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(16)女性が入院するとき気になる種々

膵粘液性嚢胞腫瘍は中年女性に多いということもあり、私が気になった女性特有のポイントをいくつか書いておきます。これは膵粘液性嚢胞腫瘍に限らず、他の病気で入院されるかたにも通じる話ではないかと思います。

生理が重なったらどうするの

女性だったらまず生理が気になると思います。旅行の場合は婦人科で処方してもらって薬でずらす手もありますが、入院の場合はどうなのでしょうか。もしその薬が手術に何か影響するものだったら?という心配があります。急に決まった手術で時間的にずらせる余裕がない場合もあります。

結論からいうと、生理の予定、まったく聞かれませんでした! ずらしもしませんでした!

(以後ちょっと露骨な話で申し訳ないですが)私の場合は下手したら手術にもろぶつかる可能性が高くて、入院前の1か月は(早くこい~生理早くこい~)と念じておりました。念じてどうこうなるとも思ってなかったんですけど念じるしかなかった! そして幸いなことに2日くらい早めに来たのでした。あーよかった。ピークがずれるだけで全然違うじゃないですか!

尿道カテーテルが入っている術中・術後数日は生理用ナプキンどころか大人用おむつをあててますので、後ろもれ安心。ただ1日1回しか交換がないので、多いときにあたるとどうなのか気になります。きっと看護師さんに相談すればおむつを交換してもらえるのではないかと思います。

手術後、入院中に生理が始まる可能性がある場合は、夜用を多めに持っていく感じですね。

なお、手術のあとも周期通りに次の生理が来ました。お腹を切って内臓いじったのに、止まらないでちゃんと動いてるんだなあと、ちょっと感動しました。でも出血が多めでレバー状の固まりも出て、いつもと違う感じではありました。

入院中の下着・洗濯問題

入院中はゆったりした格好で過ごしたいと思い、私はノーブラでおりました。たまに検査やリハビリで他のフロアに行くときも、バストトップが目立たないパジャマだったので。

ノーブラはちょっと、という人も、金具のない下着にしておくとレントゲンがそのまま撮れるのでいいかもしれません。

そうはいってもブラトップを持ってきていたので、ブラ用洗濯ネットも入院準備の荷物に入れていました。が、ランドリーは洗濯と乾燥が一体になっており、ネットに入れてしまうと乾燥しきれず生乾きになる可能性があるため、ブラ用ネットは結局使いませんでした。ブラトップのパッドがいたむなーと思いながらも、まあ、1回くらいならいいか、と。

ネイルは退院してから

入院時に渡される注意事項にも記載があると思いますが、爪の色から健康状態を判断することがあるとかで、ネイルアートはNGです。普段からジェルネイルしてるかたは、爪の伸び具合と入院予定をみながら、早めにオフしてお休みしておきましょう。体調を崩して予定よりも早めに入院ということがあるかもしれません。

足ならいいんじゃないのと思いましたが、足も×。私はサンダルの季節だけ足の爪に塗るのでで、退院したらさっそく塗りました。トップの写真はそのときのです。そんなきれいなもんじゃないのでピンボケぐらいでちょうどいいんです。

さてこの膵臓日記、気がついたことを少しずつ書いていたら16回になってしまいました。次回はいよいよ(?)腫瘍の写真を公開してみようかなあと思ってます!お楽しみに!(こんなこと予告してどうする)

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