
D2Cニューヨーク視察記
ニューヨークでリテール新潮流と言われるD2Cブランド(Casper, WARBY PAKER, EVERLANE,, AWAY, allbirds, CUYANA, PELOTON)の実店舗をたくさん見てきました。
d2cのCasperの実店舗いくつかまわったのだけどデザイン良いですね。柔らかくてやさしい。四角い箱はマットレス、円柱の箱は枕、パッケージの佇まいもかわいい。 pic.twitter.com/1oEsAI7mV5
— Yoshiyuki Yokoyama / 横山義之 (@bluerasheen) October 16, 2018
生活用品てデザインなくてもある程度売れるだろうしそもそもデザイン求めてなかったふしあるけども、web発の企業がデザイン思考というかUX指向で業界席巻してくさまはすごいなあ。 pic.twitter.com/KvY3hmv4gg
— Yoshiyuki Yokoyama / 横山義之 (@bluerasheen) October 16, 2018
d2cのWARBY PAKERへ。3店舗見ましたがどこもお客さんでいっぱい。大きな店舗に品良く陳列されてるのが良いなあ。 pic.twitter.com/9xFHKOWAg3
— Yoshiyuki Yokoyama / 横山義之 (@bluerasheen) October 18, 2018
グラフィックなどデザインの世界観も力が抜けててエエ感じですね。また売上に応じて途上国のメガネ支援とか、ビジネススキームも今どきでファンになりますね。 pic.twitter.com/RYgEO6gnWx
— Yoshiyuki Yokoyama / 横山義之 (@bluerasheen) October 18, 2018
WARBYPAKER for kidsは子どもの知的好奇心、店頭で飽きさせない、ブランドへの好感などなどやさしいブランディング。 pic.twitter.com/TYZpBwpAse
— Yoshiyuki Yokoyama / 横山義之 (@bluerasheen) October 21, 2018
D2CのEVERLANEへ。行列に20分位並びました。行列もブランディングにしてる感じも良いですね。待ってる人に水配ってくれてました。 pic.twitter.com/NG0YDcdMZw
— Yoshiyuki Yokoyama / 横山義之 (@bluerasheen) October 20, 2018
D2Cはブランドストーリーが大事なんだなあと。EVERLANEは洋服にかかる原価を公開してるのが共感を呼ぶみたいですね。 pic.twitter.com/hMrjyOezh0
— Yoshiyuki Yokoyama / 横山義之 (@bluerasheen) October 20, 2018
そういえばWARBYPAKERはLower Manhattan地区の、EVERLANEはNolita地区の「オリジナル地図」をそれぞれ作ってるのが興味深かった。このみんなで感、良いよなあ。 pic.twitter.com/pPgMRFP9d3
— Yoshiyuki Yokoyama / 横山義之 (@bluerasheen) October 20, 2018
キャリーバッグd2cのaway。テレビCMでは100日間返品無料って言ってたような…。キャリーについてるUSB使うんかい笑、って思ってたけど、レンタル気分で一回充電体験しちゃうと手放せなくなるんだろうなあ。うまいなあ。創業者は元WARBY PARKERとか… pic.twitter.com/9bnVZGbnHT
— Yoshiyuki Yokoyama / 横山義之 (@bluerasheen) October 18, 2018
d2cのallbirdsへ。2種類のラインナップでカラバリたくさん。靴買うと紐もう1つもらえるよう、うまいなあ。ちょっとだけこだわりのカスタム出来ます…位が今ちょうど良いのかもなあ。ソールだけも売ってるようで、なおしながら履ける長持ちする靴。 pic.twitter.com/bLpOPOrb1H
— Yoshiyuki Yokoyama / 横山義之 (@bluerasheen) October 18, 2018
D2CのCUYANAものぞいてきました。CUYANAは消費主義に疑問を抱いた外国人2人が少量生産なのでこだわる人だけ買って!みたいな世界観らしい。ここでも共感が武器になっているよう。
— Yoshiyuki Yokoyama / 横山義之 (@bluerasheen) October 20, 2018
