コミュニケーションと手話
本に書かれてたこと
それぞれのホームサインを持ち寄って、簡単な意志疎通をするための身振りができた。それが、「ビシン」という状態です。
そういう状態の第一グループがあったところに、何年か経って、また次のグループが集められた。そうすると、その人たちは、最初のグループの「手話」を見て、手話を獲得した。
つまり、第一言語として手話を獲得したのです。各家庭でホームサインはあったかもしれませんが、「手話」と言えるものはなかった。
ところが、集められた時に、前の人たちが使ったピジンを見て、手話を獲得した。この人達が使った手話は、第一グループの人達が使っていた手話とは違って、格段に文法体系がきちんとあって、語彙が増えている。そういう手話を第ニグループの人たちはつくることができた。これを「ピジン手話のクレオール化」と言うことができます。
要するに、人間はそういう本能を持っていて、いくつかのルールと少ない語彙数でしかなかったとしても、それを第一言語として獲得していくときにクレオールになると、それまでの言語とは違った、新しい言語が生まれる。
以上
私は大学時代に手話サークルに通っていました。その時の教材を最近見つけてまた勉強したいと考えています。まずは手話技能検定5級を目標にします。
これには目的があって、新しい自分になりたい。何か身につけたいからです。手話を学ぶと、コミュニケーション力が上がるようです。
それは手話をする際には、感情を伝えるために表情を大切にしてること、またなぜコミュニケーション力が上がるかについては、手話をしながらコミュニケーションを取るときは相手の表情をしっかり見るためコミュニケーション力があがるそうです。
これは聞こえる人にとってはしっかり聞くことに繋がっていると思います。また、表情を大切にすることや手話をやってた時も、表現を大切にしてるように見えたため、今の自分にとって必要だと思っています。
手話サークル時代は他の誰かと勉強して、夜に家に帰る。すごい充実感があったことを覚えています。すごい自然に勉強できるという環境は貴重な場だったと今は思います。
視点を変えて、人の表情を見ると感じるものが違うかもしれません。
皆さんも、そういう表情などにポイントを当てて、音楽映像を見たり、手話を勉強したりするとまた新しい発見があるのではないでしょうか?