これからの人生でも1番のマンガ
喧嘩稼業と出会ったのは2017年の3月26日、仙台駅前の喜久屋書店で。
友人との待ち合わせでいつも集合場所はイービーンズ前、確かあの日は友人が何時になるか分からないということで私は喜久屋書店に入った。喜久屋書店は作家さん達の色紙はもちろん不思議と立ち読みできるマンガが多いのだ。
そんな本屋のマンガコーナーを歩いていると私は出会ってしまったのだ。
最初は読むつもりはなかったが、友人が着くのが30分以上かかると言うことだったので読み始めたのだ、なんでったって、確か7巻まで読めるようになっていたので時間が潰せるなと思ったから。なんで7巻まで読めたのかは未だにわからない新刊が出てたのかな多分、喧嘩稼業の新刊とかネッシーみたいだな、まあ良いんだそれは。
読み始めると学生らしき男の子がデカイ男を煽ってらっしゃった。口が回る回る、口喧嘩の強い女子並みに強いなって怖いなって思ってたら手のひらでデカイ男をタップダンスさせ始めた。メンタリストかよ…なんだデカイ男の反撃まで始まったし、なんだかアンダーグラウンドの人間まで出てきてなんだこれ、絶対前作ある、これ2部だ、スターウォーズ観てる気持ちになってきた、とか思ってたらデカイ男、戦闘シーンで現状のナレーションが入ってかなりかっこいいシーンでこれは死闘だって考えてる男子高校生に対してこの戦いはSEXだ!とか言い始めて吹きかけた、が次女だったから耐えれたお兄ちゃんお姉ちゃんには耐えられないだろうが…、ちなみにデカイ男、名前は石橋というのだが、石橋はかなり早いタイミングから勃起しているし、今までの話は1巻の内容である。
ここまでで、私の文章力でわかるかどうかはわからないが、めちゃくちゃ面白いのである。まず、男子高校生の主人公、佐藤十兵衛、口が回るのではなく圧倒的に頭が良すぎるのである、こんな大人をハメるガキホームアローン以外で見れるんだなって今でも思ってる。あと、アンダーグラウンドでバッタを召喚する悪魔の生まれ変わりと言われておりますと説明されてるのが1巻の段階で笑えるぐらい理解できる。それぐらいマジで嫌なことばかりするのである。
次に石橋、なんで戦いの間ちんちん大っきくなってるのかの描写がしっかりあったからなおさら面白いやつだった、頭の良いドMだと覚えてほしい。よく性欲の強くて浮気する男の人にキンタマが脳みそって比喩することあるけど、石橋は頭とキンタマどっちにも脳みそがある人間。石橋の中には理性と本能の2人の石橋同士が会話するシーンがあるし…嘘じゃないよ、マジで信じてくれ。頼むよ。
そんなこんなで7巻まで読んで友人と合流した私は1週間後Amazonで前作である喧嘩商売と喧嘩稼業を全巻買っていたのである。金のない女子高校生だったがすぐ買った。本当にそれくらい面白いマンガだったのだ。
とりあえずここまでで終わりたいと思う、まだまだ書きたいことはあるのでちまちま書けたらなと思うし。とりあえずこれを読んで喧嘩稼業の読者が増えたら嬉しいなって思う。