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ボクらが起こしたFの奇跡

「みんなの夢がこのチームを作りました。」

横浜FCは、日本ではじめて市民参加型のクラブとして1999年に誕生した日本のサッカー史上、最大の悲劇が生んだ、奇跡のチーム。
当時小学生ながらに、はっきりと記憶に残っている横浜フリューゲルス消滅の歴史。(この時に吸収合併という言葉を生まれてはじめて認識した記憶がある)

スポーツは、教育もしくは企業の枠組みとされてきた日本のスポーツ界で、「楽しみ」「幸せ」「地域密着」という新しい概念を持ち、世界的なスーパースターを大勢招いて26年前に開幕したJリーグ。

そうやってJに加盟したクラブの一つが、企業の論理に振り回されて、消滅し、残されたサポーターが自ら創り出した市民クラブが横浜FC。

街に出てみると地方クラブのような身近さも一瞬感じる反面、透明性のない色んなしがらみに縛られる部分もあるなと、実際に中に入ってみてここ1ヶ月半くらいで感じたところです。

時代は大きく移り変わって、「みんなでなんとかする市民クラブ」というイメージよりも、一企業、株式会社としての経営努力はあたりまえに求められる中で、情報統制の必要性や権利関係、働き方改革の波も及んでいて、必要以上に過敏になっている部分もあるのかなと。

それは悪いことではないし、むしろあたりまえかなと思う一方で、クラブとサポーターの間にあるギャップの埋め方は横浜FCに限らずどのチームにとっても課題感があるなと感じます。

どうしても「クラブの内側」「クラブの外側」と無意識に分けて、サービスを提供する側と受ける側の間に
ギャップが生じてしまいがち。
顧客満足を提供するには、このギャップを課題と捉えて、それを埋めるソリューションが必要になる。

個人的には、"サポーターに気を使うスタッフ"、"スタッフに求めるサポーター"という構図をできる限り減らして、全員参加で同じ方向を向いてチームを強くするために、お客さんを集めるために何をすべきか議論できるくらいの状況が理想です。

だからこそ、サポーターの声を集めたい。

それをどうやるか、年に一回のサポーターミーティングとかではなく、いつでもどこでも議論できるオンラインサロンとかあると良いと思うけど、、、それは一部の情報リテラシーの高い人の参加のみになる可能性がある。

ただ、全体で実施するには人的リソースも費用もかかってどうしても一大イベント感が出てしまって二の足を踏みがちなので、簡易的にでも急ぎ何かやりたいなと思ってます。

Twitterでひろった声を少しずつ形にしているように、オフラインオンライン両方でクラブがもっと世間に出ていく、そこでの声を形にするという活動はしていきたい。(成果とKPIの設定は正直難しいけどw ただ一番効果的な気はしているw)

「サポーターは理想を追い求めるものであり、会社経営者は現実を見つめるもの。」

という記述があったけど、「サポーターとクラブが理想を追い求めて、会社経営者がその理想を実行するかどうか意志決定する。」

クラブの悩みとしては、すべて形にしたいけど現実を見つめると全部やるには資金的にも難しい。スモールスタートするにしてもスケールするか判断がつかない。といった中で、今なら色んな資金の集め方や特技を形にしてもらったり、さらにはクラウドファンディングもある。だからこそアイディアはあらゆる可能性を探って形にする努力をするべきと思ってます。

みんなの夢が横浜FCを大きくします。
みんなで一緒に夢を見てください。

あまりに都合の良い理想論にとらえる人もいるかもしれないけど、特に中の人間が理想を見なけりゃ成長はないと思うので、少しずつでも形にしていきたい。(ので、何か妙案あればこっそりくださいw)

#yokohamafc #横浜FC #マーケティング

よろしくお願いします🙇‍♂️