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一般人がメダルゲームを買った話②

こんにちは!今回はメダルゲームを購入したところをお話しします。
以下から前回の記事が読めます

卒業制作のネタになりそうなものが見つかったものの、卒業制作が「メダルゲーム」でいいのか?と考えることになりました。

そもそもメダルゲームはどうやって用意をする?自作?購入?お金はどうする?家に置けないけどどうする?購入できないなら、メダルゲームのプロモーションムービーを作るか?
まず、筐体を用意できるのか。用意できないなら作品形態を変えるか。ここでかなり迷うことになります。(考え方次第でアウトプットの形が変わります)
Youtubeで某プッシャーメダルゲームの抽選機を自作されている方の動画を見たり、自作プッシャーメダルゲーム機を作っている方のブログを読んだりして、自作も楽しそう…とワクワクしたのですが、その当時から最終審査までは8ヶ月しかなかったので早々に諦め、安ければ買うことにしました。買えないなら映像にしようと。
置き場所についても、美大だったら「作品に使う」と申し出れば置けると思ったのでまあ大丈夫かなと(おい)。
(卒業制作、1年あると思ってたけど実際に手を動かしたのは半年もありませんでした。あの時、お金ないから自作してやる!と躍起にならなくて本当によかった)

早速、メダルゲーム プッシャー 中古 とかで探してみると色々あって、フォーチュントリニティ3とか中古で3000万くらいだったと思います。

3000万(笑)

払えません。学費よりたけー。
バイトで貯めたお金が少しありましたが、コロナの影響などで当時はバイトをしておらず、金銭面は慎重にならないといけませんでした。1万円ですら大きい金額!
お金をかければ納得のいくもの、いいものができることはわかっています。けれど、安ければ安いほどありがたい学生心。予算は1〜5万。そんなリーズナブルわがままプッシャー機、ないかな〜と血眼で探していたところ、3万円の「メダリュージョン」というシングルプッシャー機を発見しました。これだ〜!!!

↑のちに書きますが、アクエス様には購入から卒業制作の提出まで本当にお世話になりました。本当に感謝しています。

早速問い合わせてみると、税込3万3000円と運搬費とのこと。安い〜!これしかない!
運搬費は2万円〜とのことだったので、ちょっとでも安くしたかった為に友人に頼んで運搬をしていただくことになりました(お昼代だけで本当に助かった泣)

アクエスさんの担当者さんにメダリュージョンのメンテ方法を沢山教えていただきました。全くの初心者ながらも少しだけ仕組みを理解することができました。こういう機械いじりを全くと言っていいほどしたことがなかったので不安でした…
(どこに置くんですか?と聞かれて「大学です」って言うのがちょっと恥ずかしかった。)
そして大学に運び、1日を終えます。助かりました。みんなありがとう!

大学内で異彩を放つメダリュージョン

この時点で既に満足していた自分ですが、
卒業制作でどのようなものを作るか企画書を研究室に提出しなければならない為、以下のようなものを提出しました。

当初私の作りたかったのはこういうものでした↓

なんと…どこかで見たような抽選装置があります

当初の私は「ボール抽選」がまさに内定のステップと似ているものだと感じたので、シングルプッシャー機を改造してボールを落とし、隣に抽選装置を付けてクルーンを作って抽選させようとしていました(超無謀)。
カイジの映画も見たりして参考に。

そもそも自分は3年間こうした電子工作的なことはあまりしたことがなかった(Arduinoでモーターを動かしたけどほとんど忘れた)ので、ボツになりました。なので先生と相談して、「ボール抽選機能は無くし、メダルゲーム機だけで”就活”を表現することに決定をしました。

工程順に記事を書いていきます。
次回は分解編です!お楽しみに!(見てくださっている方、ありがとうございます!)


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