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就職活動とスタートライン

加藤は中小企業に入社し現在は別の中小企業で働いています。いずれも営業で大企業から零細企業と呼ばれるような企業までいろいろな会社・学歴の人とも関わってきました。そんな中で感じた事をお伝えしていきます。

スタートラインとは
学校で学んだ事は基礎的な事が多く、実際の現場で学ぶ事の方が遥かに多いでしょう。
学力も仕事とは直接結びつかないという人もいます。
仕事ができる人と学歴は関係ないとはよく言いますがそれは入ってからの話です。
大事なのは就職のスタートラインをどこにするかという事です。100m走の金メダリストでもゴールの30m前からスタートする素人には勝てません。
あなたはどこの位置からスタートしていますか?

年収について
給料の話で例にあげても、年収300万円スタートの人が頑張って200万円アップしても500万円スタートの人が同じ期間に100万円していると考えたらなかなか年収は追いつきません。
それどころかよほどの実力主義の会社でない限り初年度の年収は今後の伸び率に影響することは大きいです。
入社後に同じ努力をするのであればスタートラインが高い方が稼げる可能性は高いです。

学歴が影響する点
大企業が必ずしもホワイト企業であるとは言い切れませんが人気な企業はそれなりの理由があります。給与面、待遇面、安定性などのメリットが大きい企業には人が集まり倍率が上がります。
優秀な人ほど人気な企業に集まり採用されていきます。
採用の時に人事は面接でその人の総合力を見ていますが、実力・人柄・対応力のせっかくいい武器を持っていたとしてもそれを発揮する前にふるいにかけられてしまっては意味がありません。
また、何十人何百人と面接をする側としては数回の面接の表面上の受け答えよりも実際に勉強をして良い学校を卒業した実績の方がアドバンテージになる傾向があります。
学ぶ努力をする事と学んだ事を自分のモノにする力は就職後も必ず必要だからです。

就職前にすべき事
勉強は良い学校に入る事が目的ではなく社会に出る時に良いスタートができるための手段です。
学生時代の数年の努力ができずに50年近くの社会人生活を頑張れますか?いくら努力しても追いつけない状況になった時に後悔するよりも今できる事を精一杯やるべきかと思います。
すでに就職活動を控えている人はPRできるような自分の強みを磨きましょう。面接での模範解答はもちろん大事ですが社会に出て通用する力はより重要視されます。
転職活動では即戦力の人間を採用したいのでより社会人としての力を求められます。すぐにでも退職しなければいけない場合を除いて社会人力や実績などを準備してから臨むことをおすすめします。

さいごに
これまでスタートラインの話をしていきましたが、良いスタートができればそれで終わりではありません。
社会に出て生きていく以上は常に努力は必要です。
同じ努力量でより多くの幸福を手にするためにはまず事前準備をしてみてはいかがでしょうか。

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