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ぎゅうぎゅうボリューミィなコロッケとハムカツのホットサンド

出来上がりを並べてみたら、テーブルの上は微妙にジミーな雰囲気なのですが、色んな意味で気合の入った朝ごはんです。

それは、こんな感じ。

近所のトンカツ屋さんがテイクアウトで販売しているポテトコロッケとハムカツ。
夕飯用にと買っておいたのですが、なんだかんだと作っていたら、今晩のおかずには多過ぎるから翌朝に回そうとなった2品をホットサンドにしてみました。

我が家のホットサンドメーカーはビタントニオのものです。

予熱完了のプレートの上に8枚切りの食パンをのせて、ポテトコロッケの方にはスモークチーズも入れました。動物性のものの旨みを追加する感じ。ハムカツはハムなんだから、チーズいらないね、という判断です。

その上に中濃ソースをかけて、軽く塩揉みしておいた紫キャベツをふわりとではなく、むぎゅっとまとめてのせました。
何度も言いますがこのところの我が家は「生野菜控えめ生活」を実施中。
塩揉みキャベツは生じゃない?となりますが、ホットサンドに入れるんだから、いいかな?と。

もうこの段階でかなりの厚みがあるのですが、怯むことなく上からパンで蓋をします。

このビタントニオのホットサンドメーカー、正しい使い方は「パンの耳はカットしてください」と言うことなのですが、自己責任においてカットしないで使用しております。
なのでもうこの時点で本体からパンははみ出しています。

当然、プレスをかけるのは無理無理です。
すごい圧。力技。
奥から手前に押されて上側のパンがズレるのを見越して、最初にパンを被せる位置を調整したりなんかして、うまい具合に上下がピタッと合わさるようにします。
押せ押せ押せ押せ押せと徐々に圧をかけて、もうギリギリのところでロックをかけます。
毎度、割れるんじゃないかとヒヤヒヤしますが、とりあえず壊れずにここまで来ることが出来ました。

みっちみちのギュウギュウに具材を挟んだホットサンド。焼いているとジューーッと湯気が出ます。この写真で見えるかな?

バッチバチだったロックが心なしか落ち着いてきているような、ないような。

無理矢理に押し込んだホットサンド、パツパツこんがりと焼けました。
中まで熱々、ふんわりとろり、でもパンの表面はサクサクパリパリとした食感。そして、この耳の部分がすごくカリッカリに焼けていて、とっても美味しいんです。

今回は具材のはみ出してもなく、綺麗にプレートから外れてくれました。欲張りすぎてチーズが溢れた時は、プレートにくっつくのでなかなか面倒なことにもなりますが、そんな風にカリカリに焼けたチーズも美味しかったりねぇ。

カットするとこうなります。

みっちり感、伝わりますか?
茶色とピンク色のホットサンドになりました。
ハムカツと紫キャベツのピンクの濃淡がなかなかいいです。

しかし、パンにわざわざ「パン粉をつけて揚げたもの」を挟むって、なんだこれ?と一瞬このホットサンドをつくりながら思ったのですが、普通のコロッケサンドやバーガーのフィレオフィッシュなんかもそんな感じだものね。
ただ改めて考えると、パンにパンかぁ、どんだけパン好きなんだ!って気分にさせられちゃう。
しかも揚げてあって、さらにそれをプレスして焼いちゃう。
美味しく食べるための飽くなき要求?
こういう手間は苦にならないという食いしん坊根性ですかねぇ。

そして、このホットサンド、やっぱりしっかり美味しかったんです。
シンプルなポテトコロッケは、スモークチーズの香りをプラスしたことでとてもリッチな味わいになったし、ハムカツってノスタルジックな食べ物という印象なのに、ちょっとオシャレになっちゃってます。
塩揉みキャベツどの相性も良かったな。

ボリュームも満点だったので、あとはスープだけ。
ちぢみほうれん草が出始めると、薄切りにしたポテトを合わせてオリーブオイルで蒸し煮にしたスープが我が家の定番になりますが、今回はジャガイモではなく、さつまいもで作ってみました。

くたくたのほうれん草と、じっくりと蒸されて甘みがたっぷりとどちらからも出ているスープ、熱々でとろりとしているのも、これからの季節にぴったりですね。

品数も少なく、シンプルでそう「地味」だけど、満足で満腹な朝でした。
ホットサンドメーカーが壊れないかだけが心配ですが、パツパツホットサンドは食べ続けていきたいなぁ。

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