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家族の半分は発達障害

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発達障害者とその家族からみた世界や日常生活。学校の事、仕事の事、投薬の事、二次障害の事などをまとめています。
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2020年8月の記事一覧

障害って何だろう【再掲載】

過去記事を編集して、再掲載しています。続き物ですので、しばらくお付き合い下さいませ。 過去に書いた現在の様子です。当時は三年生でした。 (ΦωΦ)猫写真は最新ですので、過去記事ですが写真だけでもお楽しみ下さい。 二年生で学校の楽しさや、仲間の素晴らしさを体感した息子は三年生に進級して、もう二学期。ずいぶん秋も深まって来て、そろそろ学習発表会の練習が始まる頃のこと。 三年生は、社会見学でいろいろな所へ出かけて行きました。息子は、そのうちの工場見学についてをまとめて発表して

良い先生、悪い先生って何?【再掲載】

過去記事を編集して、再掲載しています。続き物ですので、しばらくお付き合い下さいませ。 (ΦωΦ)猫写真は最新ですので、過去記事ですが写真だけでもお楽しみ下さい。 二年生の担任の先生は、初めてお会いした時に言いました。 先生『息子さんにとって、分かりやすい事は、みんなにとっても、分かりやすい事だと思います』 そう言ってもらえると、発達障害児はとても助かるのです。先生に丁寧な説明を心がけてもらえた事で、息子は安心してクラスに居られるようになりました。 低学年のうちは周り

愛され力【再掲載】

過去記事を編集して、再掲載しています。続き物ですので、しばらくお付き合い下さいませ。 (ΦωΦ)猫写真は最新ですので、過去記事ですが写真だけでもお楽しみ下さい。 大変だった1年生をなんとか乗り越えた息子。とはいえ、二年生に上がる不安もあるし、新しい環境に慣れるのにとっても時間のかかる子。まだまだ気を抜けない。と言うか、むしろそのスタートが一番重要で、できたら二年生がスタートする前に、担任の先生とお話しできたらなぁ。と思っていた。さすがに、スタート前は難しかったものの、かな

発達障害特性が生きてるよ!その凹、実は凸ですよ!【再掲載】

過去記事を編集して、再掲載しています。続きものですので、しばらくお付き合い下さいませ。 (ΦωΦ)猫写真は最新ですので、過去記事ですが写真だけでもお楽しみ下さい。 発達障害にはたくさんの特性があります。特性は、なぜか凹みと思われてしまいがちなんですが、基本的に人の長所と短所って同じ部分だと思うんです。ある時には長所と言われ、またある場所では短所になる。特性も同じです。同じ特性なのに、場面によって凹と言われたり、時に強力な凸にもなる。 見方や、捉え方、受け取り方や、生かし

発達障害児『トリセツ』

過去記事を編集して、再掲載しています。続きものですので、しばらくお付き合い下さいませ。 (ΦωΦ)猫写真は最新ですので、過去記事ですが写真だけでもお楽しみ下さい。 当事者カウンセラーさんに発達障害児の息子のための『トリセツ』を作っていただきました。前回の『トリセツ』の続きです。 ※質問は、個人情報などの影響もあるため、かなり短くカットしております。 私からの Q ④ しゃべりが止まらない 授業中 トリセツこれは「喋り出してしまうことがやめられない」のか「喋り出したら

イケメン スクールカウンセラー 【再掲載】

過去記事を編集して、再掲載しています。続きものですので、しばらくお付き合い下さいませ。 (ΦωΦ)猫写真は最新ですので、過去記事ですが写真だけでもお楽しみ下さい。 今回は、あの!にゃんポイントの誕生する瞬間を再掲載で再現しております ヽ(=´▽`=)ノ 息子からは『しゅっとしたイケメン先生』と呼ばれ、担任は、『とってもイケメンなんですよ♪』と心踊らせ、息子のクラスの女子達が『きゃ~♥きゃ~♥』黄色い歓声をあげていた、あのイケメンカウンセラーさん。 確かに中々のイケメン

新たなる勇者、現る【再掲載】

過去記事を編集して、再掲載しています。続きものですので、しばらくお付き合い下さいませ。 (ΦωΦ)猫写真は最新ですので、過去記事ですが写真だけでもお楽しみ下さい。 お年玉をもらって、ほくほくの冬休みも終わり、三学期がスタート。いよいよ一年生も終わりに近づいてきた。  そんな頃、授業参観で子ども達が、この一年でがんばった事や、自分の得意技を披露する会が開かれた。一年生の各教室では、ほほえましい子ども達の成長を楽しみにした親たちが、教室一杯に詰めかけた。 わぁ~!いよいよ

