいた。
プライドが邪魔して、自分が好きなことを純粋に楽しめなくなってしまうのは勿体無いよね!
友達のおかげで忘れていた自分の好きなことを思い出した私は、
家に帰ってすぐi padとペンシルを取り出した。
そして小学生の時の私のように、夢中で楽しんで絵を描いた。
その時描いたのは、このnoteのプロフィール画像にしているおにぎりの絵。
なぜおにぎりなのかを語ると長いので、それについては別の機会にー!