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発達障害ニュース

第3回目となりました!発達障害ニュースです♪

すごいねぇ。3回目ですもの。当初は、実は何~にも考えて無かったのです。

もりあすかさんのnoteを目にした時に、私も何かしないと!そう思ったんです。

発達障害の特性に、思いついたことや気になったことを、すぐに始めるという部分があるのですが、これが本当にかっこいいんです。我が家の夫と息子も、めちゃくちゃその特性が顕著に現れることがあります。もちろん、何事もケースバイケースなのですが、やっぱりその行動力たるや素晴らしいのです。だから、ちょっとでも私も真似したい!!そんな思いもあったんです。

前回、ご紹介したチャレヒトさんも、私の憧れるタイプのお方ですね。Vチューバーさんを見ていて『あ、これ自分にもできそう』の段階でもうほぼ始めちゃってる。そして速攻で仕上げて、Vチューバーとしてスタート!!こんなかっこいい人たち中々いませんよ。尊敬します。リスペクトです。

そして、もりあすかさんのnoteで、またしてもすっごく大切な事を知ることができました。それが、こちら

相貌失認(そうぼうしつにん)、初めて聞くワードでした。

チャレヒトさんの事をご紹介した時にも同じような事を申しあげましたが、この相貌失認を、何倍にも希釈した状態で、私たち定型発達も同じような経験をする人も多いのではないかと思います。

相貌失認(そうぼうしつにん)とは、脳障害による失認の一種で、特に「顔を見てもその表情の識別が出来ず、誰の顔か解らず、もって個人の識別が出来なくなる症状」[2]を指す。 俗に失顔症とも呼ばれる。 頭部損傷や脳腫瘍・血管障害などが後天的に相貌失認を誘発する要因となる。
             Wikipedia参照

顔や名前が覚えられない。

そうした悩みを持っていらっしゃる定型発達の方も、発達障害の方々の工夫を取り入れてみてはいかがでしょうか。もりあすかさんは、Facebookを活用されていますが、応用も効きそうです。

このような悩みを、AI などの新しい技術がカバーすることもできそうな感じがしますね。もう、すでにいい感じのアプリとかあるかもしれません。情報をお持ちの方がいらっしゃいましたら、教えていただけると、とても助かります。

ほんの少しどこかが改善するだけで、楽になるなんて事もありますし、ほんの少しの改善を続ける事で、いつしか楽に生きられる日が増えた。なんてことも。そうやって良い方向に向かっていきたいものです。

でも、忘れてはならないこと。それは、発達障害の方々にとって有効な方法が、定型発達にとって有効であることは、とても多いですが、その逆はあまりないと言うこと。

悩みに対する定型発達のやり方が、発達障害の方々にフィットすることはとても少ないのです。私たち定型発達が、発達障害の方々から受けられる恩恵よりも遥かに少ない部分しか、発達障害の方々には合わないのです。それゆえの生きづらさだと、私は考えています。

前回の発達障害ニュースでもお伝えしましたが、私、ボンボンは発達障害↔定型発達の翻訳家、通訳を始めました!

何をしてるのか?と言いますと、まだ何もしておりませんwww

なので、今回が初めての活動となります。ご期待に添えるような翻訳や通訳ができるかどうか全く分かりませんが、始めてみたいと思います。

新コーナー 定型発達の『特性』

この、コーナーでは発達障害の方々に、定型発達の事を分かりやすくお伝えすることを目的としています。

語られる内容は、ボンボンの経験則に基づいた、非常に私的なものとなっております。予めご了承くださいませ。内容には失礼な言い回し、過激な言葉などを含みます。ご理解の上、読み進めていただけますようお願いいたします。

定型発達に『特性』という概念はありませんが、発達障害の方々を説明するときに使われる用語や、特性の内容などと似たような表記や表現にすることで、発達障害の方々にとって、定型発達をより身近に感じてもらえるような工夫です。

同時に、発達障害の方々が、普段このような説明文で障害についてや特性について説明されている事を、定型発達が疑似体験することでお互いの気持ちを理解する良い機会になればとの思いで作成したものです。

さてさて、前置きはこれくらいにしまして、いってみたいと思います!

