高専内での"お付き合い"に関する考察

※この記事は大阪公立大学高専 Advent Calendar 2022 10日目の記事です。

はじめに

こんにちは。
10日目にしてアドカレトップバッターを飾ります、2年女です。

実は公開日を明日の日曜日だと勘違いしていたため、急いで書いています。日付を勘違い……?見覚えのある文章ですね。

この記事では何を書こうかとても迷ったのですが、高専と一般高校(以下高校)においての男女のお付き合いの違いについて、考察してみることにしました。考察とはいえ、私の偏見に満ちたものとなる予定なので、予めご了承くださいますよう、お願いいたします。

また、私には恋人がいたことがないこと、高専に関しても高校に関しても乏しく特殊なデータに基づいて考察していることも断っておきます。

なお、ここで考察するのは学内でのお付き合いについてのみであり、学外、ネット上でのお付き合いは含めないものとします。


高専における"人付き合い"

恋愛、お付き合いに関して触れる前にまず、その前段階である人付き合いについても書いていきたいと思います。

小・中学校で平凡に平和に人間関係を育んできた私から見た高専に通う人の特徴、人付き合いの特徴を書いていきます。

まず、あらゆる面で寛容な人が多いです。これは高専の大きな特徴といえるところだと思いますが、優しい人が多いのか、はたまた周囲への興味が薄いのか、変わった人、事に対して言及する人がほとんど居ません。

また、基本的に1人でも平気な人がほとんどです。
高専内にもグループはありますが、割と流動的なものであり、固執する人は皆無に等しい様に思えます。また、1人であることが不自然に感じられるような雰囲気がありません。

そして、趣味の合う友人を作ることが多いです。
高専には何かしら、複数のオタク趣味を持った人が多いです。特にそこから交友関係に発展しやすいのはスマホゲームで、休み時間に集まってプレイしたり、アプデについて話したりしています。プロセカ、原神などが多い印象ですね。
逆に高校で友人になるきっかけとして多い部活絡みでの友人は少ないです。
休日に遊びに出かける人なども限られています。逆にオンラインで一緒にゲームしたりしている人はなかなか多そうですが。

以上のように、高専は高校に比べて良くも悪くも希薄な交友関係であることが分かります。
これは恋愛の特徴にも色濃く反映されています。


高専と高校 "お付き合い"の違い

ここから更に私の主観と偏見に満ちた文章となります。
高専と高校それぞれの特徴を挙げ、違いを考察しようと思います。

彼氏・彼女の出来る人の特徴

高専で恋人が出来るパターンには2通りあり、それによって特徴も異なります。簡単にいうと女からアタックするパターンと男からアタックするパターンです。

前者の場合求められるものは
女▶︎アタックするメンタル、または協力的な友人
男▶︎優れた外見
後者の場合は
女▶︎にこやかさ、沢山の男と仲良くすること
男▶︎そこそこの外見、一点狙いで女と仲良くすること

高校の場合は男女共にアタックするメンタル、協力的な友人、優れた外見が挙げられるでしょう。また、カーストが一致していることも必須です。

(もちろん高校と高専で逆パターンや別パターンも存在するでしょうが) お気づきの通り高専において女→男で成立するカップルは高校のカップルと酷似しています。何となく自分に釣り合った人の中から好きな人を作り、付き合うのは割とお決まりのパターンではないでしょうか?

ということで、ここでは後者のような男→女のパターンについて詳しく触れていこうと思います。

前述のパターンでは友人関係を飛ばして付き合うことも多いのに対し、こちらはそこそこ親密な、それも女にとって男が都合の良い友達であることが条件となります。
一対一であれば女が落ち込んだ時に男が寄り添う、女の行きたい場所に2人きりでいける関係性をつくる、多対一、いわゆる複数男で女を"囲う"状況においては複数男の中で上位レベルの外見であることなど他の男と差をつけることが必要です。また、どちらの場合も他の女にも手当り次第……なんてことは論外で、そんなことをするとあっという間にレースから脱落してしまいます。

では女側はその中から良い男を選べばいいだけなのか、と言われるとそんなに単純で簡単なお話ではありません。良い男を選ぶまでが大変なのです。
普通以上の外見や男との近い距離感はもちろんのこと、高専男子のつまらない話にもにこやかに、フレンドリーに対応できる精神力と他の女に嫌われる覚悟が必要です。いくら高専では人間関係が希薄で寛容な人が多いとはいえ、男とばかり関わっている女に女は厳しいです。あからさまに態度には出さないけどね!

以上より、なぜ高校では高専のようなパターンのお付き合いの発生が少ないかと言うと、このような付き合い方をすると友達がいなくなる可能性が高専よりはるかに高いからだと言えるでしょう。

付き合い方の特徴

もうひとつ、付き合い方の特徴を考察していこうと思います。

まず高校の場合はあっさりとした付き合い方をする人が多い印象です。放課後に一緒に下校したり、休日にデートしたり。あっさりというか普通でしょうか?個人的には仲の良い友達の延長線という風に見受けられます。
当然といえば当然ですが、高校は部活に打ち込んでいる人が多く、またその後は受験期が到来するため恋人と過ごす時間がそれほど多くありません。また、お互い学内に同性の友人が多くいるため、休み時間なども基本的に友人らと過ごします。

では高専はどうでしょう。普通校に比べ、依存するようなお付き合いの形が多く見受けられます。
これは、希薄な人間関係ゆえに恋人ができると学内学外問わず恋人に全ての時間を割いても問題が少ないためでしょう。少ないとはいえ全く問題がないわけではありません。あまりにも恋人を優先され続けることがあると嫌になりますし、注意してまで友人を続けようと思うほどの人間関係もないので、自然に縁遠くなっていきます。
また、高専で恋人が出来る人はその過程で同性に嫌われていることも多いです。
そのため、友人との関わりが薄くなり、恋人との関係が密になる、その繰り返しが起き、依存しやすくなるのではないでしょうか。
元々頼れる友人が少ないような人が高専に多いという要因も考えられます。


まとめ

以上より、高校に比べ、高専内でのお付き合いは外見などのスペックよりも異性と積極的にかかわれるか否かが肝心であり、依存関係に陥りやすく、友人関係を犠牲にして成り立つものが多い、と考察しました。

恋人が欲しい皆さんは自分磨きよりも先に異性と積極的にコミュニケーションを取ることをオススメします。

私のことは放っておいてください。

#大阪公立大学高専AdC


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