【内科医が教える🌟意識の体質改善講座③潜在意識を書き替える】
前回は
潜在意識は
・過去や前世などの体験
・直感
・これらに伴って湧いてくる想い
などからできていて、
わたしたちの目の前の出来事への反応は
潜在意識がベースになって起こってるよ
というお話でした。
今回は
潜在意識をどう書き替えるか?というお話。
◎記憶と事実はだいぶ違う
○事実+望み=解釈→記憶
過去の記憶は実は2つの要素に分けられます。
・事実
・望み です。
例えば
・事実=両親が大声で会話していた
・望み=穏やかに会話してほしい
→解釈=両親が言い争っていた
→過去の記憶
両親は言い争っていて、不仲だった
でも、本当に両親の仲は悪かったのか。
○解釈を変えてみる
「不仲ではなかったかもしれない」
という角度から見ると
見落としていた事実が見つかります。
「両親は仲が良い」
そう思えた方がよい、と顕在意識(アタマ)で思って
「本当は仲が良かったんだ!」と唱えたところで
そんな風に思うのは難しい。
潜在意識は
文字通り、意識の底にあって
普段の意識状態では届かないところにあるからです。
◎潜在意識にある記憶を書き替えるには
○潜在意識はどこにあるのか
顕在意識と潜在意識との境目にはフタがあって、
しっかり理性で考えているときには閉じています。
子ども時代は
潜在意識のフタが常に開いているので
子どもは自分の感情に素直!
そして
日々体験し、感じた事が潜在意識に入りやすいんですね。
大人になると理性が優位になり
潜在意識は、文字通り
普段は奥に潜んだ状態になりますが
ある状態になるとフタが開き、潜在意識の中にあるものが
表に現れてきます。
○潜在意識が浮かび上がる「催眠状態」
それは
・リラックスして
・夢うつつの状態であること です。
単純作業をしているとき
何かにものすごく集中しているとき
自然の中を散歩している時 など
唐突に、何か思いついたり氣付いたりしたことは
ありませんか?
これを「催眠状態」といいます。
意図的に催眠状態を作り出し、潜在意識にアプローチして
新しい解釈を得るのが
「催眠療法(ヒプノセラピー)」です。
次回からは
ヒプノセラピーってどんなものなのかお話ししますねー。
お楽しみに!