泊まるように暮らす貸別荘生活②グルメ編(伊豆)
伊豆の伊東市にある貸別荘へ行った。
▼どんな別荘かを紹介した①はこちらから
最初の2日はお惣菜や自炊でまかなったが、3日目からは外食を楽しむことに。
別荘のまわりの飲食店をGoogleマップで調べてみたら、車で10分範囲にいろんな店がたくさんあることがわかったからだ。それも結構おいしそうなところばかり。
まずは3日目の午前中、ブランチを食べに行った。選んだのは「キャトルサンドイッチズ」。
「日本中を旅歩いた2人が伊豆半島で出会った素材を自家製食パンでサンドしたクラフトサンドイッチ」とのこと。パンもソースも手作りで、これはおいしいことは間違いない。
ワンちゃん連れもOKということで、テラス席もあったし、店内にリードなどのワンちゃんグッズも売られていた。
サンドイッチはどれもおいしそうで悩んだが、タイプの違うものを2つ頼んでシェアすることにした。
サンドイッチはどちらもすごーくおいしかった!具材のボリュームも味も最高!
BLTサンドのベーコンが燻製っぽくて、いいベーコン使っているなぁとわかる。
紅茶はマリアージュフレールのマルコポーロを置いているのもよかった。そんな店はなかなかない。久しぶりに飲んだマルコポーロ、おいしかったな。
この日の夜は、おいしい地物の魚を食べたいね、ということになり、探していてピンときたのが「肴屋 大ちゃん」だった。
私は滅多にお店を外すことはない。選ぶ時のポイントを少し紹介すると、サンドイッチの店もそうだが、「素材にこだわりがあること」。あと、飲めない人は飲まなくてもいいが、日本酒やワインの種類を揃えていることも大事だ。ちゃんとした日本酒やワインを揃えていて、料理がまずいということはほぼないから。
この店も「地物創作料理」「ワインのソムリエがいる」「静岡の日本酒のラインナップがいい」ということで決めた。
私はこの日はレンビマを服用していたからアルコールは飲めないし、夫も車だから飲めなかったけど、料理は間違いないと自信があった。
行ってみると、想像とは違って、小綺麗な洋風な雰囲気のお店。もっと「和」の感じをイメージしていたのだが、ワインのソムリエがいるだけあって、ワインセラーも充実していたし、メニューも洋風や中華風が多かった。
意外だったが、どれもおいしそう!とりあえずは地物のお造り盛り合わせを注文。
ああ、ここに日本酒があったなら、と何度も思った。地酒と地物の刺身なんて、最高じゃないか。
貼り出している日本酒の銘柄を恨めしそうに何度もチラ見していた。
その他の料理もすべてかなりのレベル!
ちょっと中華風になったが、どれもかなりうまかった。日本酒もいいけど、ソムリエさんに聞きながら、料理に合うワインを楽しむのもいいなぁと思う。
もう一度伊東市に来ることがあれば、必ずここは来たいし、今度は飲む!!
そして、4日目の夜は、別荘生活最後の夜ということで、イタリアンのフルコースを奮発した。(夫が)
と言っても、むちゃくちゃ高いお店ではなく、4950円のディナーコース。
お店は、別荘からなんとか15分で歩けるところだったので、お酒を飲むために徒歩で行った。私もレンビマは休薬。やっぱり1日くらいはお酒も楽しみたいからね。
「地元食材イタリアン ミラコロ」さん。
予約必須だったので、前日にサイトから予約しておいた。
住宅街の中にあり、遠くからみるとそこだけ別空間のように輝いていておしゃれ!
ディナーコースは、パスタとメインディッシュを選べるようになっていて、その種類がすごく多い。どれもおいしそうで迷った。
パスタはシェアすることにして、メインはそれぞれ好きなものにした。
私は塊のお肉はあまり食べられないのだが、ほほ肉煮込みやビーフシチューは大好き。
夫はサーロイングリル、私はビーフシチューにした。
ご夫婦で経営されているようで、少しも気取らずカジュアルにいただけた。
お客が私たちだけだったこともあり、ご主人がいろいろ話しかけてくれた。何かメモしてるなと思ったら、近くの美味しい店のリストを作って手渡してくれた。優しい!
そして、リストには昨夜の「肴屋大ちゃん」もあり、他も私がチェックしていた店だった。(定休日や時間の都合で行かなかったが)
ご主人が言うには、「肴屋大ちゃん」の料理人はもともと中華料理をやっていたとのこと。それであんなに中華風のものがおいしかったのかと納得がいった。(今でもあの麻婆豆腐は忘れられない!)
自分の「おいしいものアンテナ」の精度がいいことを証明できたようで嬉しかった。
とてもいいお店。ここもまた来たい。
そして5日目の朝、「モーニングを食べに行こう」と夫を誘った。これまたどうしても気になる珈琲屋があったのだ。
「珈琲屋美豆(びず)」
行ってみると人気店のようで、先客もいたし、後からも続々やってきて、客が途絶えることはなかった。これまた当たりでしょ。
なんと、好きなドリンクを注文すると、無料でモーニングセットがついてくるのだ。そういうところは珍しくないけど、ここは「えっ!無料はダメですよ、お金とってください!」と言いたくなるようなモーニングだった。
なんという充実感!
どれもおいしいし、珈琲ももちろん丁寧に淹れてくらているのがわかる香りと味わい。
これだけで帰るのはもったいなくて、気になっていたメニューを追加して、夫と分けた。
もちもちでおいしいー!
きなこと白玉と黒蜜の組み合わせって、なんでこんなにうまいのか。誰よ、考えたん?
(余談だが、信玄餅も大好き)
この店、近くにあったら毎日モーニング食べに行きそうだ。
店内には、作家物のうつわなど、雑貨もたくさん売られていた。豆だけを買いに来ている人もいたし、珈琲のテイクアウトもできるようだった。
この日は別荘から帰る日。
夫もそんなに仕事がないというので、パソコンでTVerにあった漫才番組を2人で見て、ケラケラ笑いながら過ごした。
それから荷作りをして、夕方4時頃に大阪へ向けて出発。
途中、最後に寿司を食べようということになり、「海と寿司と揚げ 伊豆まるす」という店に立ち寄った。
伊豆は金目鯛が有名なのだが、ここはこのキンメを干物にしてから棒寿司にしているという。
キンメの干物の寿司なんて、たぶんここくらいしか食べられないのでは?と思い、最後に食べてみた。
これがめっちゃうまい!
もともと干物が好きなので、これはかなり気に入った。干物も寿司になるのね。
他に地物魚の寿司も食べて、お腹いっぱい、大満足!
あと、別荘から近いところにも干物専門店があり、そこではお土産に干物を買った。キンメとアジとサバ味醂干し。
今日、アジを焼いて食べたらおいしかった。
キンメの大きい干物も買ったので、食べるのが楽しみだ。
干物店はたくさんあって、わりとどこで買っても失敗はなさそう。
とにかく伊東市は美味しいものがいっぱいで、まだまだ行きたいお店もある。
今回紹介したお店は自信を持っておすすめできるので、東伊豆を訪れたら、ぜひ寄ってみてほしい。
※次回は伊豆の【動物園編】です。