語学の勉強~コツコツ続けたら必ず変わる!~

私が初めてハングルを覚えてもう10年がたつ。

初めて私が韓国語を覚えたいと思ったのは「少女時代」というK-POPアイドルに惚れこんでしまったのが理由だった。彼女たちの歌を理解したい、何を話してるんだろう、日本語字幕もインターネット上にはたくさんあるけれど、原語のまま、自分の解釈で言葉を理解したいという気持ちが強かった。

「少女時代」や「KARA」を筆頭に日本でも韓流ブームが起こったのがちょうど10年前だった。少女時代の日本デビューが決まる前、彼女たちの存在を友達に教えてもらいYouTubeで少女時代のMVやダンス動画を見ていた。そろったダンスに抜群のスタイル、キャッチ―な音楽にはまり、「沼」から抜け出せなくなった私は韓国語を勉強したいと思うようになった。


幸い、当時同じクラスに韓国から転校してきて1年になる友達がいた。彼に頼んでまずはハングルを習った。私の仲良くしていた友達は、K-popに特に興味を持っていたわけでもなかったが、一緒になってハングルを覚え日本語の音をハングルで表記して交換ノートをしたこともあった。(こんにちは→콘니치와  konnichiwa みたいな感じで)

そのおかげで、1ヶ月もかからずに表を見なくても読み書きができるようになった。そこから簡単な単語(アンニョンハセヨ、カムサハムニダなどほんとに簡単な言葉)を覚えるなどした。そこまでで韓国語の勉強はストップしていた。次に本格的に勉強するようになったのは大学の第2外国語で選択してからだ。ただ、この中学から高校の間に全く韓国語の勉強をしなかったのかというと、そういうわけではなく、K-popや韓国ドラマで自然と日常的に耳が韓国語の音に慣れるような生活をしていたし、K-popの訳を調べてよく歌に出てくる単語なんかは覚えたりしていた。

大学に入ってから現在3年生になるまで、ずっと韓国語の講義を取っている。文法を1から学べたし、授業の中で韓国語で小説を読んだり、詩の朗読をしたり、新聞や論文も読んだりしている。

そして最近は、大学とは別でパーソナル指導のような形で韓国語の講座を受講している。今までの勉強法は韓国語を読んで理解する形式のものばかりで、インプットしかしてこなかった私はアウトプットがとても苦手である。それに気づき、現在はその先生とアウトプットの練習をしている最中である。

これまで長く韓国語に触れる生活をしてきて、やっと上達してきたなと感じることが最近いくつかある。

韓国の芸能事務所が主催しているアイドルのオーディション番組を見るときに、日本語字幕がなくてもある程度話していることが理解できたり、韓国ドラマを見ているときには、字幕と実際の韓国語のセリフとを頭の中で比較しながら見ることが出来るようになってきた。

やっとここまでこれたな~~と思いながら、まだまだだな~~という気持ちもあって、、、やっぱり最終目標は韓国人の友達と韓国語で会話し、テレビ番組も字幕なしで見ることが出来るようになること。

そのためにはまだまだアウトプットが足りていない。独り言を瞬時に頭の中で作れるようにインプットしながらアウトプットの練習もしていきたい。なかなか一瞬で作文をするのは難しい。大学を卒業するまでにある程度韓国語で会話ができるようになりたいと思っている。


私の韓国語勉強歴を語っただけだけど、少しづつでも続けていれば一年前の自分とは確実に違っている。去年の私と今の私の韓国語力は圧倒的に違う。辞書で単語を調べるスピードすら違いますからね。そしてこれは語学だけではない、何事にも言えること。少しの積み重ねが自分を変えてくれる。今すぐに変化がなくても大丈夫。続けていれば変わる瞬間が訪れます。

何かを頑張っているみなさん、一緒に頑張りましょう。



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