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年々ひどくなるこの暑さ。何か良い点はないだろうか?

この暑さ、大変です。外出を控えましょう、なんて、コロナ時代に戻ったかのようなニュース番組でのアナウンス。

夏なのに、夏休みなのに、おばあちゃんおじいちゃんに会って一緒に遊びたくなるのに、大人だって活動的になる季節なのに。。。

でも、本当に暑い。

でも、あえてがんばってこの暑さの価値を考えてみようかなと思ったのです。暑くて外出できないので、なんか考え事をしてみようかと思って。


ところで、一瞬話変わって、一時期、興味があって文明に関する本を何冊か続けて読んでいたのですが、雨の価値、それに紐づく木々の価値を非常に認識しました。

雨って嫌だな、と思っていた気持ちが変わりました。雨って大切。感謝です。

日本はラッキー。雨が豊富。ま、ラッキーというか、そういう雨の恵、自然の豊かさ、木々の存在がある地だから、つまり生活しやすい。動植物という食料があり、道具や船をつくれ、より効率的に動植物を採れるようになり、家なども作れ、捕食の脅威や太陽や雨風雪も防げ、人が永住し出し、一歩一歩、繁栄できた、ってことですね。

人間が住み、文化・文明が発展・繁栄するには、木々、動植物が必要で、それにはつまり、雨が必要。

砂漠・土漠・不毛な地にも人は住んでいますが少人数。一部、現代においても栄えている地もありますがそれは昔は自然豊かだったから。人間が繁栄の見返りに自然を壊してしまった。けど、技術のおかげで今でも文明・繁栄は継続できている。人工的に、そして費用をかけながら。

ということで、雨、とにかく、原則的には大切だ。


で、同じように、この異常な暑さ。嫌だなと思っているが、何かイイことあるかな?

アイスクリームが売れる? かき氷が売れる? 飲料が売れる? いや、そもそも外出が減るなら相殺か。でも、飲料消費は増えそうだ。

プールが繁盛? 海の家が繁盛? こちらも暑すぎて外出しないと相殺か。海はいいけど、突然に天候が変わって怖いかも。最近は夕立、にわか雨なんて文字通りの「やさしい」「かわいい」「一瞬」の程度ではない。。。

タクシーを使う人は増えているらしい。タクシーの運転手さんいわく。。。でも、外出が少なければこちらも相殺か。。。

今まで育てられなかった作物が育てられるかも。ワイン好きの友達がイギリスでもおいしいワインが造れるようになった、と言っていた。温暖化で。。。でも、そう単純ではないはずだ。温度だけの問題ではない。降雨量と降るタイミング・サイクルと土壌の質と再生の循環と。。。

残るは、皆がエアコン使って、電力会社が儲かる? 原料・燃料を売る商社が儲かる。逆に効率的なエアコンが売れる? エアミストを噴射する技術・機器が売れる? それぐらいか。。。一部の大会社が儲かるだけ。。。


ということで、乏しい想像力では、良い点が思い浮かばず。。。


物事にはメリット・デメリットが必ず混在する。
長所と短所は裏表。
ピンチにこそチャンスあり。
見視観。良い点を見よう。
定義を変えて対象の価値を転換しよう。
何ごともありがたい面がある。そう捉えるならば。

なんて言われるけれどこの暑さにありがたさは思いつかない。うんざりだけ。しかし、今年の特異性はあろうが、気候変動は自分達人間の自業自得だからなんとも言えない。。。


熱中症に気を付けよう、のみならず、気候変動は自分が一因と思って小さな一歩の改善策を取るべきか。もはや一人ひとりの一歩は焼け石に水か。。。

もう止められない。。。のかな。。。


読んで頂きましてありがとうございます。
(v8_98)



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