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【10pt】3月対戦会レポートと使用デッキ 第4回

はい、どうも。ぼびたんです。
ナテラ崩壊プレリリースで大爆死してそのフラストレーションを昇華させる為にこの記事を書いています。

本稿では、3月14日に行われたMrdの10ptフォーマット形式による対戦会の内容をレポートします。ULC環境最終となる今回も実りのある対戦会となりました。

[前回からの変更点]

反省点だった「スペルウィッチが強すぎる件」を緩和すべく、バランス調整が入りました。
以下にまとめます。

■《真実の狂信者》をデッキに1枚のみ採用できるようルールを調整しました
《真実の狂信者》は体力が進化前で"5"と数値的に高く、スペルブーストを複数回かけたフォロワーが複数体並んだ場合、このカードを除去する手段が限られていました。
「真実の狂信者が返せない」ことがそのまま敗北に直結するケースが散見されたため、デッキ採用枚数を制限する裁定をとりました。

■BO3におけるデッキ選択で、ウィッチとヴァンパイアを組み合わせられないようルールを調整しました
前回までの10pt環境は【スペルウィッチ】と【アグロヴァンパイア】の2強と言っても過言ではなく、どちらかというと【スペルウィッチ】の勝率が一歩抜きん出ている状態でした。
今回、ウィッチに対して前述したルール調整を行いましたが、調整段階のテストプレイでは「調整後スペルウィッチとアグロヴァンパイアは、ほぼ五分」という結論に至りました。そうなると、この2クラスの組み合わせによるデッキ選択頻度が高くなることが予想されたため、このような裁定をとりました。

この2点のルール調整が入った上で行われた今回の対戦会、結果は以下のようになりました。

[参加者の使用クラスと戦績]

ぼびたん   (V・B)     ×
スケルトン  (V・B)  ○○×
ミズキ    (Nc・V)       ○×
ふるーちぇたか(W・D)  ×
カルマ    (V・B)  ○○○
たら     (E・Nc)   ×
やさしい麦茶 (Nc・B)   ×

優勝はカルマちゃん、準優勝はスケルトンでした。おめでとう!

今回は参加者7人のうちヴァンパイアのクラスを採用した人数が4人と、半分以上を占める結果となりました。
さらには、アーキタイプはどれも【アグロヴァンパイア】でした。やはり【スペルウィッチ】にバランス調整が入ったことがアグヴを握る理由となったようです。
事実、優勝者のカルマも持ち込んだのはヴァンパイアでした。アディショナルカードで登場した《魅惑の教鞭・イオ》の性能がかなり強力だったことも、採用率を大きく押し上げた要因になっていたと思います。

各参加者のデッキは以下です

ぼびたん

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おもちゃにして遊ぼうと思って呼んだスケルトンに初戦で処られてしまいました。
個人的に《魅惑の教鞭・イオ》は【スペルウィッチ】の「鬼呼びクラシカル盤面」を一枚で返し得るから優秀と思い舵を切りましたが、後になって思えばゴールド枠は《悪夢の始まり》の方がまだゲームになったかも、と感じています。
ビショップに関しては安定の天狐の社フォロワー主体軸、最近は漆黒の法典がノイズに感じでいます。天狐の社デッキはこの後紹介するカルマちゃんの構築が結論だと思いました。

スケルトン

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こいつならこの環境を理解し楽しめると思ってましたが、案の定準優勝してキレそうです。
初参戦でいきなり【教会ビショップ】を持ち込んてきました。本人曰く酔狂枠とのことですが、ビートダウン系のアーキタイプに軒並み刺さっており、見識の深さが伺えました。
【アグロヴァンパイア】には《不穏なる闇の街》を採用、ここにポイントを割くとは意外でしたが、考えてみればリソースもテンポも確保できる便利カードでしたね。
やはりチーム外部からプレイヤーを招待して良かった、これからも呼びます。

