食味分析 (2024)
今年もサタケのオンライン分析に食味鑑定を依頼しました。
結果は、
- 米食味分析 : 食味値 78 点 (*参考値)
- 食味鑑定団 : 食味鑑定値 89 点
となりました。両方とも昨年と全く同じ点数でした。
個人的には今年のほうが昨年より良い出来なのではないか?と思っていたので少し残念です。
とはいえ、点数的には食味鑑定値が80点以上で良好のようですので良かったです。
米食味分析の方は、主にお米の成分分析を行ってくれます。
私が栽培する「ぴかまる」は低アミロース米と呼ばれ、普通のお米に比べるとやや白濁しているため機械が正確な鑑定をできずに参考値となっています。
そちらの値を見てみると、タンパク質が 7.1% になっていました。
一般的に、タンパク質含有量が低いほうが食味が良いと言われており、私も 6% 台を目指しているのですが、なかなか下がりません。
タンパク質含有量は肥料 (窒素) と強い相関関係があると言われており、つまり肥料を撒くほどタンパク質が上がりやすい関係になります。
bocci bocci の場合は自然栽培のため肥料を撒いていないのですが、毎年タンパク質含有量がやや高めに測定されてしまいます。
おそらくは、阿蘇の土壌が影響しているのかなと思いつつ、阿蘇でもお米の食味コンクールで金賞を取られている農家さんもいらっしゃいますので、来年以降も試行錯誤しながら挑戦していきたいと思います。
[追記]
念の為追記しておきますと、お米の食味はタンパク質のみで決まるわけではありません。炊き方や保存方法でも変わってきます。
また、タンパク質が低すぎると逆に食味が低下するという報告もあります。(参考. https://www.jeinou.com/benri/rice/2008/06/180935.html)
結局のところは自分で食べてみて美味しいかどうかが大事ですし、きちんと育てている農家さんのお米であればどれも美味しいのではないかと思います。