認知科学コーチ(仮免中)がコーチングを受けて良きコーチに目覚め始めた話

こんにちは!認知科学コーチを学んでいる、奈麗美(なつみ)と申します。
普段は、スタートアップやベンチャーにコーポレート業務支援をしたり、
インキュベーションコンサルタントをしています。

今回は、仮免中のコーチが師匠のコーチを受けたら劇的にセッションの内容がかわり、クライアントのアンケート結果も変わった話を臨場感満載で行いたいと思います。
コーチを目指している方に少しでも参考になればと思います!

前置き

私は、2020年10月から認知科学のコーチングを学び始め、「自己適用」を合言葉に仕事以外はほぼコーチングのことを考えていたと思います。
(ちょっと、盛りましたwお酒飲んでる時とゴルフやっているとき以外も付け加えさせてください。)

そんなコーチングにドはまりした私ですが、学び出してから3か月後にコーチングがHave toになってきました。
勉強しなければならない、モニターセッションをうまくやらなければならない。
コーチングを学ぶことがwant toだったのに、
自己適用してこの素晴らしさを知っているのに、
です。

時を同じくして、「仕事」のゴールが理想の現状となり、ゴール更新をするタイミングなりました。
(注:当スクールのゴール設定の条件
  1.Want toであること
  2.現状の外であること
  3.バランスホール(8項目×3つずつ設定)であること)

ここからさらに迷走を始めます。
ゴール設定ができない、、、
何を考えても、理想の現状。
今までに費やした時間をサンクコストと考えたことはなかったですが、どんなに辛かったり、歯がゆかったりしても、「辞めたい」と思うことはなかったです。
むしろこの状態にいてもたってもいられず、同タイミングで開催されていたたスクールのイベントで登壇されていた卒業生(先輩)にメッセしてお話の場をいただくお願いをしていました。
(実はすごく内弁慶なのですが、この時は切羽詰まりすぎていて、普段できないことができていたように思えます。)

さらに優秀な同期たちの力を借りまくって、すべての項目のゴールを包摂するゴールは設定できました!が、
この瞬間はとてつもなくテンションが上がりやっと霧が晴れた!となったのですが、次はエンドステートが立てられない。。。
(エンドステート:最後の状態、最終的に成し遂げるべき状態のこと。現状の外のゴールの一歩手前)

正直やり切りました。1つ1つの事象で見てみれば、どれも納得することばかり。自己適用してRASが発火してる感じももちろんありました。
(RAS:Reticular Activating System 網様体賦活系(もうようたいふかつけい) これはまた別の機会にゆっくりご説明を!)
でも、ゴールの設定(エンドステート)ができないんです。

助けて!李さーん!
(突然ですが、私のコーチングの師匠の名前です。)
https://mindset.co.jp/about/

このようなタイミングで、師匠のコーチングを受けることとなります。

師匠のコーチングを受けている私のマインドの変遷

ここからは、概要をお伝えしていきます。
(詳細は、また別の機会に開示させてもらえればと!)

①私はワイルドカードだった。。。(例外人間)
→備わっていた能力により、ゴール設定ができない人種でした。
 さらに複雑だったのが、一度は現状の外のゴールを設定し、達成したことがある輩だったため、自身が例外人間だと思いもよらない。周りも思えない。
コーチの皆さん、「原則」があれば必ず「例外」があります。これ忘れちゃダメ、絶対!

②よい子はマネしてはいけない、、、
「やりたいくないこと(避けてきたこと)」をやってみるという「挑戦」を設定することになる
want toであることってどこに行ったんですかね??状態。プチ、いや大パニック。

③避けまくっていた「自己開示」の部分を突かれる。
いい大人が、師匠に対して、「キモっ。キモー><」しか言わなくなる。
(注:師匠が気持ち悪いのではなく、自己開示している自分を想像して気持ち悪がってます。念のため。)

④全総力をかけて、やらなくて済むようなもっともらしい言い訳という名の大プレゼン大会をし始める。我ながらなんてきれいな着地!と思っても、
当然、そんなの師匠に通じない。

⑤ふと、自分がモニターセッション及び同期たちにしてきたプッシュを思い出す。
マジでサイコパス!!私ってこんなことしていたの??と。

⑥メタ認知のおかげか、急に冷静になる。
え?人にこんなことしていて、自分が逃げ惑うなんて、ダサくない?やばくない?と、ギャルじゃなかったのにギャル語いっぱい出てきそう状態。

