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ベトナムと日本の、似ているところ

コロナ直前に入国し、ベトナムに来て1年が経とうとしているのですが、驚くことに、海外で生活している感覚がほとんどありません。

YouTubeで海外の動画を観て、

いいなぁ海外行きたいなぁ、あ、今海外にいるわ、

って思うこともしょっちゅう。

何故こんなにベトナムでの生活が日本と変わらないと感じるのか。もちろん会社が同じなので仕事の変化があまりないことも1つですが、それ以外の部分で、ベトナムと日本が似ていると感じることが多々あるため、そこをまとめていきます。


お店の方の対応

これには、日本の店員さんと変わらなすぎて驚きました。今まで海外に行って、こんなに会計の時やお店に入った時に笑顔を向けられることはなかったです。

今までの海外での、入店時における店員さんに対するイメージは、
私:入店
店員さん:スマホの画面から顔を上げて、
客の存在確認
店員さん:スマホに戻る
以上。でした。

もちろん海外のすべての店員さんが、スマホばかり見ている、というわけではないです。ただベトナムでは、軽く笑顔であいさつをしてくれる店員さんの方が圧倒的に多いことに、日本との類似性を感じました。


さらに、良いか悪いかは別として、しっかりとした店舗を構えているお店だと、商品を見ている時にずっと付いてきます。そして例えば、
これはあなたにぴったりですよー、
実際につけて試してみてくださいー

といったようなことを話しかけてくださいます。(ベトナム語出来ないので予想ですが…)

アジアの国では多いのかもしれませんが、この店舗に入ってほったらかしにされない感じが、日本を思い出しました。


時間感覚が似ている


以前長く滞在していた国が、時間感覚が違い過ぎたこともあるのかもしれません。
ベトナムで長期滞在するまでの、海外の方の時間感覚に対するイメージは、1〜2時間の遅刻は当たり前。午前中の約束が、夕方くらいになることもありうる。

上記を踏まえて
海外で人と約束➡︎時間はあまり頼りにしない

というスイッチが入っていました。

ところがベトナムの人との約束では、みんな時間通りに来るし、遅れても5〜10分。

東南アジアはそういう場所が多いのでしょうか。

以前、カンボジアに行った時。どうせ遅れて来るだろうと思って遅れて行ったら、怒られた記憶があります。


見た目が似ていることによる影響力がすごい

これは当たり前なことかもしれませんが、見た目が似ていると、すごく安心感があります。
道を歩いていてもカフェで寛いでいても、外国人だと思われることが少なく、猛スピードのベトナム語で話しかけられます。

見るからに外国人だと、ひったくりや面倒くさい絡みに出会う、やーい!アジア人!と馬鹿にされることもありましたが、ここはアジア。

喋らなければ同じ国の人間に見えるのは、正直ありがたいです。

そして見た目が似ているということもあって、人気のファッションも似ています。

ユニクロなんて、もはや日本です。日本に帰れない日々が続くので、買える服がよりどりみどりなのは、本当にありがたいです。


ベトナムはスリムな方が多く、身長もあまり高くはないですが、「何この服?!どうやって着るの?!」みたいなのは少ないです。(←個人的には身長低いので、ベトナム来て裾上げしなくてよくなりました)


身の回りに溢れる日本の製品

海外での長期滞在で、重くてあまりたくさんは持ってこられないもの。スーツケースの上に乗って閉めようとしても閉まらず、諦めて日本に置いておく物。


代表格はシャンプーやボディーソープ、などのお風呂グッズや化粧水などのお化粧セットではないでしょうか。私だけかな。コスメは無理だろうけど、シャンプーなどは最悪現地で買えるし。と思ってしまう。

今回も例に漏れず、スーツケース1つに日本からの物を持ち込んだので、シャンプーなどは限られた数しか持ってこられませんでした。そしてそれが切れる日が来ます。

で、いざ切れたお風呂グッズを買いに行くと、、

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これ右側全部専科の洗顔やボディーソープなどが並べられているんです。ほかにもTSUBAKIや日本製のビオレの商品も売ってます。それでもここ、ローカルのスーパーで日本人用スーパーではないんです。正直こんなに日本の物が、ベトナムのスーパーにも売られているとは思ってもみませんでした。
化粧品やベビー用品、飲食物に消耗品まで。

特に紙おむつは、日本だらけです。

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ほぼ必ず、ベビー用品コーナーには日本製のものにベトナム語説明シールが貼られています。

世界196ヵ国。地図で見ると海に囲まれた小さな国なのに、こんなに海外の人の生活の至る所で必要になるものを作り、それが浸透しているのって誇らしいなぁ、とスーパーに行くたびに単純に感動してしまいます。


これらの類似点以外にも、カフェなどに長時間いると水を持ってきてくれたり、お正月はお寺に行っておみくじ引いて、新年の家族の健康を祈ったり。生活の片隅に日本を感じることが多くあります。

前回、海外は住みやすい的な話をしましたが、今回紹介した、2国間の類似点が大きく影響しているのだろうと思います。

海外の中でも、ほどよく日本に似た国に住んでいて、感じる不便が少ないからこそ、海外の生活が好きだと思えるのかもしれません。

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