勇者の剣と盾【再掲載】

過去記事を編集して、再掲載しています。続きものですので、しばらくお付き合い下さいませ。 (ΦωΦ)猫写真は最新ですので、過去記事ですが写真だけでもお楽しみ下さい。 新たな登場人物兄弟(発達障害児)の二つ年上、我が家の長男。 いわゆる、アホ男子。クラスにいる目立つやつ。いつだって、ファーストペンギン。『おっしゃ俺がいったる~』っていうアゲアケな人。なのに、時々、ポエマー。染みることをさらっと言ってくる憎めないやつ。 息子の通う学校では、春は運動会、秋は学習発表会の二大イベ

スクールカウンセラーと学級担任と学級補助員【再掲載】

過去記事を編集して、再掲載しています。続きものですので、しばらくお付き合い下さいませ。 (ΦωΦ)猫写真は最新ですので、過去記事ですが写真だけでもお楽しみ下さい。 主な登場人物息子 次男一年生の一学期終わり頃に、学校へ行けなくなった事で、発達検査を受け、発達障害ASD/ADHD の合併であることが分かった。 担任の先生(一年生の頃)息子が一年生になるのと同じタイミングで他所の学校から転任されてきた新しい先生。お孫さんがいらっしゃる年代の女性の先生。『~ねばならない』『~

スクールカウンセラーさんとの出会い[再掲載]

過去記事を編集して、再掲載しています。続きものですので、しばらくお付き合い下さいませ。 (ΦωΦ)猫写真は最新ですので、過去記事ですが写真だけでもお楽しみ下さい。 次男に障害があるとわかったのは、小学一年の秋の事です。1学期末に学校へ行けなくなってしまった息子を、発達障害や小児の困り事を相談できるクリニックへ連れて行き、WISC の検査を受け、数ヶ月かかって診断となりました。 結果は、ASD / ADHD の合併です。 その当時の担任の先生は、とてつもなく『~ねばなら

ペアレントトレーニング【再掲載】

過去記事を編集して、再掲載しています。続き物ですので、しばらくお付き合い下さいませ。 (ΦωΦ)猫写真は最新ですので、過去記事ですが写真だけでもお楽しみ下さい。 私の夫と息子は発達障害のASD/ ADHDです。 息子が小学一年生の1学期末に学校へ行けなくなったことがきっかけで、発達ついて検査をして発達障害であることがわかりました。 診断結果が出たからと言って、そこからすぐに何かが変わるわけではなく、一つ一つ勉強を重ねていくしかありませんでした。 診断をお願いしたクリ

発達障害は当事者も親も気づかない?!②[再掲載]

過去記事を編集して、再掲載しています。続きものですので、しばらくお付き合い下さいませ。 (ΦωΦ)猫写真は最新ですので、過去記事ですが写真だけでもお楽しみ下さい。 前回のお話は↑こちら 発達障害についての検査をクリニックに予約してから、受診するまでに何日か待ちましたし、検査を受けてから診断にいたるまでも結構な日数がかかりました。 そんな折に起こった、登校時のパニック。集団登校は断念し、誤学習の学び直しをしながら、わずかな一歩でもと共に歩んでいた頃のお話しはこちら↓

発達障害は、当事者も親も気がつかない?! ①【再掲載】

過去記事を編集して、再掲載しています。続きものですので、しばらくお付き合い下さいませ。 (ΦωΦ)猫写真は最新ですので、過去記事ですが写真だけでもお楽しみ下さい。 発達障害は、まわりの人から理解されない、見えない障害だと言われます。 そりゃそうだ。だって、親も気がつかない。妻も気がつかない。本人も気がつかないのだから、まわりの人が気がつく訳がないと思っている。もちろん、発達障害には種類も程度も様々だから、割りと早い段階で、気がついてもらえる人もいることも確かだと思う。け

励まし、応援、そして受け止めてくれる存在

我が家の周りでいつも鳴いている野鳥の中でもなかなかの大音量で鳴く鳥さんがいる。 姿は分からない 名前も分からない お家も分からない 鳴いてばかりいる鳥さん ピーヨピッ!ピーヨピッ! ピーヨピッ!ピーヨピッ! と鳴く 音はたぶん レーシレッ♫レーシレッ♫ レーシレッ♫レーシレッ♫ (レは高い方のレ) この鳴き声をうちの長男の感性(2、3年ほど前)を通すと いーよねっ!いーよねっ♫ いーよねっ☆いーよねっ♡ と鳴いているとなる 素敵な感性を持ち、精神的に安定していて