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「わらしべ長者」から学ぶ

ミーニングノートを書くようになって3年くらい経ちました。

ミーニングノートとは、ともすれば忘れてしまいがちなチャンスをしっかりと捉えて書き記しておくことで、チャンスのつながりを見つけたり、自分を深く知ることにつながったり、行動を起こすきっかけをつかんだり…というノート術です。

私達、ミーニングノートを書く人が大切にしているのが「わらしべ長者」のお話です。

「わらしべ長者」は、夢の中で「明日、最初に触ったものを持って旅に出よ」とお告げをもらった貧乏な若者が、ワラを拾い、それがみかんになり、反物になり、馬になり、屋敷になりとどんどん繋がっていって、最後幸せになりましたと言う話で、ミーニングノートでは、この最初のワラをつかむ事を大切にしています。

今日、ミーニングノートのコミュニティで「わらしべ長者」の話になり、「この話って、わらをつかんだところが素晴らしいのではなくて、夢の中でお告げを聴き、それを素直に信じて実行に移したい所が素晴らしいね」と言う話になりました。

私たちは「これをやったら良い」と言うアイデアが浮かんだり、アドバイスをもらったりする事が多々あるけれど、実際に行動に移す事がなんて少ない事でしょう。

「どうせやっても変わらない」「そんな事する人はいない」などやらない言い訳はたくさんあるけれど、まず一歩踏み出してみるのが大切なんじゃないか、と言う話になりました。

今、読書会で読んでいる「エフェクチュエーション」の中に、スティーブ・ジョブズのこんな話が載っていました。

周波数カウンターという機械を作りたかった12歳のスティーブ・ジョブズは、一般には手に入らない部品を持っているヒューレッド・パッカード社の創業者の1人が自分と同じ地域に住んでいたので、電話番号を調べて電話を掛けたところ、たまたま在宅していた本人と話すことが出来、部品だけでなく、夏休みのアルバイトもさせてくれ、高校生になるとインターンとして働き、その際に後にAppleの共同創業者となるエンジニアのスティーブ・ウォズニアックに出会った。

見事な「わらしべ長者」的な話ですが、これは1番最初の「電話」がなければ起こらなかった事なんです。

スティーブ・ジョブズも

ほとんどの人は、受話器を取って電話を掛けようとはしない。そして、それこそが時に、物事を成す人たちと、それを夢見るだけの人たちを分けるものなのだ。

エフェクチュエーション P120

と語っていたそうです。

「やった方がいいかな?」って思った事は、踏み出してみる勇気を持つことが大切だと改めて思いました。

と、言う事で、何かにつながるのか、つながらないのか、「まず点を打つ」という気持ちで、去年からずーっと気になっていて、申し込むのをためらっていたYellのサポーター説明会の申し込みをしてみました!

今日のミーニングノートのチャンスの1つはこれにします。

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