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フルーツと一緒に バゲットフレンチトースト

時々、無性に食べたくなる!というもののひとつに『フレンチトースト』があります。
なんとなくイメージとしては、夏の食べ物という感じでもないよねぇとは思うのですが、季節を問わず食べたくなるんです。

お出かけしたカフェで食べるとすると、パンケーキとフレンチトーストは選択肢として同列扱いだけど(ですよね?)、おうちで食べる時は違う。
パンケーキは「食べたい」と思ったその時に、ようし焼くか!とすぐに取り掛かることが出来るけれども、フレンチトーストはそうはいかない。
卵液を用意して、ササッとそれっぽく作ることは出来るけれど、しっかり美味しく満足出来るものが食べたかったら、やっぱり最低一晩は漬け込みたいですよね。

この前、冷蔵庫の中のものを並べ替えて整理をしていた時に「あ、これとあれをのせて、フレンチトーストが食べたい」とポンッという感じで頭の中に浮かんだら、もうそれ以外はないような気がしてきて、その夜のうちに準備しました。

フルーツを合わせたかったので、卵液はあっさりめ、甘さも控えめにします。

全卵2個に、牛乳を1.5カップ、きび砂糖小さじ1/2、バニラオイルは数滴。
よく混ぜて、バットに並べたバゲットの上に注ぎます。中までしっかり入りますようにー、とバゲットの穴ぼこ目掛けてちょろちょろと少しずつ注ぎつつ、様子を見てひっくり返し、全体に行き渡ったら蓋をして冷蔵庫へ。
ちなみに“本気モード”の時は、夜中、おトイレなんかで目が覚めたときに、エイヤッと気合いを入れて、バゲットの上下を一度ひっくり返したりもするのですが、この時はしませんでした。

フライパンにバターを置いて、弱火にかけて、バターが溶けたら、卵液を吸ってやわやわになったバゲットを焼きます。
弱火でゆっくりじっくり、上下も側面も。
ストレスがかからないように、優しく、そっと、無理やりしないで、がポイントですかね。

お皿にのせたら、マスカルポーネを1スクープ真ん中にのせて、その周りにカットした無花果を飾り、ブルーベリーを散らしました。
バナナはジグザグカットにしようかな?と思っていたのですが、今回はダイナミックに縦割りスライスにしてみました。

ひとり分で、バゲット12センチほど使います。
まあまあのボリュームですが、それこそカフェで食べると2切れくらいしか乗っかってなくて、ちょっと物足りないくらいなので、お家で食べる時は「おお!たくさんあるね」というボリュームにしたいんです。

メープルシロップを好きなだけかけて、マスカルポーネやそれぞれのフルーツとの組み合わせを楽しみながらいただきます。

半分くらいまで食べたら、マルドンシーソルトを出してきてー、マスカルポーネに少しパラリと振りかけて少し塩気を足すと、味わいがガラリと変わってこれまた楽しみが膨らみます。

ほんのちょっとのお塩なのに、それまではふわりと柔らかでほんのりは甘い味わいだったのに、突然くっきりとした輪郭が見えてくるみたい。
塩、すごい。

赤ワインに見えますが、ノンアルコール。
赤ぶどうのジュースです。

「食べたい」要求をしっかりと満たしてくれる、バゲットフレンチトーストでした。

ちなみにフレンチトーストは「バゲット派」なんです。「食パン派」の方もいらっしゃいますよね?
バゲットで作ったときの、皮の部分のややしっかりしたところと、中の部分の柔らかいけれど、やわやわになりすぎていないのが好きです。

そういえば、そろそろ桃が届くはず。
桃が届いたら、その桃を合わせても食べたいな。
その時はアイスクリームものっけちゃいたいわ♪


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