出口

古い皮を破って脱皮するように今ある状態から新たなステージへと進化するときに「作品」は生まれる。それは人生の節目にやってくる。新たな世界へつながる通路のようなもの…

言葉や秩序の世界とそこから逃れて深層のカオスに触れたいというせめぎ合いの中で何かを生み出そうとしている。どちらか一方ではないのだが、地下深くに湧き出る源泉のようなものにこそ硬直した岩を砕き、未知なるものに出会う喜びや「つくりたい」という勇気が隠されているのではないかと感じる。

生命力

自分の本来持っているものを体の中から出す。それは「生命力」であり、押し留めようとしても溢れ出てきてしまうもの。そういった自分自身ではどうしようもない有機体として…

内臓の言葉

線や形は腹の底から出てくる。腹のリズムにのってやって来る。それは自分を超えたもの。複雑なものは、複雑なまま。分からないものは、分からないまま。そのままの形で出て…

そのまま描く

呼吸をしたり食べたりすることや、生きることそのものに良し悪しはない。それと同じように、描くことそのものに優劣は存在しない。自然に出てくる状態が好ましい。描くとい…

不確かな「形」

こう描けばよいとか、これを使っておけば安心というものはない。「つくる」ときはいつも未知に向かっている。あらかじめ、目指すべき「形」が定まっている訳ではなく、以前…