発達障害の人と定型発達の人の間でよく起きる事。

発達障害側

『なんかしらんけど人が離れていく』
『気が付いたら嫌われていた』
『何もしてないはずなのに理不尽に攻撃された』

定型発達側

ドン引き
驚き
プチパニック
恐怖

このような状況に陥ってしまわないための工夫とそれぞれの『特性』にあわせた配慮について考えてみたいと思います。

今回は、定型発達側の『特性』とそれに合わせた配慮の仕方についてです。

定型発達の『特性』

グレー思考

グレー思考とは、発達障害特性の100、0思考、白黒ハッキリした思考、オンオフが切り替わるスイッチ思考とは、全く違う、定型発達の独特な『特性』による思考方法であり、『特性』ゆえの悩みと、『特性』による弊害、『特性』による歪みが生じるものです。もちろん、『特性』による良い面もあり、グレー思考そのものは悪いものではありません。
        ボンボンの人間観察調べ

グレー思考は、定型発達の多くの人がもつ思考の癖であり、それらは生まれ持った性質であり『特性』と呼ぶにふさわしいものです。定型発達の人、全てに当てはまる訳ではありません。発達障害の人の中にもグレー思考は、しばしばみられます。

大きな違いは、定型発達では、グレー思考のみの人が多く見られ、発達障害の人にみられるグレー思考は、白と黒も含めたグラデーションであることがほとんどです。

グレー思考は、環境や人間関係などにより大きく変動しうると、ボンボンは考えます。よって、定型発達の人の中でも、白黒思考を含むグレー思考の方がたくさん存在します。

発達障害にみられる白黒思考(100、0)思考との違いについて、詳しく説明いたします。

白黒思考(100、0思考)の特徴

※ボンボン個人の印象をもとに、まとめています。

⚫白➡黒あるいは、黒➡白の移行が非常にスピーディー

⚫白あるいは、黒で固定することが可能

⚫白➡黒あるいは、黒➡白の移行の後に、元の状態を意識せず、切り替わった思考を維持できる

⚫白あるいは、黒であることに自信が持てる

⚫白あるいは黒、であることに決意が必要ない

グレー思考にとって
白黒思考の良くない出方の例

*会話の途中で、急に別の話を始める。

*気になった事を突然始める。

*絶対にこうと決めたら、てこでも動かない。

*思った事をすぐに口に出して言う。

グレー思考

※ボンボン個人の印象をもとに、まとめています。

⚫グレー思考の移行そのものが非常に遅い
(膨大なグレー指数の中で確認作業が必要な為、とても時間を要する)

⚫ 思考を固定することができない
(グレーのわずかな違いや、あるいは大幅なグレー指数の揺らぎが常に伴う)

⚫ 思考が移行した後に、移行する前あるいは他の思考へと移ってしまう
(仮にグレー指数を自ら決定したとしても、決定する以前のグレー指数や、決定したグレー指数の周りでうろうろとした移動を繰り返してしまう)

⚫グレー思考そのものに自信が持てない
(移り気な思考パターンそのものに自信を持つことができない)

⚫思考を固定しようとすることに異常な決意が必要(グレー指数を固定できないゆえ、どのグレーであるのかを決定することそのものを嫌う傾向にある。どうしても固定が必要な時には、異常なほどの決意が必要となる)

白黒思考にとって
グレー思考の良くない出方の例

*急な変化に対応できず呆然としてしまう。

*あれこれ気になって決まらない。

*あの時の事が気になって決心がつかない。

*誰かに言われた言葉や流行、時代などの流れに沿っているかをより重視してしまう。

*回りくどい言い回し、遠回りな表現、はっきりしない言葉運びで、分かりにくい。

*論理的ではない

*正解が無い、正解がわからない

定型発達の多くに見られる、グレー思考は、常に自分の思考が移動を続け、いったり来たりし、揺らぎ、歪みをきたします。その結果、自信を持つことができない人も少なくありません。

