vol.4 ブルースタジオと「しごと」を、編む
Prologue:暮らしを豊かにする「しごと」
しごとはいつから始まりますか?
しごとはどこから始まりますか?
時間や働く場所が決まっていても、
しごとのスイッチが入るタイミングは人それぞれです。
あるいは、
スイッチのオンオフがはっきりしていない、という人もいるかもしれません。
ところで、「しごと」と読んで、どんな漢字を思い浮かべましたか?
「仕事」と読んだり、「私事」と読んだり、
あるいはもっと違う読み方をすることもできます。
どこにいても、何をしていても、
それら全てが“自分の暮らし”ならば、
「仕事」「私事」とはっきり閉め切らず、その境界を開いてみると、
自分も会社ももっと風通しがよくなるかもしれない。
ブルースタジオの考える「しごと」について、
その舞台となる、スタッフの働く「しごと」場を、今回はご紹介したいと思います。
window:ブルースタジオの「しごと」場
window 1 :地域と育む、8LDK
ブルースタジオは1998年に広告やVI・CIに関わるグラフィックデザイン会社として設立しました。
2000年に空間プロデュースに関わる建築デザイン部門の設立にともない中野区東中野に移転し、
その後の20年を大島ビル第二別館で過ごしてきました。
仕事の広がりにあわせてオフィスも広がり、
一棟ビルをリノベーションした5階建ての事務所を「8LDKオフィス」として特集したことがあります。
業務を行う事務所でもありながら、
お客様との会議室/ショールームでもありながら、
自分達も楽しめるための場所でもある。
その要素は、ブルースタジオのミッションにも、現在のオフィスにも通じるものがあるのかもしれません。
たとえば一見お店のようにもみえる、まちに開かれたオフィスの1階。
お客様を、スタッフを、オフィスと東中野の地域をつなぐ場所です。
たとえばスタッフが企画から練り上げて手作りで行う忘年会。
「ブルースタジオらしい忘年会」は何だろう?を、その年に入社したスタッフが考えながら空間もプログラムも作り上げます。
一人ひとりの強みを活かせる「しごと」の場所が、あちらこちらにありました。
window 2 :新たな地での、つみかさねと変化
東中野の大島ビルの建て替えを機に、2021年に築地へと移転したブルースタジオ。
コロナの時代の中で働き方も変化するなか、かつてブルースタジオが手がけた物件が時を経て、新たな「しごと」場になりました。
20年過ごした東中野から築地へ、
「しごと」場をまちへと広げる、そんな取り組みをいくつか行ってきました。
たとえば築地のお土産を探してプレゼンするまち歩き。
昼食時や通勤時に通る築地を、新しい景色として見直し、伝える時間になりました。
たとえば築地のお気に入りのお店を紹介する築地マップ。
自分のなかのお気に入りを深めながら、分かち合う場所を作りました。
「しごと」場をまちへ広げる取り組みについては、日々インスタグラムでも発信しています。
window 3 :それぞれの場所から紡ぐ、未来の暮らしの物語
ブルースタジオのオフィスは東京だけではなく、福岡にもあります。
その土地に根ざしたスタッフによる、よりいっそう地域に密着した企画を組み立てています。
どこでも同じように働けることも大切ですが、
この場所だから届けられる「しごと」についても、改めてご紹介できればと思います。
またブルースタジオはオフィスだけではなく、「暮らしの相談所」があります。
暮らしにまつわるお悩み相談ができたり、
暮らしがちょっぴりワクワクする品を買うことができたり、
オフィスをこえた「しごと」場は広がります。
Epilogue:ひろがる「しごと」、その先へ
「編む、ブルースタジオ」のvol.4〜vol.6は、
「しごと」特集としてお届けします。
少し遅めの自己紹介となりましたが、まずは自分たちの「しごと」場をお届けしました。
vol.5からは、手がけた「しごと」場を紹介します。お楽しみに。
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