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#6【おすすめ本】風は山河より

小説など様々な本を、
年間200冊以上読んだ私おすすめの本を紹介していきます。

1.風は山河より

”風は山河より”は、日本の小説家宮城谷昌光先生が発表された作品です。

この小説は日本の戦国時代を舞台に、徳川家に仕え続けた野田菅沼一族に焦点を当てて書かれた長編歴史小説です。

戦国期の奥三河。野田城主・菅沼新八郎定則は、瞬く間に西三河を統一した松平清康の驍名を聞き、卓越した判断力で帰属する今川家を離れる決意をする――。これまで描かれなかった信長誕生前夜に光をあて、中国歴史小説の巨匠が満を持して挑む戦国日本。
                        ※上記サイトより引用

2.おすすめポイント

天下を統一した徳川家康公の家臣には本多忠勝や井伊直正など沢山の有名武将がいますが、この小説はあまり取り上げられることのない菅沼家を主人公にして書かれている為また違う視点からの徳川家康公の天下統一事業というものが見れます。

この小説というか作家の宮城谷先生はとても当時の時代感の再現を文章で表現するのが上手く、読み手がその場にいて見ているような没入感を感じさせてくれます。

正直に言うとこの小説は前半は解説が多めな為なかなか物語が進まないなと感じる方もいるかもしれません、ですが中盤から後半にかけて一気に物語が進んでいくのでスラスラと読むことができます。

そして東の今川という大勢力と西に織田に挟まれた徳川(松平)家の大名の狭間で揺れ動く小国の領主と家臣の大変さが良く書かれていてとても興味深く面白く見れます。

3.まとめ

これまで登場することのなかった菅沼家に焦点を当てて書かれた長編作品の本作は戦国時代に興味がある方日本史に興味がある方におすすめできる作品です。

私は日本史が好きなので「勉強になるなー」と思いながらスラスラとあっという間に読み終わってしまいました。

Kindleやamazon・楽天ブックスにもあるので、電子書籍でもいいですし本を買ってもいいと思います。
是非購入して読んでみて下さい。


おわり。

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