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なぜ大人になるとライトノベルに拒絶反応が出るのか?:音楽も年を経てクラッシックを好きになる原理

昔は僕もよくライトノベル作品に憧れを抱いたものだ。特に高校生とか大学生の前半とか。

異世界に行って勇者になるとか、カワイイ女の子たちにちやほやされるとか。

でも案外、それって叶ってもあんまり良いものでないって気づいてしまうと急に胸踊らなくなる。

誰とも付き合ったがないときは、

「パートナーができたらどんなに幸せだろう・・・」と夢膨らませるが、

実際交際が始まると全て幻想だったことに気づく。

現実を知ることは良いこともあれば、悪いこともある。

でも、それで冷めてしまうものって

本当に好きなことではないのかもしれない。

よく最近、声や映像のディレクションをすることから、

必死に自分を売り込もうとしている役者さんをみる。

もちろん、これは尊いことだと思うけど、

「実際はこっち側はそんな良いもんじゃないよ」

って教えてあげたくなることもある。

でもそれってこっち側に回って体験してみないとわからないことかもしれない。

こっち側で回ってみて、それでも「好き」って言える人ならわたしも大歓迎で迎え入れたい。

それはさておき、昔はあれほど好きだったライトノベルに携わる仕事とかして思うけど、

なぜか最近ワクワクしない。

ワクワクできていた昔に戻りたいなーって思うこともある。

だが、仕事上、それももう無理な話だ。

じゃないと仕事ができない。

これは同様に昔好きだったJ-ROCKやパンクなんかもそうで、

30手前にして、もううるさいとしか思えなくなってしまった。

一方で、最近クラッシックにハマっている。

クラッシックは聞くとすごい気持ちが良い。

これはオーケストラとか生で聞いたことがない人は絶対一回は行ってみるべきだ。

一回温泉に浸かった以上の癒しを感じられる。

ドビュッシーとか最近めちゃめちゃヘビロテしている。

なんで年齢を経るとクラシックが好きになるか最近わかった気がする。

芸術に対する耳や目が洗練されていくと、結局いきつく先は

王道になるのだろう・・・

そうだろうか?

これはもう少し研究してみるとしよう!



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