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茶の湯 今年の目標 濃茶の稽古

2014年3月から六本木にある東京ミッドタウンの中のお店で開催されていた全6回のワークショップ 茶の湯「テーブルで学ぶお点前」に参加。

仕事の関係で興味を持ち、その世界に触れてみたいなぁ、という軽い気持ちで始めたのですが、これがググッと心に迫って、ワークショップを終えてからそのまま、その先生の門下に入りました。

なので、私が習うのが茶道三千家のうちのひとつ「武者小路千家」であることは単なる偶然。
でも、茶室などの装飾は、他の流派に比べ華美によらずシンプルで、作法も合理的であるということがなければ、もしかしたらワークショップを終えたら、それで満足して終わっていたのかもしれない。

略盆点前というテーブルでの茶の湯の作法を、完璧というには程遠いレベルではありましたがひと通り稽古し、そこに「いや、まだその先になにかが見える」いやいや違うな、見えてなんていなくて、「なにかを見てみたい」と思えたから、テーブルお点前からステップアップして、茶室に入っての稽古を始めようと思ったのでしょう。

茶室での稽古を始めて6年5ヶ月。
その間には、社中での茶会で薄茶席のまとめ役も務めさせていただきました。
おかげで、茶会当日までの丸1年くらいは、亭主としての薄茶の点前は当然のこと、半東、客の作法。そして、茶会を行うための準備諸々、掛け物、道具、お花、お菓子、、、とそればかりを考えなきゃならない機会も得て、無茶苦茶プレッシャーで、もう辞めたい…と思った瞬間もあったけど、振り返ればすごく力がついた。

先生から「考えなくても体が動くようになる」と言われても、んなわけないじゃん、と思っていた自分からひとつ進んで、あ、こういうことか!と思えることが増えたのも、茶会の後のことでした。

その茶会も2018年の4月のことなんですよね…

掴んだ感覚を手放したくなくて、薄茶の稽古にばかり取り組んでいたのですが、今年は濃茶の稽古にしっかりと身を入れよう。

昨年からボチボチと、割り稽古を先輩方にお願いしたり、濃茶点前の稽古もつけてもらってはいたのですが、どうもまだ気持ちがむかっていなかったのですよね。
結構、早々にお家元からの許状はいただいていたくせにー。

家でも取り組めるための道具を揃えたいな、とか、着物も自分でパパッと着られるようになりたいな、とか、考え始めるとアレコレと欲張り始めてしまうのですが、いや、待て、と。

まずは稽古をしっかりやろう。
もう、心を決めて、今年は濃茶に向き合おう。

と、基本自分に甘くって、まあいっか、と思いやすい私はnoteに記しておくことで逃げられないようにすることにしてみようかと。(←もうなんだか軽く「かまいたち」的に何言ってんの?逃げてんの?なんだけど)

1月のお稽古にまだ参加出来ておらず、再来週がようやく「初稽古」になるのですが、その前に心を決めてみたところです。

よし、頑張ろう。楽しもう!
うちの稽古場の合言葉は「エンジョイ」だもの





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