⑦師匠の話を冷静に聞けるようになる。
「避けてきたこと」の中にやれるけどやらなかったことがある。興味がないわけじゃないけど、やらなかったことがある。と。

⑧こうなったら、徹底的に避けてきたことをやろうと考える。いい意味での開き直り。

⑨どうやったら「自己開示」がしやすくなるか、ストレングスファインダーの上位5位の資質や自分の能力(才能)とこすり合わせてみる

⑩「自己開示」がそんなに嫌じゃなくなる

以上の心境の変化がありました。
依然として、Facebookで宣言せよと言われていることは忘れたい気持ちでいっぱいでしたが、
何人かにプチ宣言して退路を断つ準備をしていました。いついつにする!とこれまたストレングスファインダーの上位5位にある達成欲と結びつけました。とにもかくにも、ストレングスファインダー頼み。
でも、人って変われるもんだ!

そのあと、なぜかとても、自分のセッション構成を見直したくなりました。
「自己開示」するという決断により、スコトーマが外れたのだと思います。
(スコトーマ:心理学的盲点)

ここから良きコーチの芽吹きが始まります。

【やったこと】

①自己紹介を長めに設定
→ストレングスファインダー上位5位の収集心と個別化の特性を使う。
 =自分の才能を活かす
 私から自己開示を先にする。
 =ラポールの形成
 自己紹介してくださいといった方が、セッション中の質問よりもクライアントが自由に話してくれる
 =特性が顕著に現れる

②セッションの場を心から楽しむ
→我々コーチはクライアントの能力の輪(才能)をリサーチするのですが、77億人、十人十色の才能があります。
 これを知れるなんて、なんて楽しくて興味深いんだ!
 そそるぜ(by Dr.STONE千空)という気持ちになります。
 一人一人、素晴らしい才能を持っているので、楽しくないわけがない。
 皆さんが作るゴールは、お世辞抜きに素晴らしい。
未来を縁起するだけでワクワクする。これを楽しまない手はないんです。

【この結果】

この日から今日まで6セッションをしました。自分の手応え的には6分の5でビリーフシステムの書き換えまでいったと認識しています。
(ビリーフシステム:・自分自身を含む、世界全体に対する本人の信念。)

この前までのセッションはどこか消化不良な気分でしたし、圧倒的に違う何かを感じています。
アンケート結果としては、「楽しかった!」というフィードバックを必ずいただけて、
エフィカシーが上がっている様子のコメントと行動をすぐに起こしてくれそうなコメントが増えました。
この前までは、難しい理論が分かって、「要はこういうことですよね?」というのを皆さん頭がよいのでテキスト的にまとめてご返信いただいていたように思います。
コーチングとは体験そのものなので、けして机上の空論ではないのに本当にきれいにまとめてくださっていたな。。。ごめんなさい。

同時に、セッションではアファメーション・ホルモンの概日リズムの説明の時間が増えました。
どれだけ素晴らしい方でも、ホメオスタシスのフィードバックはあります。
(ホメオスタシス:生体恒常性維持機能。別名:コンフォートゾーン)

ゴール側の自分をコンフォートゾーンにするために何をしたらいいのか?
これも人ぞれぞれで話をしていて面白いです。
そして、「コーチを複数回継続してやる意味も分かりました。」というコメントもいただき、また私と話がしたいです!という言葉をいただきました。

【まとめ】

セルフコーチが大変、なかなか難しいといわれているように、自己解決するのが難しいフェーズは必ずあると思います。
早いこと周りに助けを求めるときは求めた方がいいなと思いました。
今回の件を通して、改めて当スクールのコミュニティ設計が秀逸だなと思いました。
たいていのことは同期内で解決できてしまいます。抱えるだけ無駄だなと(笑)
私の場合は、自身の能力の輪(才能)の兼ね合いもあり、師匠に突撃することになりましたが、この前段階でたくさんの同期たちに助けてもらいました。
持つべきものは、志が同じ優秀な同期たちです。

新しい分野を学んでいるときは全く一緒でなくても、どこかで悩みは出てくると思います。
そんなときにこの文章があなたの役に立てたら嬉しいです!

【今回の格言】

助けを求める勇気とスコトーマ(ここでは思い込み)を外す努力は常にする!
「世界は思っている以上に愛に溢れている」

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