見出し画像

切って重ねてのスクエアクリスマスケーキ

クリスマスイブの夜。
ただいま、お腹いっぱいです!

今年のクリスマス、というか年末年始は、ついに「不要不急の外出は自粛しよう」と呼びかけられちゃいましたね。
仕方ないなぁ、、、と思います。

そんな訳で、いつもならばもうこの時期は、事務仕事が残っていたとしても、現場はもう終わっていてのんびりしているから、ここぞとばかりにでかけて、お気に入りの、とか、新しく気になってるところの、なんていうケーキを買ってくるのですが、それも出来ない。
狙っていたものはあったのにー、残念。

諦めはいい方なので、それについては「いつか、後でのお楽しみ」にすればいいや、と思えるけれど、今日、今夜、ケーキがないのはちょっと寂しいなぁ、ということで焼いてみました。

小さい丸いのを焼こうと調べてみたら、円柱形のスポンジケーキでデコレーションをする際は、前日に焼いて寝かせた方が安定して良い、とのこと。
今からじゃ間に合わない!ということがわかり、ではでは、とシートスポンジを焼いて、重ねる方式にしてみました。

シートスポンジ。
要するに「ロールケーキ」のあのスポンジケーキ部分ですね。
焼いたことないけど、、、とオーブンの取説を取り出してみたら、レシピ集のところにありましたよ。
「ロールケーキ」が♪

あまりにざっくりとしたレシピだったので、とりあえず「このオーブンの天板で焼く場合の材料の分量、配合の割合」だけを参考にして、好きな料理人さんのサイトや焼き菓子レシピと照らし合わせながら、アレンジ。
上手に焼くためのコツなんかも、あれこれと目を通しながら、作業スタートです。

全卵4個を泡立てるのなんて久しぶり!
なかなかたっぷりとした量になるんだなぁ。
「溶かしたバターと牛乳」を混ぜた「バターミルク」は冷えてしまうと固まるし、せっかくら泡立てた卵の泡を消しちゃうそうなので、湯煎にかけて保温。

キメが細かく揃っていて、滑らかな泡になるように。薄力粉は泡立て器で混ぜました。
ぐるぐる混ぜてはいけないのだそう。

オーブンシートをひいた天板に流し入れて、表面をならす。
天板の下から底をトントンと叩いたら、気泡が抜けてきて面白い。やりすぎると膨らみの悪い生地になるのかな?どうなんだろう?

まあ、しかし、焼きます。
厚みがないから、すぐ焼ける!約15分後。

薄っぺらいカステラ、というか、ロールケーキになる前の「シート状のスポンジケーキ」です。
粗熱が取れたら、天板から外して、側面だけオーブンシートを外しておくこと。

ロールケーキにしたり、さらにはブッシュドノエルにしたり、ということも考えたのですが、可愛いものよりも「エッジ」が効いたものが好みということもあり、このスポンジを11センチ角にカットしました。

ギリギリ5枚取れて、たくさん無駄な端っこが出ちゃったけれど、それはつまみ食い用のおやつにします。

この辺りからの工程、写真が撮れませんでした。
スポンジ乾かないでー!とか、
生クリームの温度を気にしていたり(部屋の暖房を消すのは嫌だったので)、スライスしたいちごの数が足りるかどうかヒヤヒヤしていたり、、、

デコレーションケーキ、作るの初めてだったんです。
どうやったら、手早く無駄なく組み立てて行けるんだろう?

カットしたスポンジをラップに包み避難。
どの苺をスライスして、てっぺんに乗せるのはどれ?数は?しぼり袋もいる?
なんて考える時は、たてた生クリームは一旦冷蔵庫へ。とかも、あわあわしちゃいますね。

でも、なんとか間に合いました!

スポンジ5枚取れたけれど、重ねたのは4枚。
それぞれ間に生クリームとスライスした苺“あまおう”を挟んでいます。

側面は「なんちゃってネイキッド風」にしてみました。
もっとキリッとさせたいけれど、もうこれが限界。これ以上触ることの方が怖くて、ここまでに。

てっぺんも飾ったら、粉糖でお化粧して、銀色のトナカイを走らせたら完成です。
なんとかなった!!

夕飯のあと、いざケーキタイム。
ドキドキのカット。

いちご、入ってる♪
やや斜めってるけど、ご愛嬌で。

自分で作ると生クリームの甘さも自分好みで出来て、胃もたれしないですね。
でっかいあまおうを頬張りながら、夫と楽しいクリスマスでした!

このケーキ、もっと練習しよう。
今度はスポンジにシロップも打ってみよう。


サポートいただけると嬉しいです^^