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#9 アイスコーヒーで最高の一杯を

日本ではあまりにもポピュラーなアイスコーヒーが実は、海外では馴染みのない飲み物だということはご存知だろうか?海外では珈琲を冷やして飲むという習慣はほとんどないそうだ。ひんやりと冷たく、後味もすっきりとしたアイスコーヒーは暑い季節に欠かせない。

今回はそんな人気ドリンクの美味しい淹れ方を紹介する。※参考(深煎り豆50g、多めの氷、お湯450cc)

手順①氷の入ったサーバーにドリッパーをセットする

サーバーに氷をたっぷりと入れ、ネルやペーパーフィルターを敷いたドリッパーにコーヒー粉を入れる。その後、左右にゆすり表面を整える。

手順②中心から円を描くように湯を注ぐ

大きめのドリッパーとフィルターで90度前後のお湯を円を描くように注ぎ全体を湿らせる。

手順③1分ほど蒸らす

1分ほど蒸らしを行う。次第に粉が膨らんでくる。

手順④ドリッパーの穴の上を目安に湯を注ぐ

豆の層が一番厚い部分で、粉の表面部分を崩さないようにゆっくり注ぐ。滴り落ちる珈琲液が直接氷に当たるようにして急冷する。

手順⑤最後の一滴まで氷で受ける

抽出した珈琲液の最後の一滴まで氷の上に落ちるようにする。

手順⑥ドリッパーで氷を取り除く

ドリッパーのネルやペーパーフィルターを取り外し、冷やしたドリッパーを通して珈琲液だけを別のサーバーに移す。

手順⑦完成

必要分をコップに注いだら完成。

「ワンポイント」

豆はやや細挽きが基本だが、あっさりさせたいなら中挽き、濃くしたいなら細挽きにするとよい。

ホットとアイスを同時に作りたい場合は、抽出の際に直接氷に落とさず、一旦サーバーに落とし、そこでできたホットをカップに注ぎ、残りを氷の入った容器に入れれば同時に作ることができる。

「結論」

ドリップで作るアイスコーヒーは市販とは違う格別な味わいだ。ひと手間ひと手間が最高の一杯へ近づけてくれる。家庭でも簡単に作ることができるアイスコーヒー。他にも、水で作れる「香り珈琲」やまろやかな「水出し珈琲」などさまざまなアイスコーヒーを試していただきたい。


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