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オンラインストアへ遊びに行こう Part 2

こんにちは。再び、ビー・エヌ・エヌ新社の営業部です。今回も編集部のnoteにお邪魔して、「本屋さんのオンラインストアの巡り方」第2弾をお届けします(第1弾はこちら)。

この記事では、私が在宅勤務中についつい巡りに巡ってしまった本屋さんを中心にご紹介したいと思います。前回ご紹介できなかった、少し規模の小さめのお店が中心になります。

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■曲線(仙台)

北園克衛さんの詩からお店の名前を考えられた、とお聞きしました。仙台駅から少し離れたところにある本屋さん。仙台にお住まいの方は、オンラインストアに限らず、実際に訪れることをお勧めします。オンラインストアからもひしひしと感じられる雰囲気の良さ。実際の店舗の佇まいは本当に素晴らしいです。

■ON READING(名古屋)

店名は、アンドレ・ケルテスの『ON READING』から、と思っていますが、振り返ってみるとお聞きしたことはありません。今度お聞きしてみます。自粛前にお店に遊びに行った際、「人類が幸せになるために本屋をやっている」と話してくださったのが印象的です。私たちも人類が幸せになるために出版活動をしています。盟友ですね。ON READINGさんは出版もされています。数年前に出された、『世界をきちんと味わうための本』は私にとって大切な一冊。この本と出会ったことで、この自粛期間を乗り越えらました。

■誠光社(京都)

地下鉄丸太町駅から鴨川の方へ歩いていくと銭湯の煙突が見えて、銭湯のある路地へ曲がると誠光社さんはあります。とても有名なお店なので、知っている方も多いと思います。オンラインストアを覗くと今にも行きたくなってしまいますが、ぐっと我慢。早く訪問できる日が来るといいなと思います。BNNでも『インスタグラムと現代視覚文化論』のイベントをさせていただいたことがあります。

■blackbird books(豊中市)

住宅街の中にあり、気づかずに通り過ぎてしまったことがあります。ブラックバードは日本では黒ツグミという名前で呼ばれています。ヨーロッパでは留鳥だそうですが、日本では渡り鳥だそうです。体長は30cmほど。小さいけれど小さすぎない感じがします。店内もまさに小さいけれど小さすぎない居心地の良い空間です。月に一度、店内にお花屋さんが開きます(今は産休中のようです)。

■READAN DEAT(広島市)

まだ一度も行ったことのない本屋さんです。でも、人づてに噂を聞いたり、ネットで記事を読んだりすると、早く訪れてみたい、早く早くと焦がれてしまいます。

■ブックスキューブリック(福岡)

福岡にある本屋さんです。福岡は営業の担当になったことがほぼなく、ブックスキューブリックさんにも一度しか伺ったことはありません。ほかの本屋さんもそうなのですが、ネットショップ内のカテゴリーが楽しいですね。推したいもの、お客さんに読んでほしいものが伝わる本屋さんだなあと思って眺めています。ミシマ社さんに嫉妬してしまいます。

■B&B(下北沢)

本(Book)とビール(Beer)でB&Bだそうです。私は、本があれば概ね素敵だと思うし、ビールがあればハッピーなので、素敵でハッピーな本屋さんだと思っています。こちらのお店はオンラインストアでデジタルのリトルプレスを販売されています。なんて画期的!

■SHIBUYA PUBLISHING & BOOK SELLERS(渋谷)

お店は渋谷駅から歩いて20分くらいでしょうか。渋谷の境界近く、もうすぐ代々木、そんな場所にあります。オンラインストアはでは、一冊ごと皿のような台に乗せられて写真を撮られています。今日の一品、という言葉が頭をよぎります。なんだか、居酒屋のカウンターで小鉢を注文したような気分になります。私だけでしょうか。私だけかな。

■本屋 Title(荻窪)

荻窪と西荻窪の間にあります。お店の雰囲気が荻窪にとても合っているので、昔からずっとそこにあったような気がしますが、2016年のオープンなので、4年と新しめのお店です。Twitterでつぶやかれる「毎日の本」が好きです。

■H.A.Bookstore

2019年は約71,000冊の新刊書籍が世の中に出ました。2019年に出た本の1%すら、私は読むことができていません。いや、0.1%も読めない。H.A.Bookstoreさんは、本屋さんだけではなく、取次、出版も行っています。71,000冊に埋もれてしまう「1冊」をどうやったら読者に届けられるのだろう、という思いがひしひしと伝わる本屋さんであり、取次であり、出版社です。

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前回の記事から時が経ち、緊急事態宣言も解除となりましたが、まだまだ気をつけなければならない状況ですので、第2弾を書かせていただきました。実際のお店にも早く伺いたいですが、オンラインストアでの本選びもまた楽しいもの。ぜひ、巡ってみていただけたらと思います。[安藤]

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