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映画「すずめの戸締まり」を観て

9月24日、「すずめの戸締まり」という映画を観た。2022年の日本のアニメーション映画で、新海 誠 監督の作品だ。

登場キャラクターは、岩戸 鈴芽(いわと すずめ)、宗像 草太(むなかた そうた)、ダイジン、岩戸 環(いわと たまき)、岡部 稔(おかべ みのる)などである。

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あらすじは、
九州の静かな町で暮らす17歳の少女・鈴芽(すずめ)は、「扉を探してるんだ」という旅の青年・草太に出会う。彼の後を追って迷い込んだ山中の廃墟で見つけたのは、ぽつんとたたずむ古ぼけた扉。なにかに引き寄せられるように、すずめは扉に手を伸ばすが…。扉の向こう側からは災いが訪れてしまうため、草太は扉を閉めて鍵をかける“閉じ師”として旅を続けているという。すると、二人の前に突如、謎の猫・ダイジンが現れる。

「すずめ すき」「おまえは じゃま」

ダイジンがしゃべり出した次の瞬間、草太はなんと、椅子に姿を変えられてしまう―!それはすずめが幼い頃に使っていた、脚が1本欠けた小さな椅子。逃げるダイジンを捕まえようと3本脚の椅子の姿で走り出した草太を、
すずめは慌てて追いかける。
やがて、日本各地で次々に開き始める扉。不思議な扉と小さな猫に導かれ、九州、四国、関西、そして東京と、日本列島を巻き込んでいくすずめの”戸締まりの旅”。旅先での出会いに助けられながら辿りついたその場所ですずめを待っていたのは、忘れられてしまったある真実だった。
と、いった内容。

で、観終わっての感想。

待望のネット配信が始まる。ようやく、観れた!

劇場で見ることができなかったため、ネット配信を待ち望んでいた。なかなか、ネット配信にならなかったのだが、週末アマゾンプライムに「すずめの戸締り」を発見!500円はかかるものの、当然すぐに鑑賞した。
新海誠監督の作品は、「君の名は。」は映画館で観た。「天気の子」はネット配信で鑑賞した。どの作品も、すごく良かった!なので、この「すずめの戸締り」を、とても楽しみにしていた。

相変わらず、画像が綺麗なのだ!

言わずもがな、とても画像が綺麗である。本当に、どうしてこんなにも綺麗で、美しく描けるのだろう。いつも感心するばかりである。なので、絶対に映画館で観た方がいいのは分かっている。でも、時間が無くて映画館には行けなかった。今回の鑑賞は、大画面のTVではあるが、それでもこの繊細でステキな画像は、ボクを満足させてくれるのである。

スピリチュアルな内容で、グッとストーリーに入り込んでゆく

今回の「すずめの戸締り」は、言ってみればスピリチュアルな内容である。ボク自身は、全くそのような類のストーリーに、抵抗がない。むしろ好きである。なので、映画の中に入り込んでゆくのも、簡単であった。
さらに、この物語には、日本人なら忘れることができない「311」の内容も含まれている。だからこそ、よりストーリーをリアルに感じてしまう。
草太が椅子になるシーン、ダイジンが言葉を話すシーンともに???ではあるが、アニメならではの楽しみではあるし、これは許せる範囲である。

ホロリとさせられる場面もあり、老若男女に受け入れられる作品

鈴芽の叔母(環)の優しさや、草太の親友(岡部)の友情も含め、ホロリとさせられる場面もある。特に、東京から東北に向けての3人のドライブシーンは、懐メロのシーンや、パーキングエリアのシーン、土手から車が落ちるシーン、雨が降り出して来たときのシーンなどなど、結構笑えるシーンも多数あった。
新海誠監督の作品は、老若男女に受け入れられる作品が多いと感じる。そのあたりがとても上手い。

とにかく、観て良かった。
今日現在、アマゾンプライムで、お金はかかるが、観ることができる。
とても素敵な作品なので、まだ鑑賞していない方は、ぜひ観てもらいたい。


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