また、思考の固定が難しいために、物事の判断が鈍く決められない。決められない事で、行動に移すことが遅くなり、グレー思考そのものの移行スピードの遅さと重なり、フリーズを起こしてしまいやすいという『特性』を持っています。

また、グレー思考の『特性』をもつ定型発達の多くは、自分がどの程度のグレー指数(グレーの度合い)であるのかを、自ら認識することが難しく、自分以外の人が決めたグレー指数を、自分のグレー指数と勘違いし、勘違いからくる不一致に苦しみ、グレー指数の中をさ迷い続けてしまうことで、精神的な不具合をきたすこともあります。

グレー思考を持つ定型発達者との
関わりの注意点

グレー思考には、白と黒が存在しません。限りなく白に近い、あるいは限りなく黒に近いことはあったとしても、決してそれは白でもなければ、黒でもありません。

グレー思考のある人に、白または黒、あるいは100又は0を明確に求めることは精神的な苦痛を強いることに繋がる場合がありますので注意が必要です。

グレー思考の方々への配慮

グレー思考を持つ方々の多くは、白あるいは黒であることに違和感や恐怖を感じます。そして、白から黒、あるいは黒から白への急激な変化に対応することができません。これは、白から黒への移行にグレーを経由しないことが原因の一つとなります。白から黒の急激な変化に遭遇した時、多くのグレー思考の方が、パニック、フリーズ、恐怖、気持ちが冷めていくドン引きを経験します。

その結果、白黒思考の方々との間に摩擦が生まれたり、距離が生じたりしてしまうことに繋がります。

◆前置きの導入

重要な配慮の一つとして、前置きの導入がお奨めです。前置きはグレー思考の人にとって、グレーを経由したことと同等の意味を持ちます。

話の流れが急に変わったり、思考のパターンが変化することを、そのまま表現するのではなく、

『話は変わるけど』
『さっきとは、違うけれど』
『急に思い付いたんだけど』
『ところでさ』
『そういえば』
『私、思うんだけど』

などと、予め断っておく。そうすると、急激な思考の変化にの前に、ワンクッションあることで、パニックを起こしにくくなります。

こうした前置きの言葉が無く、突然繰り広げられてしまった白と黒に困惑してしまい、衝撃を回避するために離れるという選択をしてしまうことがしばしばみられます。

前置きとしてのタイミングを逃してしまったとしても、気がついた時に『さっきとは違う』という意味の言葉を伝えることは効果的です。その行為そのものがグレーを経由したこととなり、グレー思考の心を安心させてくれる効果があるのです。話が全て終了してからであったとしても、白と黒のまま過ぎてしまうことよりも遥かに緊張をほぐします。

グレー思考の人に、白か黒かを問う行為は極力避けたほうが良いでしょう。あるいは、『自分の意見として発している』ことを前置きとして話始めることで、違和感や不一致に悩んだ結果、心が離れてしまう、ドン引きを起こしにくくなります。

そして、白と黒を強制したり、強要してはいけません。

グレー思考の方への配慮は他にもたくさん存在します。今後も、定型発達の『特性』コーナーにて随時更新していく予定です。

最後に、グレー思考の良いところを紹介して今回は終了させていただきます。

グレー思考の良いところ

思考の揺らぎがあることで、包容力に富み、様々な考え方を内包したり、外部からの刺激に対して臨機応変な対応をすることができます。

結論を出すのが遅いことで、修正が効きやすく、受け入れにくかった考え方などを、完全に否定せず取り入れて行くことができます。

長~くなってきてしまったので、今回はここまで!

お互いの事や、気持ちがが少しでも分かると、無駄な争いや、揉め事などが減り、互いの良いところを認め合い、協力したり、助け合う事ができるようになります。

我が家ではこうした様々な工夫をしながら、幸せで円滑なやりとりをできるよう心がけています。

発達障害↔定型発達の翻訳家、通訳やっております。

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