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家族の半分は発達障害

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発達障害者とその家族からみた世界や日常生活。学校の事、仕事の事、投薬の事、二次障害の事などをまとめています。
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2020年10月の記事一覧

インチュニブ卒業から2ヶ月半

現在、小4の次男。小1の秋からADHDのためのお薬、ストラテラを試し、あまり合わなかった事もあり、その後インチュニブを試し、3年弱ほど服用してきました。これまでの様子はこちら↓ 本日は久々の通院でした。主治医の先生との面談です。お薬を飲まなくてもなんとかやっていて、目立った不調は見られない事、トラブルは抱えていない事、学校生活は良好である事、学習面の滞りは見られない事、家庭でも日々順調に成長している事などを伝えてきました。 先生の反応はどうだろうかと、行く前からちょっと気

順番は大事

たぶん、どんなことでも順番は大事なんだと思う。 やる事は変わらなくても、順番を変えると上手く行くことがたくさんある。 順番を変えたら、一つやる事が減ったりする事だってあるし、順番を変えると違う扉が開く事もある。効率が良くなったり、新しい世界が生まれたりする。 子どもたちが上手く行ってない時に、「順番を変えてみる」という提案をする事がある。 順番が変わっただけなのにね。 順番って大事なのよ。 した事は同じなのに、結果が違う事や、見える世界が違う事が山のようにあるんだ

男の子育児で困ること

母ちゃんのワンオペ育児で困る事ってあんまり無い。最近は子どもたちもけっこう育ってくれて全然困る事は無いのよ。だけどね、時々やっぱり(゜-゜)うーん。どうしたもんかねぇ。困ったというか、気持ちが分からないからなんとも言えないというか。 昨夜、次男がね、泣きながら 『お母さん〜(´;ω;`)どうしよう…ちんこがめちゃくちゃ痛い〜おしっこできないぃ〜いたぁいぃ〜!もう絶対におしっこできないこわいどうしようどうしよう…』 っていいながら、冷や汗かいて、べそかいてる。どこがどう痛

発達障害児✕宿題=?

発達障害児、次男4年生。 宿題はとーっても大嫌い。宿題が好きな小学生と私は出会ったことはないから、まぁ、みんな嫌いだと思うのだけど、発達障害児のそれは、ただの嫌いとはわけが違う。 嫌なことをする事への抵抗とか、気持ちの問題などの、当たり前の問題は何十倍も大きくのしかかっているし、おまけに、特性上の問題も上乗せされて、 発達障害✕宿題=かんしゃく 発達障害✕宿題=パニック 発達障害✕宿題=膨大な時間 発達障害✕宿題=暴言 発達障害✕宿題=先延ばし 発達障害✕宿題

くすぐりって大事!⊂(・▽・⊂)コチョコチョ〜という療育

ボディーイメージがあまりハッキリしない発達障害児、次男。だいたい、1、2年生くらいまでは、かなりあやふやでした。誰かにぶつかったり、ちょうどいい距離を取ることがとても難しかった。近づき過ぎたり、遠過ぎたり。 次男にとって、どれくらいの距離がその時々でちょうどいいのか?っていうのはものすごく難しいことなのです。ちょうどいいって簡単にやっているようで、実はとても複雑な事をやっている。 パーソナルスペースというものが感じられない次男は、パーソナルスペースを目で見て理解できるよう

自己肯定感ってどうやって育むの?②

猫たちの為に、階段上のデットスペースをプレイパークにする計画を進めているボンボンです。とりあえずほぼ完成したのですが、どうやら、誰も興味が無いか、プレイパークへの動線が悪いようで、実際にはプレイしてもらえずガックリ⤵(;´д`)トホホ…気を取り直して改良をする予定です。 さてさて、↓前回のお話の続きです。 今回は、 『自分一人で眠ることができる』について書いていきたいと思います! お母さんたちの悩みのタネ。それは、ぐっすり眠れない事。 小さな子どもたちのいるご家庭で

自己肯定感ってどうやって育むの?

最近、毎朝の楽しみは、コスモスとアサガオの種を採取する事。毎日採れる種を見ながら来年の事を妄想しつつ楽しんでいるボンボンです♫ 自己肯定感ってどうやって育むの?こんなタイトルを付けました。これは、私が考えて実践してきた方法です。もちろん、自分自身にもそうなのですが、子どもたちが育つ為に意識している事でもあります。他人と比べて、メンタルヘルスを保てない事があると、自分も辛いですが、やはり周りもキツくなりがちです。子どもたちには自己肯定感を持って生きていってもらいたいな。そんな

子どもたちが自立していくために

我が家の子ども達は、現在小学校高学年の男子。 「おなら」と「屁」の違いについてなんかに興味があるし、ポケモンがどうして子どもと大人の両方にガチで人気なのかとかも語ってくれる。 何時間でも絵を描いているし、最新のおすすめマンガが何なのかを知っていたりする。 毎日のようにマスクを忘れては、取りに帰って来るし、部屋には靴下の抜け殻が落ちていたりする。手に持って出かけた荷物は気がつけばどこかで落っことしているし、傘は3回使うと壊れている。 こんなに寒い日に、タンクトップで学校

落とし物

夏頃に自転車で灼熱ツーリングに出かけた我が家のチーム発達障害。 道端で腕時計を拾ったんだそうな。 紳士物のCITIZENの腕時計。 近くの交番に届けて、早数カ月。 本日が、落とし物の保管期間?みたいなものが終わる日だったそうで、落とし物をGETしてきた次男。 警察署へ行き、落とし物を扱う場所で書類を書き、落とし物の新しい持ち主になったのでした。 あの日貰っちゃったら、心がザワザワしたはずなのです。でも、そこは父ちゃん。我が子が生きる未来の為に、ちゃんと交番へ行って

ズルいって言う人が最もズルい

いやー。長かったです。もうこの問題に何年かけてきたのでしょうか。ようやく、話しができて、ある程度納得してもらえたように感じました。 発達障害児、次男4年生。まあまあ、いい線いってるんじゃなかろうか。子どものうちに分かっておかないと、後に大変苦労することを一つ一つ。 子どもへの対応は傍から見れば、『そんな可愛そうなことしなくてもいいじゃない』とか『子ども相手にそこまで言わなくていいじゃない』と冷たい応援をしばしばいただく。けれど、いざ大人になった瞬間から、できて当たり前を要

選択肢は作ったっていい

先日、聞いた話しにとても違和感を持った。というか、前からここではずっとそうだったのだろうけど、今も変わらないし、これからも変わらないようだ。 高校生の息子さんがいる友人が、2年生の今の時点で就職か進学かを決めなくてはならない。そして、コロナの影響で就職の道がかなり壊滅的だから、もう進学するしか無いと話してくれた。 なんか、デジャヴュ。私が高校生だった頃、バブル崩壊後の氷河期も同じだった。状況は違うかもしれないけれど、大人が言うことというのはちっとも変わらないんだと残念にも

息子の障害について、リアルでは公表しない理由

私の息子は発達障害(ASD/ADHD)です。 この事を知っているのは、基本的には病院と学校と夫。例外として、私の姉には、息子が飲んでいる薬についてたずねられたので、ADHDのお薬を服用していると答えたことはありました。(←現在は、お薬は服用していません) 本人には、脳のタイプが他の人とは違うと言う事は常日頃から話してあります。お薬を服用する際にはなぜ必要なのかの説明もしましたし、疑問に思ったりした時にはその都度何度も説明してきました。お薬をやめる時も、本人や主治医と相談し