おもしろいなあ。 pic.twitter.com/VG7DoYoFyC
どのD2Cブランドも店内外たくさんの人がいて、いつも賑わってる感じがしました。だけど、D2Cブランドのみが賑わっているのか?というと、必ずしもそうではなく、街全体が活気づいてる印象だったので、言われているような、D2Cブランドが既存ブランドを駆逐する…という程の劇的な違いを、店舗だけ見ている限りでは、みつけることができませんでした。
ただ、今思い返すとひとつ印象的な風景があって、それは、いくつかのブランドで、返品専用の列があったこと。(それもEVERLANEは店舗入口に専用レーンがありました。店舗外から見ても返品している人がまず見える。常に4~5人並んでいるような感じ)
WARBY PAKERは5本まとめてお試しが出来るとか、AWAYは100日間無料トライアル出来るとか、サービス設計工程にここら辺のUXまでをも含んでいるとすると、たしかに既存ブランドとは大きな違いになるなあと感じました。
D2Cわかるようでわからないなあ笑、と思って書き出して考えてみたのですが、
D2Cって大体こういうことだろうか…。
— Yoshiyuki Yokoyama / 横山義之 (@bluerasheen) October 20, 2018
結局、ネットに至る順番は違うけども、無印とかユニクロもそうなのかもなあ…、ブランディングとオリジナリティ pic.twitter.com/1HsMYig8qn
twitterでリ・コメントいただきました。(ありがとう)
なるほどー!
— Yoshiyuki Yokoyama / 横山義之 (@bluerasheen) October 21, 2018
企業が社会的取組みしてるからファンになるだけじゃなくて、購入体験自体が自分も社会貢献に参加してるってことなんですね…それはたしかに良いですねー。 https://t.co/BqOmnleR8u
なるほどねと。
D2Cが広がる世の中の大前提として、いわゆるミレニアル世代の新しい価値観が社会的背景としてある…って話がそういえばあったよなあと。
FiNKの人がいってた言葉を借りると、
ミレニアル世代は自分らしく生きているか、輝いているか、どれだけ素敵なつながりに囲まれて生きているか、といった無形の内面的な豊かさを求めるようになっている。
価値観が変わるということは、当然ブランドの響く部分も変わるので、ブランディングしていく側も変化が求められるなあ。それにしても新しい人達が、新しい人達の感覚で、既存の延長線上とは違う新しい方向に向かうのって、なんか良いというか、羨ましいなあ、笑。
そういえば、
ニューヨークは街中weworkだらけ…weworkに入ってる会社で働きたいなあー。 pic.twitter.com/I6ACSWzFhH
— Yoshiyuki Yokoyama / 横山義之 (@bluerasheen) October 20, 2018
だったのだけど、こんなニュースがちょうど…
またニューヨークのTV-CMではWARBY PAKERとAWAYの他、PELOTONも見かけました。
PELOTON、WebやテレビCMでは通わなくても家でやる方が楽だよね続けられるよね的訴求に見えたけど、店舗は人の出入りがひっきりなし、店舗奥では30人以上がトレーニングしてました…平日の昼なのに…。
— Yoshiyuki Yokoyama / 横山義之 (@bluerasheen) October 21, 2018
そして泊まってるホテルでもペロトンあるよ!って書いてある…ペロトンの世界観とは一体…。 pic.twitter.com/eNj8ci0xIA
なんだか、まだまだいろいろ面白いことがD2C周辺で起きつつ、さらに変化していくような未来を感じますね。
帰国してからも色々考えてるのですが、なんとなくD2Cってデザインっぽいというか、デザインの面目躍如的な感じしません?(僕だけ笑?)
デザイナーが考えそうなこと、デザイナーだったら大切にするところをエエ感じに押さえていて、D2Cが世の中をドライブさせていくことにデザイナー自身小気味よさを感じるというか、デザインが肯定されている感覚に陥るというか…笑。
Forbes JAPANのデザイン特集、D2CのWARBYPAKER,EVERLANE,AWAYも紹介されてますね。 pic.twitter.com/VJHVBBkX6f
— Yoshiyuki Yokoyama / 横山義之 (@bluerasheen) December 31, 2018
D2CについてUX MILKでLTしてきました。
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