ミズキ→→

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前回大会からデッキを変えずに臨みました。この2デッキについては前回記事に詳しく書いてますのでそちらで。楽しく回せてマジで強い!
《ジャイアントコブラ》は中盤に相手の盤面に触れる且つ除去されにくいスタッツの守護で、ついでに《眷属の召喚》にもなる強カードです。

ふるーちぇたか

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前回対戦会を沸かせてくれたこの男、今回も独特の構築でした。
【パチンコドラゴン】は言わずもがな、ピーブして運命2回投げて終わり!閉廷!
さらには今回はなんと【魔導の力場スペルウィッチ】を持ち込みました。この力場ウィッチ、ネタかと思いきや強いです。
アミュレットが強く使えるのが10pt、面白い構築でしっかり勝てることを意識している彼にはこのフォーマットを最大限楽しめるセンスがあると感じています。

カルマ

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先述したように【天狐ビショップ】は今回の結論構築、「フォロワー軸で絞るからリソース問題に陥る」という考えのもと、しっかりと解答を用意しました。
【アグロヴァンパイア】で目を引くのはやはり《サロメ》を採用している点。このアーキタイプのシルバー枠に必須と思われた《ヴァンパイアシーカー・ユナ》を差し置いてまで3積みした意図については詳しく聞いてはいないのですが、《ジャイアントコブラ》同様、中盤から終盤を意識しながらジャイコブよりも1コス安く、カード単体以上のバリューを出すこともできるという。他のカードから判断するに、アグロよりもミッドレンジ気味に戦うデッキなのかなと勝手に思っています。
ローテ・アンリミ・2Pick全てのフォーマットに精通しているからこそ、10ptでも結果を残せるのかなと、いつか今回優勝したことを誇れるくらい、この活動が大きくなればなと、そう思えました。

たら

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ちゃんたら。 
10ptの対戦会初参戦ながら、個人的には大満足の「やってる」クレイジーな存在でした。
産業廃棄物と思われていた《デスタイラント》に着目しており、散らしに散らしてますがデッキを後から見てみるとデスタは「あり」なのかもしれないです。【妖怪ネクロ】の安定感も捨てがたいですが、真面目に考察できるのではないかと思いますし、私も今度組んでみます。
正直なところ、今回は環境終盤でしたし狭い箱でやってますので、ある程度デッキの内容は固まっている部分は当然ありました。そんな中でこういった初見だと何してくるかわからんくてケアしようのないのが出てくるのはかなり恐ろしく、意表が突けることは本当にすごくて何より見ててめちゃくちゃワクワクする。中だるみしていた10pt環境に良い刺激をもたらしてくれました。
いや《天翼を食う者》は分からんかったし何なら存在を知らなかった。しかも引けずに雑魚死するし………でも最高でした。

やさしい麦茶

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抽選のシード枠で頑張ってくれました。大会を開くといつも楽しそうに参加してくれて運営する側からするととても嬉しいです。
渾身の《エイラの祈祷》ピン差し、度胸というか肝の座り方はチーム随一かもしれないですね。
麦氏は4月から新社会人で忙しくなって大変ですが、10ptはいつでも始められるし手軽に楽しめることが売りですから、競技向きな側面もあるシャドウバースの難しいところをこの大会が少しでも解消できればなと思います。
またやろうぜ。


以上!いやなげーよ。
すまんな記事あげるのに時間かかっちゃって………気付いたら新弾出ちゃった。
新弾の10ptフォーマットのカード評価も裏ではやっているのですが、記事しようか悩んでいます。

というのも、次回大会が4月4日(土)という、早速やります。
アッパー環境と騒がれているナテラ崩壊、まだまだ参加表明お待ちしてます!

正式リリースがあり次第バランス確認しまして、現在のルール調整どうするか協議します。
もしかしたら今大会のルール調整を一度全て平らにするかもしれません。それについては柔軟にやっていきますので、今後ともお引立て頂ければ幸甚です。

ではまた次回。
ここのヘッダー画像誰か描いてくれねーかなあ。


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