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コントローラーを見つけた【東京染井温泉 SAKURA@巣鴨駅】(1/2)

 体は脳によって制御されている。スマホを操作したり走ったりできるのは脳から指令が送られているためだ。つまり、体は脳に支配されているともいえる。また、人間には心があるといわれているけれど、心とは感情、つまり結局は脳によって喜怒哀楽の判断が反射的、無意識的に行われているということになるだろう。僕はそう考えている。喜ぶべき情報を受け取ったら笑顔を作る指令を送るし、悲しむべき情報を受け取った場合は涙を流す指令を送るような仕組みである。
 だが、人間というのはやっかいな生き物で、この仕組みがあるからこそ、脳が暴走して感情をコントロールできなくなることがある。この時、喜びの感情が続けば健康な状態が維持できるのかもしれないけれど、もしも不安や悩みを抱え続けてしまうような状態が続いたら、最悪な場合、社会生活を営むことができなくなってしまうことがある。不安や悩みを抱え続けてもなにも解決するわけがないのだけれど、嫌なことを考えないようにすればするほど抜け出せなくなるのが人間だ。

 ではこの状態から抜け出すためにはどうすれば良いのかというと、その有効な手段として「体に脳を支配させる方法」が挙げられる。脳に体を支配させるのではない。
 行動は思考によってコントロールされているはずだけれど、では思考しなければ人間は行動できないのかというと、必ずしもそうとは限らない。わかりやすい例では「痛みへの反応」がある。腕に針が刺さった時、人間は「痛い」と思ってから腕を引っ込めるのではなく、反射的に腕を引っ込めてから「なぜ自分は今腕を引っ込めたのか」を瞬時に思考し、「痛かったから」という理由づけを行うのだ。
 このように、人間は先に思考があって後から行動をするだけではなく、行動をしてから思考をすることがあるし、それが”できる”生き物なのだ。

 そう考えると、思考において泥沼にはまってしまった時は、あえて体を無理やりにでも動かしてみることで、あとから理由づけが行われ、脳のコントロールを取り戻すことができるはずだ。考える前にまずは行動しろ、ということである。
 さまざまな思考を巡らせがちな性格の人間にとって、考える前に行動をすることは大きなストレスとなる場合があるかもしれないけれど、実は行動をする前に考えるほうが無意識に大きなストレスを感じてしまっている可能性だってあるのだ。もしも不安や悩みを抱え続けてしまっているような時は、いっそのことなんでもいいから何か行動を起こしてみることが、意外と突破口に繋がるものなのだ。

ーー後編に続く

(written by ナオト:@bocci_naoto)

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