身についたこと

視点

高齢者介護をやってたことがある。他の分野も経験しています。

高齢者介護は、本当にいろいろ場面を組み合わせて考えて、視点も変えていくことが必要だと思う。

排泄介護や身体介護はその介護に集中しないといけないと思う。

具体的には身体介護は、介助中に、力加減やその人の様子も見れる。体の可動域の様子もわかる。初めに周りを確認したら、あとは視点はその方やその方の近くを意識すれば大丈夫だ。もちろん時間は気にしないといけない。

次に食事介助は、食事をしてる人に集中しないと、喉詰めもあるためそこは注意が必要だ。あとは食事介助はその人の周りにまで視点を広げ、視点移動などを常に行っていた。

そこで1人ずつ食事を終えられたかの確認と服薬状況を確認していた。そしてその日の体調不良者がいれば、食事状況踏まえてどのような順で就寝準備をして寝ていただくかシュミレーションも行っていた。それは効率ではない、いろいろな体の状況や年代がいるため自ずとそうなる

入浴介助は、入浴に入るまでは、いかに楽しめるかが重要だった。楽しんでもらってその延長線上で入浴に入ってもらっていた。入浴は注意が必要だが一番、良い場面かもしれない。

そしてリーダー業務は、利用者の注意点を聞いて、上記あげた業務の集大成というか、それをイメージして、様々な人の動きをシュミレーションして他の方に仕事をふり、自分のしなければいけない仕事もしていた。

これらのことを考えると、視点をそこに集中するときもあれば、2点に広げることもある、さらにそこに利用者の気持ちを支援する技術、支援も入る。最後は視点を広げたり、自分の頭の中に戻ったりそういうことをやっていた。

それらができてきて救急対応、急を有する対応もできるようになるのだと思う。

そこにあえていれるなら、利用者の生活スペースを綺麗にして自分の気持ちも利用者の気持ちも解放してあげるのが良いと思う。あとは誕生日会やイベントは楽しもう。視点移動ばかりしてると疲れてくるのでそういう部分も大切だなと今は思う。

その上で利用者を総合的に考えていけるようになると思う。

もちろん上記にあげた以外のコミュニケーションが一番重要だし、それが楽しかった部分です。辞めた時は何人かは泣いてくれたからね。そういう風に本気でぶつかって、本気で頼って、本気で信頼してくれるからね。

それ思うと、あの時は本当にだめだめでした。だめな自分もわかるけど、いろいろな表情や顔を出させてくれる、教えてくれるのは本当な気がします。

で、やっぱり今思うのは、すごい専門性がある仕事だと思う。専門性がなければ、どれ1つ行うのは大変だ。そしていろいろなものが繋がって1つの専門性が発揮できる仕事だと思います。

そしてそれらをやってきて何が身についたかと言えば、切り替えではないだろうか。

するべきことと、しないで良いことの判断力、時間の管理能力、行動力は身についたと思う。視点をいろいろな視点を使ってたからこそ、常にいろいろなことを考えるようにはなったと思う。

残存能力や、QOLの向上などはあえて話さず、視点移動について話してみた。

QOLや残存能力を考えて、視点移動を経験して、再度、QOLや残存能力を考えれるようになると、すごく成長していけると思う

社会福祉士で言う実践の振り返りになるのではないでしょうか。